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新サクラ大戦 the Animation
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | SANZIGEN |
1930年、「さようなら私の愛」の2年後、大悪魔戦争により帝国・パリ・ニューヨーク戦闘歌劇団の花組が全滅した。地球が平和になり歌劇団の活動が公開されると、世界戦闘歌劇団機構が複数の国際部門で設立され、2年ごとの国際戦闘歌劇大会が開催されることになった。10年後——
作品概要・あらすじ
あらすじ
大悪魔戦争から10年後の1940年代。かつて世界を救った帝国戦闘歌劇団の花組は、その活動が広く知られるようになり、世界各国に戦闘歌劇団が誕生していた。2年に一度開催される「国際戦闘歌劇大会」を舞台に、新たな花組のメンバーたちがそれぞれの過去と向き合いながら、仲間との絆を深め、世界の平和を脅かす新たな脅威に立ち向かっていく。
みどころ・魅力
① ゲームシリーズの世界観をアニメで体感できる
『新サクラ大戦』のゲーム本編から続く世界観を、アニメーションならではの映像表現で楽しめる。霊子甲冑による迫力あるバトルシーンや、昭和レトロモダンな帝都の街並みなど、原作ファンにとっても新鮮な視点で作品の魅力を再発見できる。
② 個性豊かなキャラクターたちの成長と絆
天宮さくらをはじめとする新生花組の面々は、それぞれ異なるバックグラウンドを持つ。大会という舞台を通じて彼女たちが互いを理解し、信頼を築いていく過程が丁寧に描かれており、キャラクター同士の関係性の変化が見どころのひとつとなっている。
③ 歌と戦闘が融合したエンターテインメント
戦闘歌劇団という設定ならではの、歌・舞台・アクションが一体となった独特の世界観が展開される。シリーズ伝統のミュージカル要素とSFアクションの融合は、他の作品にはない唯一無二のエンターテインメント体験を提供している。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小野学 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦、小野学 |
| 原案キャラデザ | いとうのいぢ、副島成記、久保帯人 |
| キャラクターデザイン | 工藤昌史、茶之原拓也、福島達也 |
| 音楽 | 田中公平 |
| 音響監督 | 清水勝則 |
| OP | Teikoku Kagegi Dan: Hanagumi「檄!帝国華撃団」 |
| ED | Teikoku Kagegi Dan: Hanagumi「桜夢見し」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「サクラ大戦」という名前を聞いたとき、まず頭に浮かんだのはセガのゲームだった。1990年代後半から2000年代にかけて一時代を築いた、あのスチームパンク帝都もののやつ。そっちは当時リアルタイムで遊んでいて、OVAも見ていた世代だから、2020年に出てきた「新」が付くアニメには、正直かなり半信半疑で手を伸ばした。旧世代の焼き直しなのか、それとも本当に新しいものを作ろうとしているのか——その一点が気になって再生ボタンを押した形だ。最初の数話は「ああ、雰囲気はちゃんと継承してる」という安心感と、「でもゲームを知らない人が見てどう感じるんだろう」という疑問が同居していた。2周目に入ると、新世代のキャラクターたちがどういう重力の下に立たされているかが見えてきて、1周目とはまったく違う見方になった。
先代が全員死んだ世界で、それでも舞台に立つということ
この作品が描いているのは、突き詰めると「前の世代が全滅した後に生き残った者たちが、その空白をどう引き受けるか」という話だと思う。大悪魔戦争で帝国・パリ・ニューヨークの花組がすべて失われた——この設定は単なる背景ではなく、物語全体に通底する重力だ。新しいメンバーたちは、伝説の先達と常に比較される宿命の中でスタートラインに立つ。
佐倉綾音が演じる天宮さくらが「さくら」という名前を背負っていることは、たぶん偶然ではない。旧シリーズの主人公・真宮寺さくらと同じ名前を持つキャラクターを新世代の顔に据えるという選択には、「継承」と「断絶」を同時に意識させる意図が感じられる。さくらという名前は受け継がれているが、彼女自身はまったくの新人だ。その緊張感が、序盤の彼女の動きにずっと刻まれている。
早見沙織のクラリッサは、そんな新メンバーたちを内側から支える役割を担っている。早見沙織の声は感情の揺れを抑えた芝居のときに特に映える人で、クラリッサという「冷静に見守る先輩」的なポジションとのマッチングは、脚本が当て書きしたんじゃないかと思うくらい合っていた。
水樹奈々のエリスに至っては、歌と戦闘が一体になっているこの作品のフォーマット上、「歌う声優」として起用する意味が明確すぎるほど明確だ。それが嫌みなく機能しているのは、作品自体が「歌劇団として戦う」というコンセプトをちゃんと芯に据えているから。歌が演出として浮いていない。
単なるメカアクションとしてではなく、「喪失の後に何かを始める人間の話」として見ると、この作品はかなり誠実に作られていると思う。世界大会というお祭り的な構造を使いながら、その裏でずっと「先代の亡霊とどう向き合うか」を掘り続けているところが、2周目で気づいた一番大きな発見だった。
特に刺さったシーン
内田真礼が演じる東雲初穂が、序盤でチームの空気になじめずに一人でいるシーンがある。内田真礼はラジオのMCでも見せる「明るいのに孤独感がにじむ」という独特の間があって、初穂のキャラクター——元気な外面と、どこか割り切れない内面——を声だけでちゃんと二重に見せていた。「あ、これ演じてる人が分かってるな」と感じる瞬間だった。
白石涼子の大葉こまちは出番こそ多くないが、チームのムードを作る場面での一言一言が妙に重くて、2回目に見たとき「この人が引き締め役だったのか」と気づいた。1周目では完全に流していたシーンだ。
終盤の戦闘シーンで霊子甲冑が展開するカットは、作画のテンションが明らかに上がっていて、スタッフが一番力を入れたい場面がここだったんだと分かる。戦闘と歌が重なる瞬間の音の作り方が、この作品の一番正直なところだと思う。
読んで見たくなったら——『新サクラ大戦 the Animation』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 旧サクラ大戦シリーズのゲームやOVAを通過していて、「新しい世代の花組」を見届けたい人
- スチームパンク×和洋折衷の世界観が好きで、霊子甲冑みたいなデザイン言語に耐性がある人
- 早見沙織・佐倉綾音・水樹奈々など、キャスト目当てで見始めるタイプの人
- 「歌って戦う」というコンセプトを素直に受け入れられる人
- 世界大会モノの群像劇として、チームの成長を追うのが好きな人
合わない人
- 旧シリーズを知らないと設定の重さが突然すぎる、と感じる可能性がある(説明が省かれているところがある)
- 12話という尺でキャラクター全員を掘り下げてほしい人(新キャラが多く、薄くなりがち)
- メカアクションに特化した作品を期待して見ると、思ったより歌劇団ドラマの比重が高い
- ゲーム原作アニメ特有の「設定圧縮」に対してストレスを感じやすい人
次に見るなら
マクロスΔ(デルタ)は「歌が戦闘に直結する」という構造を最も正面から描いた作品のひとつだ。新サクラ大戦で「歌と戦いが一体になっている世界観」に惹かれたなら、ワルキューレとΔ小隊の関係性は確実に刺さる。世界大会的なスケール感も近い。
輪廻のラグランジェは女性パイロットたちのチームものとして、似たトーンを持っている。明るい主人公が巨大なものを引き受けていく構造と、地方都市を舞台にした独特の空気感が、新サクラ大戦の帝都パートに近い感触を持っている。
ヴィヴィ -Fluorite Eye’s Song-は歌と使命が一体のAIの話で、テーマ的な重なりはゆるいが「歌うことに意味がある世界」を丁寧に描いた作品として、続けて見ると相性がいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『新サクラ大戦 the Animation』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで視聴できるため、利用中のサービスからすぐに作品を楽しめます。ゲームシリーズを知らない方でも入りやすい作品ですので、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『新サクラ大戦 the Animation』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで視聴できるため、利用中のサービスからすぐに作品を楽しめます。ゲームシリーズを知らない方でも入りやすい作品ですので、ぜひチェックしてみてください。
