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ノラガミ OAD
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
檜山火織は中学の友人二人と一緒に高校に進学することに興奮していたが、「配送神」夜兎は別の計画があるようだ。檜山火織は初日に良い印象を与えることができるだろうか?それとも夜兎が彼女の充実した高校生活を台無しにしてしまうのか?別の日、檜山火織は良い天気を利用して、桜を見に大勢の人を招待することにした。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校入学を心待ちにしていた檜山火織は、中学からの友人ふたりと一緒に新生活をスタートさせようとしていた。しかし「配送神」夜兎は彼女の計画を狂わせる気満々で、初日から波乱の予感が漂う。また別のエピソードでは、晴天に恵まれた日に花見を企画した火織が大勢の人を招待するものの、そこでも夜兎の存在が騒動を引き起こす。神様と人間が織りなすドタバタな日常を描いた、ノラガミのOAD2本立て。
みどころ・魅力
① TVシリーズとは一味違う「日常コメディ」全開の空気感
OADならではの尺の自由さを活かし、夜兎・雪音・火織の掛け合いをたっぷり堪能できる。本編では見られないゆるっとした日常描写が詰め込まれており、ファンにとっては「もうひとつのノラガミ」として存在感抜群の作品だ。
② 火織の新生活と夜兎の”お邪魔”がテンポよく交差する構成
高校入学という青春の一幕に、いきなり神様が絡んでくる設定の可笑しさが全編を牽引する。夜兎のフリーダムなキャラクターが炸裂するシーンの連続で、視聴者も思わず笑いを堪えられない軽快なテンポが続く。
③ 花見エピソードで見せる、賑やかさと儚さの対比
桜という季節の象徴を舞台に、大勢の人々と神が入り乱れる賑やかな宴。ノラガミが得意とする「日常の温かさ」と「神の孤独」が同居するような独特の余韻が、短編ながらもしっかりと漂う。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | タムラコータロー |
|---|---|
| シリーズ構成 | 三重野瞳 |
| キャラクターデザイン | 川元利浩 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 美術監督 | 永井一男 |
| 音響監督 | 山田稔 |
| OP | ハロー・スリープウォーカーズ「午夜の待ち合わせ」 |
| ED | ティア「ハートリアライズ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——本編を追いかけていた者がOADに手を出すまで
本編は追っていた。神谷浩史の底抜けに軽くて、でも一瞬で泣かせてくる夜ト、内田真礼の半分あの世に足を突っ込みながらもちゃんと高校生をやっているひより、梶裕貴の雪音の不安定な若さ。あのキャストがそろってる以上、OADだろうと見ないわけがない。
最初に見たときは「ああ、お祭り回ね」で片付けるつもりだった。本編でさんざん削られたひよりの「ふつうの高校生活」が、ここでは前面に出てくる。檜山火織という名前で呼ばれ、友達と笑い、夜ト抜きで生きようとしている。その落差が思ったより効いた。2回目は夜トの行動をずっと目で追っていたんだけど、あれを「迷惑な神様」として見るか「手放せない存在」として見るかで、全然違う話になる。
「ふつうの高校生活」と神様の間で——ひよりが手放せないものの話
このOADを本編のただの補完エピソードとして処理するのは少し惜しい。表向きのプロットは「ひよりが高校入学の日に夜トに振り回される」「花見をしようとしたら夜トが乱入してくる」という、ほぼコメディ二本立てだ。でも内田真礼が演じるひよりの声のトーンをずっと聞いていると、笑いながらも手放さない、という選択が滲んでくる。
友達と中学からそのまま高校に進んで、新しい制服を着て、できれば何事もなく初日を迎えたい。その「ふつうであろうとする力」はひよりにとって本物だ。半身が幽体になっている子が、それでも「ふつうの高校生」をやろうとしている。その切実さをコメディとして包むのがこのOADの構造で、笑えるほど泣けるやつだと気づくのは2回目以降だと思う。
夜トが邪魔をする、というのはある意味で正確ではない。夜トがいる世界に一度足を踏み入れてしまったひよりが、どれだけ「ふつう側」に戻ろうとしても、自分から戻ってきてしまう。OADはそれをギャグのリズムで描いているが、神谷浩史の夜トの声にはどこかほったらかし感があって、迷子にしてるくせに探しもしないような軽さがある。その温度差がひよりの選択の重さを際立たせる。
沢城みゆきの毘沙門や早見沙織の梅雨も短い出番で確実に空気を作ってくる。特に沢城みゆきは尺が短くてもあのキャラクターの威圧感と内面の複雑さを一言で成立させてしまうので、本編を知っていると余計に密度を感じる。
このOADが描いているのは結局、「神様と関わった人間が元の生活に戻れるか」という問いへの、コメディを通した回答だ。答えはたぶん、戻れない、ではなく、戻ろうとし続ける、だ。その「し続ける」の部分が愛おしい。
特に刺さったシーン
花見のくだりで、ひよりが大勢を招待しておいてそこに夜トが紛れ込んでいる、という流れがあるんだけど、内田真礼の声が笑いとため息の間を行き来する一瞬がある。「なんでここにいるの」という台詞の前後の空気、諦めとも歓迎とも取れるあの間。あれは台本に書いてある感情じゃないと思って、2回目に見たとき止めて聞き直した。
それと、雪音の梶裕貴が序盤にちょっとだけはしゃいでいる場面。本編では刃としての葛藤を抱えているキャラクターが、OADではただの年相応の少年として映る瞬間がある。あの声のトーンの切り替えは本当に細かくて、梶裕貴がこのキャラクターを完全に掌握しているのが分かる。本編を見ていない人には伝わりにくいが、知っている人間にとってはその「軽さ」が少し胸に来る。
読んで見たくなったら——『ノラガミ OAD』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ノラガミ本編(TVシリーズ第1期)を見終えて、あのキャストをもう少し浴びたい人
- 重い話の合間の「箸休め回」が好きで、そこにもちゃんと感情を見つけてしまうタイプ
- 内田真礼・神谷浩史・梶裕貴のアンサンブルを尺の短い作品で確認したい人
- コメディとして見ていたら不意打ちで少し泣きそうになる、を好む人
合わない人
- 本編未視聴。このOADだけ見ても関係性の重さはほぼ伝わらない
- アクションや戦闘シーンを期待している場合。ほぼ日常回なので戦いはほぼない
- OAD特有の「本編ほど作画に力が入っていない部分がある」に引っかかりやすい人
次に見るなら
ノラガミ本編を見た後でこのOADに来たなら、次はノラガミ ARAGOTOへ。OADで少し笑わせておいてから2期の沢城みゆきの毘沙門エピソードに突入するのが一番効くルートで、温度差でやられる。このOADはその助走として機能している。
神様と人間の距離感・日常と異界の境界線というテーマに引っかかったなら夏目友人帳が近い。こちらは戦闘よりも繋がりと別れの積み重ねで、ノラガミよりずっと静かだが、「見えすぎる人間」という設定の扱い方が似ている。長期シリーズなのでどこから入っても機能する。
コメディ寄りの超自然もので、キャストの掛け合いを楽しみたいなら氷菓も候補に入る。ジャンルは全く違うが、日常の中に滑り込んでくる「普通じゃない何か」との距離感を丁寧に描く作品として、見た後の温度が近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ノラガミ OAD」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。サブスクに加入済みであればすぐに視聴できる環境が整っており、TVシリーズと合わせてまとめて楽しめます。どのサービスを利用しているかに関わらず、いずれかで視聴できる可能性が高いので、まず契約中のサービスを確認してみてください。
よくある質問
まとめ
「ノラガミ OAD」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。サブスクに加入済みであればすぐに視聴できる環境が整っており、TVシリーズと合わせてまとめて楽しめます。どのサービスを利用しているかに関わらず、いずれかで視聴できる可能性が高いので、まず契約中のサービスを確認してみてください。





