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聖痕のクェイサー II
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
サーシャは新しいマリアとしてハナとコンビを組む。彼らは全女子学園に潜入し、サーシャは女装を余儀なくされる。ある女生徒に現れたクヴァーザー関連の秘宝「雷鳴のマグダラ」を探すためだ。しかし彼らの捜索には競争相手が存在する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「聖痕のクェイサー」の続編にあたる本作では、新たな「マリア」としてサーシャがハナとコンビを組みます。二人が向かったのは、とある全寮制の女子学園。そこに現れたクヴァーザー関連の秘宝「雷鳴のマグダラ」を探し出すため、サーシャは学園へ潜入することになりますが、その任務のために女装を余儀なくされてしまいます。しかしマグダラを狙うのはサーシャたちだけではなく、競合する勢力も同じ秘宝を追っていました。元素を操るクェイサー同士の争奪戦が、華やかな女子学園を舞台に幕を開けます。
みどころ・魅力
① 女装潜入というトリッキーな設定
前作で戦いの中心にいたサーシャが、本作では女子学園に潜入するため女装を強いられるという意表を突く展開でスタートします。シリアスなバトルと、正体を隠しながら学園生活に紛れ込むコミカルさが同居し、続編ならではの新鮮な切り口を楽しめます。
② 元素を操るクェイサーたちのバトル
鉄や水銀など、特定の元素を自在に操る「クェイサー」同士の能力バトルが本シリーズの核です。秘宝「雷鳴のマグダラ」をめぐる争奪戦では、それぞれの能力や思惑がぶつかり合い、敵味方入り乱れた緊張感のある攻防が描かれていきます。
③ 攻めの作風とお色気演出
クェイサーが力を得るための独特な設定を背景に、際どいお色気シーンが多数盛り込まれているのも本作の特徴です。アクションとサービス描写を大胆に振り切った作風で、刺激的な映像を求める視聴者に向けた一作と言えるでしょう。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 金子ひらく |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| 原案キャラデザ | 佐藤健悦 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 永吉幸樹 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ファイラン「螺旋、或いは聖なる欲望。」 |
| ED | 少女病「metaphor」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「II」とついている。つまりどこかに「I」がある。当たり前の話なのに、再生ボタンを押すまでそのことに頭が回らなかった。前作を見ないまま続きから入る人間がどれだけいるのか知らないが、ここにひとり。最初は、タイトルの厳かさと中身のギャップを笑うつもりで見始めた。聖痕、というほど神聖そうな単語を背負っておいて、やっていることは女子校への潜入と女装である。ところが二、三話進むと笑えなくなってくる。アクションの間合いがやけに本気で、キャラクターたちが妙に必死だからだ。一周目はネタとして、二周目は普通にアクションものとして見ていた。気づけば前作のIまで遡って追っていた。問題作という言葉は、たぶんこういう寝返り方をさせる作品のためにある。
お色気の顔をして、中身は潜入スパイの緊張感で動いている
この作品を「お色気アニメ」の一言で片づけるのは、たぶん半分しか見ていない。表面のギミックは確かに露骨だ。ソーマと呼ばれる力の供給源、それを受け渡す『マリア』という役割、設定だけ並べれば冗談みたいに偏った話に見える。でも本編が時間を割いているのは、そこではない。サーシャが女装してまで女子校に潜り込み、『雷鳴のマグダラ』という秘宝を探す——この一連の流れに通っているのは、色気よりもむしろ潜入スパイものの張り詰めた空気だ。バレたら終わり、という前提が常にある。正体を隠す者の居心地の悪さ、敵か味方か分からない同級生たちとの距離の測り方、先に宝へ手をかけようとする競争相手の影。コメディの顔をしながら、骨格はわりとシリアスなスパイ劇なのだ。私が引っかかったのはここだった。過剰な設定を恥ずかしがって薄めるのではなく、むしろ全力で振り切ることで、逆に物語の芯が立ち上がってくる。露骨さは目くらましで、その裏で『正体を偽った人間が、偽った場所で本物の感情を抱えてしまう』という、けっこう普遍的な後ろめたさを描いている。女装という設定ひとつ取っても、ただの記号で終わらせず「演じている自分」と「素の自分」のあいだの揺れに変換していくところがある。問題作と呼ばれるのは内容の過激さのせいだろうが、私にとっての問題は、笑いに来たはずなのにいつの間にか潜入の成否を本気で気にしている自分の方だった。
特に刺さったシーン
刺さったのは、派手な戦闘そのものよりも、正体を隠している人物が素の感情を漏らしてしまう瞬間だった。終盤の追い込まれた展開で、それまで余裕の顔をしていたキャラが一気に剥がれていく——あの落差の付け方がうまい。声の芝居が効いている。桂木華を演じる日笠陽子は、強気と崩れの振れ幅を平然と行き来して、こちらの感情を勝手に引っぱっていく。山辺燈役の豊崎愛生は、あの柔らかい声を一番不穏なところに置いてくるから油断できない。序盤のなんでもない会話シーンですら、二周目に見ると伏線として光って見えてくる。最初に見たときは聞き流していた一言が、後からじわっと効いてくる作りだ。作画も、力を入れる回とそうでない回の差が正直にあるけれど、入れてくる回の戦闘は容赦がない。光と影の置き方が古い少年漫画の決めゴマみたいで、そこは素直に手が止まった。
読んで見たくなったら——『聖痕のクェイサー II』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 設定の過激さを「笑い」として受け止めつつ、その下のアクションを本気で楽しめる人
- 正体を隠す・潜入ものの張り詰めた緊張感が好きな人
- 前作Iから世界観を追っていて、サーシャたちのその後が気になっている人
合わない人
- お色気描写そのものに生理的に乗れない人(中心の一つなので避けようがない)
- 設定を地に足のついた手順で積み上げてほしいタイプの人
- 過剰さを「悪ふざけ」と感じて、そこで気持ちが冷めてしまう人
次に見るなら
ハイスクールD×Dが好きなら、こちらの肌触りはかなり近い。露骨な描写と本格バトルが同居していて、表のお色気の裏でちゃんと熱い戦いをやるバランスが共通している。
振り切りの潔さで選ぶならクイーンズブレイド。セクシー描写と戦闘を真正面から全力でやり切る姿勢が似ていて、半端にやらない覚悟のところで響くものがある。
超自然の力と学園、潜入めいた立ち回りの空気が好きならストライク・ザ・ブラッドもおすすめ。バトルの本気度を軸に次を選ぶならこのあたりが地続きに感じられる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「聖痕のクェイサー II」は、dアニメストアとDMM TVで視聴できます。どちらもアニメ作品を多く取り揃えた配信サービスですので、続編から一気に楽しみたい方も入りやすい環境が整っています。気になる方は、お使いのサービスで配信状況をチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「聖痕のクェイサー II」は、dアニメストアとDMM TVで視聴できます。どちらもアニメ作品を多く取り揃えた配信サービスですので、続編から一気に楽しみたい方も入りやすい環境が整っています。気になる方は、お使いのサービスで配信状況をチェックしてみてください。


