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声優ラジオのウラオモテ
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | CONNECT |
夕日ユグレと歌音ウタタネは高校の同級生で、週刊ラジオ番組の共同司会者。リスナーには完璧な友情を演じているが、実際には正反対の性格。オンエア外では混乱と罵倒に満ちている。彼らの不安定な関係は、激動する友情とライバル意識の中で、芸能界の厳しい世界を切り抜けていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
週刊の声優ラジオ番組で共同パーソナリティを務める、ある女子高生コンビ。番組の中ではリスナーに向けて仲睦まじい「親友」を演じていますが、マイクを切った素顔はまるで正反対。性格も価値観もかみ合わず、オンエア外では衝突と本音がぶつかり合う毎日を送っています。表向きの完璧な友情と、楽屋裏のリアルな関係——その二面性を抱えながら、二人は厳しい芸能の世界を生き抜いていきます。揺れ動く友情とライバル心の狭間で、彼女たちの距離は少しずつ変化していく。声優というキラキラした世界の「ウラ」と「オモテ」を描く、青春お仕事ドラマです。
みどころ・魅力
① タイトル通りの「ウラとオモテ」のギャップ
オンエア中の完璧な親友演技と、マイクオフでの容赦ない罵り合い。その落差こそが本作最大の魅力です。テレビやラジオが見せる「作られた仲良し」の裏側を、コミカルでありながらどこかリアルに描き出していきます。
② 声優業界のリアルな舞台裏
収録現場やイベント、SNSでの立ち回りなど、華やかな声優の世界の知られざる実情が物語に織り込まれています。憧れだけでは語れない芸能界のシビアさが、青春群像劇にぐっと深みを与えている点も見逃せません。
③ ぶつかり合うからこそ近づく二人の関係
正反対の性格ゆえに衝突を繰り返しながらも、ライバルとして、そして相棒として互いを認め合っていく過程が大きな見どころ。揺れ動く距離感の変化が、回を追うごとに胸を熱くさせてくれます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橘秀樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大知慶一郎 |
| 原作 | 二月公 |
| 原案キャラデザ | さばみぞれ |
| キャラクターデザイン | 滝本祥子 |
| 音楽 | 高橋邦幸、広川恵一 |
| 美術監督 | 諸熊倫子 |
| 音響監督 | 土屋雅紀 |
| OP | 伊藤美来「Now On Air」 |
| ED | 伊藤美来「STAND BY YOU」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「声優が主人公のやつ、また増えたな」くらいの軽い気持ちで再生した。この手の作品は雰囲気だけ業界モノっぽくして中身が薄いことも多いから、半分は流し見のつもりだったのだ。ところが、オンエア中は息ぴったりの「仲良し二人組」が、CMに切り替わった瞬間に真顔で罵り合う——あの落差を最初の数分で見せられて、姿勢が変わった。これは声優アニメの皮をかぶった、もっと意地の悪い話だ。2回目に見たときは、ラジオパートのにこやかな声の裏で二人がどれだけ無理をしているかが分かってしまって、初回は笑っていた場面で笑えなくなった。同じシーンが、見るたびに違う温度になる作品だ。
「仲良し」を演じる嘘が、いつのまにか本物を侵食していく話
夕陽がしぐれと歌種やすみ。マイクの前では呼吸の合った名コンビを演じ、本番が終われば口もききたくない——構図だけ取り出せば、芸能モノにありふれた設定だ。でもこの作品がただの裏表ネタで終わらないのは、「嘘の友情」をはっきり職業として引き受けさせるところにある。リスナーが求めているのは仲良しの二人で、それを毎週届けるのが仕事だ。だから二人は、好きでもない相手と笑い合う。承認欲求でも自己表現でもなく、まず仕事として嘘をつく。ここの割り切り方が、見ていて妙に生々しい。
面白いのはその先だ。つき続けた嘘が、本人たちの素の感情にじわじわ染みていく。回を重ねるうちに、どこまでが演技でどこからが本心なのか、当人にも見分けがつかなくなっていく。表で作った「仲良し」が、裏の本音をゆっくり浸食していくのだ。マネージャーの加賀崎りんご(小清水亜美)や、二人を見守る構成作家の朝加美玲(福圓美里)といった大人たちが、その危うさを承知のうえで適度に放っておくのも効いている。この作品は「本当の自分」と「作った自分」を単純に対立させない。演じているうちにそれが本物になってしまうこともある、という地続きの怖さと、ほんの少しの優しさを同時に描く。そこが、よくある業界アニメと一線を引いている部分だと思う。
特に刺さったシーン
序盤、オンエア中の二人がリスナーへ満面の笑顔で語りかけ、CMに切り替わった瞬間に表情を落とす——あの一拍の落差が忘れられない。声の作り方がまるで違うのだ。本番の声は角が取れていて、裏に回った途端に地金がむき出しになる。同じ役者が一人二役をやっているような切り替えで、ここで思わず巻き戻した。
家の場面も効く。由美子のママ(柚木涼香)の、娘の仕事をどこまで分かっているのか掴めない距離感。千佳の母(川澄綾子)が見せる、芸能界に向けたひんやりした視線。親の前では二人とも、ラジオの自分とも素の自分とも違う、もう一枚別の顔になる。裏の裏があるわけだ。
先輩声優の柚日咲めくる(東山奈央)が出てくる回も好きだ。プロとしての距離の取り方を、台詞そのものではなく声のトーンだけで突きつけてくる。憧れと牽制が同居した芝居で、東山奈央のうまさが派手さなしに刺さってくる。
読んで見たくなったら——『声優ラジオのウラオモテ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本音と建前の落差そのものを味わいたい人
- 業界モノの、きれいごとじゃない部分が見たい人
- 仲の悪い二人の関係が転がっていくのを延々と眺めていたい人
合わない人
- 登場人物に分かりやすく感情移入して、まっすぐ応援したい人
- ぴりぴりした人間関係を見続けると疲れてしまう人
- 声優ネタやラジオ文化にまったく興味がない人
次に見るなら
SHIROBAKO——アニメ業界の裏側を、理想と現実の両方からすくい上げる。仕事として何かを作る人たちの泥くさい部分が好きなら、こっちも合う。
夜のクラゲは泳げない——匿名で発信する自分と、素の自分のあいだで揺れる話。表の顔と裏の顔というテーマが響いたなら、確実に刺さる。
【推しの子】——芸能界の光と闇、作られた笑顔の裏側を扱う。芸能界の厳しさの描写に惹かれたなら、より深いところまで連れていかれるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「声優ラジオのウラオモテ」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。複数の配信サービスで取り扱いがあるため、すでに利用しているサービスがあれば、そのまま追加料金を気にせず楽しめます。アニメ配信に強いdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、自分に合ったサービスを選んで視聴してみてください。
よくある質問
まとめ
「声優ラジオのウラオモテ」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。複数の配信サービスで取り扱いがあるため、すでに利用しているサービスがあれば、そのまま追加料金を気にせず楽しめます。アニメ配信に強いdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、自分に合ったサービスを選んで視聴してみてください。
