※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

セイクリッドセブン
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
アルマ・タンドージは孤独な生活を送っていた。ある日、執事とメイドを従えた少女・ルリ・アルバが彼を訪ねる。アルマに秘められた聖なる力「セイクレッドセブン」を知る彼女は、その力の貸与を願う。しかし、過去に異常な力で多くの者を傷つけたアルマは拒否し彼女を追い返す。その時、関東地方の平和な町に怪異な「ダークストーン」の怪物が突然現れる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
孤独に暮らす高校生アルマ・タンドージのもとに、ある日、執事とメイドを従えた少女ルリ・アルバが訪れる。彼女はアルマに秘められた聖なる力「セイクレッドセブン」の貸与を願うが、かつて自らの異常な力で多くの者を傷つけた過去を持つアルマは、それを拒んで彼女を追い返す。だがその直後、平和な町に黒い結晶「ダークストーン」から生まれた怪異な怪物が突如出現し、人々を脅かしはじめる。力と向き合うことを迫られたアルマは、ルリたちアルバ財団とともに、ダークストーンとの戦いへと身を投じていく。
みどころ・魅力
① 鉱石モチーフの変身と迫力のアクション
アルマが「セイクレッドセブン」へと覚醒し、ダークストーンの怪物と激突するバトルが本作最大の見どころ。サンライズが手がける重厚な作画と、鉱石をモチーフにした独特の変身デザインが、力強くも美しい戦闘シーンを生み出している。光と闘志がぶつかり合うアクションは見応え十分だ。
② 孤独な少年アルマと少女ルリの距離の変化
力を恐れて心を閉ざしていたアルマが、ルリやアルバ財団の仲間と出会い、少しずつ人との関わりを取り戻していく過程が丁寧に描かれる。互いに不器用ながら信頼を深めていく二人の関係性が、物語に温かさと切なさを添えている。
③ 鉱石(ストーン)を軸にしたSF設定の世界観
ダークストーンとセイクレッドセブン、対をなす石の力が物語の核を担う。なぜアルマだけがこの力を宿すのか、ダークストーンはどこから来るのか——謎が少しずつ明かされていく構成が、SF作品としての奥行きを与えている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 大橋誉志光 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田伸 |
| 原案キャラデザ | いのまたむつみ、形部一平 |
| キャラクターデザイン | 千羽由利子、中田栄治 |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| 美術監督 | 河野次郎 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | フィクションジャンクション「stone cold」 |
| OP | 南里 侑香「輝跡-kiseki-」 |
| ED | 南里侑香「輝跡-kiseki-」 |
| ED | フィクション・ジュクション「stone cold」 |
| ED | 中島愛「つながるまで」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
サンライズのオリジナル、と聞いて少し身構えるくらいには裏切られてきた人間なので、最初はそこまで期待していなかった。2011年、ロボットも出てこないアクションもの。あらすじを読んだ時点では「力を持て余した少年が、よくわからない組織の少女に巻き込まれる話」くらいの解像度しかなくて、正直、一周目はほとんど内容が頭を素通りした。サンライズのやつ、という記憶だけが残って中身は曖昧、という典型だった。ところが二周目で、孤独な少年が誰かに必要とされる瞬間の描き方が妙に丁寧なことに気づいて、あれ、こういう話だったのか、と座り直した。覚えていなかったというより、最初は見る角度を間違えていたんだと思う。
力で人を傷つけた少年に、それでも「力を貸してくれ」と言う話
丹童子アルマという少年は、自分の力で人を傷つけた過去を抱えて、教室の隅で息を殺すように生きている。セイクレッドセブンという聖なる力は、本人にとっては呪いに近い。制御できないもの、人を遠ざけるもの、自分を独りにしたもの。だから彼は最初、執事とメイドを連れて現れたルリ・アルバの願いを撥ねつける。力を貸せと言われて、いちばん拒否反応が出る種類の人間なのだ。
この作品が面白いのは、そこで「力は使い方次第」みたいな安い回収をしないところだと思う。アルマが少しずつ変わっていくのは、力の正しい使い方を教わったからじゃない。自分の力を、怖がらずに「必要だ」と言ってくれる人間が、目の前に現れたから。傷つける力と、守る力は、たぶん根っこは同じもので、その向きを決めるのは本人の覚悟というより、隣に立っている誰かの存在だったりする。そのことを、説教くさくない手つきで描いている。
能力バトルものとして見ると、この作品は確かに地味だ。怪異なダークストーンとの戦いも、派手さで押し切るタイプではない。でも「力を持て余した人間が、その力ごと受け入れられていく」という一点に絞って見ると、序盤のぶっきらぼうなアルマと、終盤の彼の顔つきの差で、ちゃんと殴ってくる。寺島拓篤の声が、その不器用な変化を細かく拾っていて、二周目はそこばかり聴いていた。低く閉じていた声が、終盤になるとほんの少しだけ開く。あの変化のために前半の無愛想があったのか、と腑に落ちる。
特に刺さったシーン
特に刺さったのは、アルマの数少ない友人・鏡誠の存在だった。入野自由の声が、軽そうに見えて要所で芯を見せるあのバランスで、アルマの孤独をうまく相対化してくれる。重たい主人公の隣に、こういう「普通に喋ってくれる奴」が一人いるだけで、物語の呼吸が変わる。三宅健太が演じる誠の父まわりの場面になると、家族という単位の重さがふっと差し込まれて、画面の温度がまた一段変わるのも良かった。
あと敵側、研美悠士まわりの不穏さ。小西克幸の低くて湿った芝居が、序盤のダークストーンが現れるシーンの空気を冷やしていて、ここでこの作品の本気度を疑わなくなった。岡本信彦の輝島ナイトも、軽口の奥に得体の知れなさがあって、最後まで油断できない。バトルの作画そのものより、こういう声の温度差で人間関係の距離を描くところが、思い返すとこの作品のいちばん良かった部分だ。
読んで見たくなったら——『セイクリッドセブン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 能力バトルそのものより、力を持った人間の内面のほうに興味がある人
- サンライズオリジナルの、ちょっと不器用な熱量を面白がれる人
- 孤独な主人公が誰かに必要とされていく過程を、じっくり見たい人
合わない人
- 最後まで隙のない派手なアクションを期待している人
- 設定やSF考証をきっちり積み上げてほしい人
- テンポよく分かりやすく転がっていく展開を求める人
次に見るなら
絶園のテンペストが好みに近い。力に振り回される少年たちが、それでも前に進もうとする話で、能力よりも人間同士の距離のほうに重心がある。アルマと誠の関係に何か感じたなら、こちらの会話劇の濃さも刺さるはず。
居場所のなかった主人公が受け入れられていく過程を、もっと優しい温度で描いた作品として翠星のガルガンティア。孤独な少年が世界と和解していく物語の手触りが、セイクリッドセブンと地続きに感じられる。
「謎めいた力を持った少年が、組織と少女に巻き込まれていく」という入口が気に入ったならキャプテン・アースも。立ち上がりの巻き込まれ方の質感が近くて、合わせて見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「セイクリッドセブン」は、dアニメストアとDMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を豊富に取り揃えた両サービスなら、第1話から最終話まで通して楽しめます。気になった方は、どちらかのサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「セイクリッドセブン」は、dアニメストアとDMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を豊富に取り揃えた両サービスなら、第1話から最終話まで通して楽しめます。気になった方は、どちらかのサービスでチェックしてみてください。
