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戦国コレクション
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Brain’s Base |
戦国コレクションは、有名な歴史上の人物が住む並行宇宙から誤って現代に連れてこられた多くの戦国武士を中心としています。私たちが知っている歴史的戦国時代とは異なり、この独特な世界の住民はすべて女子高生のような姿をしています。中世から現代の東京にやってきた彼女たちは、出会うすべてのものに驚嘆し、最高の友人となっていきます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
戦国時代の武将たちが住む並行世界から、なぜか現代の東京へと飛ばされてしまった少女たちの物語。織田信長・上杉謙信・徳川家康といった名だたる戦国武将が、美少女の姿で次々と現代に降り立ち、はじめて目にするスマートフォンや電車、コンビニに目を丸くしながら、現代人と交流を深めていく。連作短編形式で描かれる、ゆるやかで温かなハートフルファンタジー。みどころ・魅力
① 1話完結のオムニバス形式で気軽に楽しめる
各エピソードが基本的に1話完結のオムニバス形式で構成されており、どこから見始めても楽しめる作りになっています。武将ごとに異なる個性や価値観が描かれるため、毎話新鮮な出会いと驚きがあり、飽きずに視聴できるのが魅力です。② 個性豊かな武将キャラクターたちのギャップ萌え
歴史上では勇猛果敢で知られる武将たちが、現代文明に戸惑いながら一喜一憂する姿がほほえましく描かれています。勇ましさと可愛らしさのギャップが絶妙で、歴史知識がなくても十分に楽しめるキャラクター性が光ります。③ 日常と異世界が交差するほのぼのとした雰囲気
殺伐とした合戦シーンは一切なく、現代日本の日常風景の中で武将たちが懸命に適応しようとする姿がほのぼのと描かれています。シリアスな展開を避けた穏やかなトーンは、ゆったり癒されたいときにぴったりの作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 後藤圭二 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 柴田勝紀 |
| 音楽 | 菊谷知樹 |
| OP | スウィーティー「目をとじてギュッしよ」 |
| OP | スウィーティー「back into my world」 |
| ED | スウィーティー「UNLUCKY GIRL!!」 |
| ED | 吉川友「ダーリンとマドンナ」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2012年当時、戦国武将を美少女にする作品が雨後の竹の子みたいに出てきていた時期で、正直「またか」と思って手を付けなかった。数年後、dアニメのサムネがやけに目に入るようになって、「でも沢城みゆきが出てるなら……」という理由だけで1話を再生した。
そこで気づいたのは、これ、オムニバス形式だということ。織田信長が主人公の回があれば、翌週は全然別の武将にスポットが当たる。「ゆるい連続物」だと思っていたら「1話完結の群像劇」だったわけで、そこで評価の軸が根本からずれていた。2周目はそこを意識して見直したら、全く別の作品に見えた。
「現代に放り込まれた英雄」が描く、肩書きを剥がされた人間の話
この作品を「戦国武将が女の子になって現代でわちゃわちゃするやつ」と一言で済ませてしまうのは、正直もったいない。表層はそうなのだが、掘り下げると各エピソードが意外と同じ問いを繰り返していることに気づく。それは「名前と肩書きを取り上げられたとき、人間に何が残るか」という問いだ。
上杉謙信は戦国最強の武将として名を馳せた存在だが、現代の東京では誰もそれを知らない。信長を知っている人間は歴史の教科書の中の記号として知っているだけで、目の前の女の子が本人だとは思いもしない。つまり彼女たちは「実績ゼロの見知らぬ人」としてゼロから人間関係を作り直さなければならない。
能登麻美子が演じる上杉謙信のエピソードが特に印象的なのは、「聖乙女」という二つ名を持つ威厳ある存在が、現代という無名の場所でどう振る舞うかを真剣に問うているからだ。能登麻美子の声は抑制が利いていて、それが武将の矜持と戸惑いの同居を過剰演出なしに表現している。叫ばない、崩れない、でも確かに揺れている、という芝居。
堀江由衣の劉備もそうで、あのふわっとした声質がキャラクターの「善意はあるが現代社会の文脈を全部読み違える」感じを絶妙に補強している。英雄の感性が現代の常識とズレる笑いは、同時に「英雄が英雄たりえた文脈は現代には存在しない」というやや寂しい事実の裏返しでもある。
1話完結の積み重ねがそのまま「現代という文脈の暴力」の反復になっていて、見ているうちにじわじわとそれが効いてくる。派手な主張はしない作品だが、何かが刺さる人には刺さる種類の問いかけを、ゆるい顔してやっている。
特に刺さったシーン
中盤、直江兼続にスポットが当たる回がある。中原麻衣の演じるこの「純愛天使」がとにかく厄介で、愛に一直線すぎて現代の常識をことごとく踏み越えていく。笑いに終始するかと思いきや、終盤で「愛すること」の定義を自分なりに整理する短いくだりがあって、そこで中原麻衣の声が一段落ち着く。
それまでの早口でカラカラした演技が急に静かになる瞬間があって、思わず音量を上げた。テキストだけ読むと「またラブコメ的な締め方か」で終わるところを、声の温度が変わることで全然別の重さになっていた。2回目で見直すと、その静けさへの助走として前半がちゃんと機能していることに気づいて、それが小さく感動した。
読んで見たくなったら——『戦国コレクション』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 戦国武将の女体化ジャンル自体は食わず嫌いせず見られる人
- 連続した物語よりも、1話で完結する短編集のほうが性に合っている人
- 声優の演技の細部を拾いながら見るのが好きな人
- 現代社会への風刺的な読み方を自分で勝手にする楽しみ方ができる人
- 2012年前後のゆるいテレビアニメの空気感を懐かしめる人
合わない人
- 最初から最後まで一本の物語が続いてほしい人
- 戦国ものにある程度史実の重さや緊張感を求めている人
- キャラクターの掘り下げが積み重なっていかないタイプの構成が苦手な人
- 「ゆるい」を「雑」と読んでしまうタイプの視聴者
次に見るなら
同じく戦国武将を女の子として描く作品なら戦国乙女〜桃色パラドックス〜。こちらはもう少しストーリーに芯が通っていて、タイムスリップしてきた現代人の目線から武将たちを見る構成になっている。戦国コレクションの「群像劇の散らかり感」が合わなかった場合はこちらのほうが入りやすい。
1話完結のオムニバス形式が気に入ったなら坂本ですが?も面白い。時代も舞台も全然違うが「あまりに規格外の人物が日常に紛れ込む」という構造が近い。沢城みゆきのような「場を支配する声質を持つ声優が空気を変える」快感がある作品でもある。
もう少しゆるさを求めるなら織田シナモン信長。犬に転生した信長が現代に蘇るという設定で、こちらも一話ごとにちゃんとオチがある。笑いの比重が高く、戦国コレクションの「ゆるいが一応芯がある」より「ゆるいが勝つ」路線。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『戦国コレクション』はdアニメストアで視聴できます。1話完結のオムニバス形式なので、隙間時間に少しずつ楽しめるのも嬉しいポイントです。歴史ファンはもちろん、ほのぼのアニメを探している方にもおすすめの作品です。
