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チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃(ひかり)~
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Telecom Animation Film |
世界で起きるすべてを記す「鎖の年代記」の物語。遠く離れた大陸イグドの民は、自分たちの大陸の外に何もないと考えていた。大陸はいくつかの地域に分かれ、それぞれ王を持つ。小競り合いはあるものの、国王たちの会議で選ばれた領主が常にバランスを保ち、平和を維持していた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界で起こるすべての出来事を記すという「鎖の年代記(チェインクロニクル)」。その物語の舞台となるのは、外の世界を知らずに暮らしてきた遠く離れた大陸イグド。大陸はいくつかの地域に分かれ、それぞれに王を戴いていた。小競り合いは絶えないものの、国王たちの会議で選ばれた領主が常にバランスを保ち、長きにわたって平和が維持されてきた。しかしある時、世界そのものを呑み込もうとする「黒の軍勢」が出現し、大陸は未曾有の危機に直面する。義勇軍として立ち上がった若者たちは、かけがえのない仲間とともに、世界の命運をかけた戦いへと身を投じていく。みどころ・魅力
① 人気RPGが原作の重厚なファンタジー世界
スマートフォン向けRPGとして多くのファンを獲得した「チェインクロニクル」が原作。王と領主が治める大陸イグドを舞台に、緻密に作り込まれた世界観と壮大なスケールの物語が映像で描かれます。ゲーム未プレイでも入り込める骨太な王道ファンタジーです。② 義勇軍を彩る個性豊かなキャラクターたち
世界を救うために集った義勇軍には、出自も信念も異なる仲間たちが名を連ねます。それぞれが抱える過去や想いが丁寧に描かれ、戦いを通じて深まっていく絆が物語に厚みを与えます。豪華声優陣による演技にも注目です。③ 世界の命運をかけた迫力のバトル
「黒の軍勢」との戦いは、剣戟や魔法が飛び交うダイナミックなアクションで描かれます。仲間と力を合わせて強大な敵に立ち向かう熱い展開と、その先に待ち受ける選択が、観る者を引き込みます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 工藤昌史 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| 原案キャラデザ | |
| キャラクターデザイン | 工藤昌史 |
| 音楽 | 甲田雅人 |
| 美術監督 | 陳場大輔 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | ナノ 「MY LIBERATION」 |
| ED | 遠山奈緒「True Destiny」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ソシャゲ原作のアニメ、と聞くと反射的に肩に力が入る。販促のための総集編か、それともキャラ紹介の名刺交換会か。そういう警戒心を抱えたまま再生ボタンを押したのが、正直なところの始まりだった。チェインクロニクルは元がセガのRPGで、義勇軍だの黒の軍勢だの、王道も王道のファンタジー。最初の数分は「ああ、やっぱりカードゲームの絵が動いてるやつね」と斜に構えていた。ところが石田彰の声が乗った瞬間に、その構えが少しだけほどけた。低くて、迷いを含んだ主人公の声。2017年の作品を今さら掘り返したのは、配信を漁っていてたまたま引っかかったからで、たいした動機じゃない。なのに気づいたら最後まで観ていて、しかも一度では拾いきれなかった台詞があって、結局もう一周している。
世界が黒く塗りつぶされていく中で、それでも年代記を書き継ぐという話
この作品の根っこにあるのは、タイトルそのものだと思っている。「鎖の年代記」——世界で起きるすべてを記す書物。最初はただの設定上の道具に見えるんだけど、観ていくうちにこれは記録という行為そのものへの執着の物語なんじゃないか、と思えてくる。大陸の外には何もないと信じていた民、王たちの会議で辛うじて保たれていた均衡、その上に黒の軍勢が押し寄せてくる。世界が文字どおり黒く塗り潰されていく。普通のファンタジーなら「世界を救う」で話が回るところを、この作品はもう一段ひねっていて、滅びるかもしれない世界の出来事を誰かが書き残す、という地味で執念深い動機が背骨に通っている。
義勇軍という枠組みも効いている。選ばれた勇者ではなく、各地から集まった有志の寄せ集め。だから一人ひとりが「自分はなぜここにいるのか」を抱えていて、その答えが揃わないまま戦いに放り込まれる。石田彰が演じる主人公の、英雄になりきれない揺らぎが、この群像にちょうどいい重しになっている。救えなかったもの、書き残せなかった名前、そういう欠落を引きずったまま物語が進むので、勝っても素直に晴れやかにならない。単なる勧善懲悪のファンタジーではなく、何を遺すかという問いを、剣戟の合間にずっと差し込んでくる。3部構成で駆け足な分、説明より雰囲気で押してくるんだけど、その駆け足ぶりが逆に「全部は記録しきれない」というテーマと妙に噛み合っているのが面白い。
特に刺さったシーン
一番引っ張られたのは、終盤で黒の王が己の理屈を語るくだりだ。大塚明夫の声は、悪役をやらせると本当にずるい。怒鳴らない、煽らない、ただ低い温度で淡々と「世界などこうなって当然だ」と説いてくる。あの声で正論めいたことを並べられると、こちらの正義のほうが安っぽく聞こえてくる瞬間があって、思わず一時停止した。最初に観たときは敵の演説として聞き流していたのに、2回目はその一語一語が主人公の迷いと裏表だったことに気づいて、背筋がひやりとした。対する石田彰の、声を張り上げない反論もいい。叫んで押し切るのではなく、ほとんど自分に言い聞かせるようなトーンで言葉を返す。あの低温の押収のような緊張感は、序盤の賑やかな仲間集めのパートとは別の作品みたいで、ここだけ何度も巻き戻している。佐倉綾音のフィーナがそこに差し込む一言の柔らかさも、張り詰めた空気をほどく役割をきっちり果たしていた。
読んで見たくなったら——『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃(ひかり)~』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 王道ファンタジーの様式美——義勇軍、黒の軍勢、王たちの会議——を浴びたい人
- 石田彰・大塚明夫・緑川光あたりの声を聴くためだけでも一本観られる、声優先行型のオタク
- 派手な勝利より、救えなかったものを引きずる物語の余韻が好きな人
- ソシャゲ原作という出自に過剰な期待も過剰な軽蔑も持たず、雰囲気で楽しめる人
合わない人
- 世界観や勢力関係を丁寧に説明してほしい人(3部構成で駆け足なので置いていかれる)
- 原作ゲームのキャラ全員に見せ場を期待している人
- 勧善懲悪のすっきりした決着を求めている人
- シリーズ通して一気見できる長尺のボリュームを求めている人
次に見るなら
滅びゆく世界を記録する、という執念に惹かれたならけものフレンズ——ジャンルは真逆に見えて、失われた世界の痕跡をたどる構造が静かに重なる。寄せ集めの義勇軍が肩を並べて戦う群像が好きならグランブルーファンタジーのアニメ版が近い手触りで、王道ファンタジーの空気をもう一度浴びられる。大塚明夫の低温の悪役にやられたなら、いっそ機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYでアナベル・ガトーの声を聴き直してほしい。正論を淡々と説く敵という意味で、あの黒の王の系譜がはっきり見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~」は、Amazonプライムビデオで配信されており、視聴することができます。プライム会員の方であれば、追加料金を気にせず作品の世界にじっくり浸れます。気になった方は、ぜひAmazonプライムビデオでチェックしてみてください。
