魔法科高校の劣等生 来訪者編

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2020魔法科高校の劣等生 来訪者編

魔法科高校の劣等生 来訪者編

★ 3.6 / 5.0アクションラブコメSF超自然
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ライトノベル
制作8-bit

深雪のクラスメイト・北山雫が留学することになった。魔法師が国外に出ることは国家機密漏洩に等しいため通常は不可能である。しかし交換留学プログラムという例外がある。それがアンジェリーナ・クドウ・シールズが登場する背景となるのだ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

西暦2095年。魔法科高校に通う司波達也と深雪のもとに、アメリカの魔法師・アンジェリーナ・クドウ・シールズ(通称リーナ)が交換留学生としてやってくる。一方、東京では謎の吸血鬼事件が連続発生し、魔法師たちが次々と被害に遭っていた。リーナの来日とこの怪事件には深い繋がりがあり、達也たちはその真相に迫っていく。国家の思惑と個人の信念が交錯するなか、達也の圧倒的な力が再び解き放たれる。

みどころ・魅力

① 最強の敵か味方か——リーナとの緊張感あふれる攻防

アメリカ魔法師部隊「スターズ」の総隊長にして最強の一人、リーナが達也たちと同じ学校に通うという異常事態。笑顔の裏に隠された任務と、達也との実力が拮抗するバトルシーンは見応え十分。敵か味方かわからない緊張感が最後まで続く。

② 謎が謎を呼ぶ「吸血鬼」事件の真相

魔法師を無力化する正体不明の存在「吸血鬼」。その背後にある組織と目的が少しずつ明かされる構成が巧みで、SF的な設定と組み合わさることで独特のサスペンスを生み出している。各話の引きが強く、一気見を誘うテンポの良さも魅力。

③ 達也×深雪×リーナの三角関係的な心理戦

無表情ながら圧倒的な存在感を放つ達也に対し、深雪の独占欲とリーナの対抗心が化学反応を起こすシーンが随所に登場する。シリアスな展開の合間に挟まれるラブコメ的なやりとりが良いアクセントになっており、キャラクター同士の関係性の変化も見どころのひとつ。

キャスト・声優一覧

司波深雪
司波深雪
メイン
›
早見沙織
司波達也
司波達也
メイン
›
中村悠一
アンジェリーナ・クドウ・シールズ
アンジェリーナ・クドウ・シールズ
メイン
›
日笠陽子
北山雫
北山雫
サブ
›
巽悠衣子
桜井水波
桜井水波
サブ
›
安野希世乃
服部範蔵
服部範蔵
サブ
›
木村良平
十文字克人
十文字克人
サブ
›
諏訪部順一
黒羽亜夜子
黒羽亜夜子
サブ
›
内田真礼
柴田美月
柴田美月
サブ
›
佐藤聡美
渡辺摩利
渡辺摩利
サブ
›
井上麻里奈
四葉真夜
四葉真夜
サブ
›
斎藤千和
西城レオンハルト
西城レオンハルト
サブ
›
寺島拓篤

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スタッフ

監督吉田りさこ
原案キャラデザ石田可奈
キャラクターデザイン石田可奈
音楽岩崎琢
美術監督益田健太
OPアスカ「Howling」
EDアスカ「Howling」
ED佐藤美紀「名もない花」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「劣等生なのに最強」って、タイトルで全部言ってるじゃないですか。そう思いながら1期を見た。そう思いながら2期も見た。来訪者編も、正直なところ同じ気持ちで再生ボタンを押した。

最初に見たとき、アンジェリーナ・クドウ・シールズが登場した瞬間に「あ、これ日笠陽子だ」と気づいて、そこからちょっと見方が変わった。国家的なスパイ任務を背負った少女を、あの芝居の重さで演じると、キャラクターの薄さが補強される。というか、日笠陽子の演技があってはじめてリナというキャラクターが成立している気がする。2周目で確信した。

あと留学制度という設定が、魔法師を国家の資源として管理する世界観をさりげなく説明する機能を持っているのに、1回目は完全に読み飛ばしていた。ちゃんと見るとSFとして面白い枠組みをしている。

「最強」を隠すことでしか社会に溶け込めない人間の話

この作品を「劣等生なのに実は最強」という一言で片付けるのは簡単で、実際そう片付けてもあらかた合っている。でも来訪者編を見ていると、そのフォーマットがちょっと違う角度から機能していることに気づく。

達也が劣等生として扱われているのは、魔法の一部能力だけが突出していて、学校の評価システムに収まらないからだ。リナも同じで、USNA最強の魔法師でありながら、留学生として一般生徒に紛れ込まなければならない。ふたりとも「実力を隠して社会の枠に入る」ことを強いられている。

で、この設定が意外と重い。国家の武器として育てられた人間が、高校という日常の場に置かれたとき、どう振る舞うか。達也はそれをほぼ完璧にこなしているけれど、リナはうまくいかない。スターズの隊長として生きてきた人間が、コスプレみたいな日常に適応しようとして、どこかで綻びる。

中村悠一の達也はこの「感情を出さない、出せない人間」の演技が一貫していて、感情の揺れを声のテンポで表現する。台詞の内容はほとんどフラットなのに、間の取り方だけで「あ、今これを考えている」とわかる。あれは何周見ても発見がある。

早見沙織の深雪は対照的に感情を全面に出すキャラクターで、兄妹として並んだときのコントラストが、達也の異質さをより鮮明にする。兄妹として描かれながら、達也の「感情を持てない/持たない」という設定の補助線になっている。

十文字克人役の諏訪部順一が出てくると画面が締まる。セリフは多くないのに存在感が重い。ああいう「この人は本物だな」という圧力を声だけで出せる声優はそう多くない。

結局この作品が言いたいことは、「最強の人間は最強として生きられない」という、ある種の不自由さだと思っている。それをエンタメとして成立させるために「劣等生」という設定がある。タイトルの意味は、見れば見るほどちょっとずつ変わる。

特に刺さったシーン

リナの正体が明かされていくくだりで、日笠陽子の芝居が急に変わる瞬間がある。それまで「留学生の明るい女の子」を演じていたところから、任務遂行中の声に切り替わる一瞬。あの切れ目がほぼわからないくらいシームレスで、2回目に見るとそこだけ3回見返した。

四葉真夜が絡む終盤のシーンで斎藤千和の声が出てくると、この作品の「表の顔と裏の顔」という構造がわかりやすく出てくる。あの甘い声で恐ろしいことを言う芝居は、真夜というキャラクターの本質を一瞬で伝える。

アクションシーンは派手で、作画の密度も高いのだけど、個人的に刺さるのはそういう「声と空気が変わる瞬間」のほうだった。ド派手な魔法より、会話の中の一瞬の間のほうが怖い。

読んで見たくなったら——『魔法科高校の劣等生 来訪者編』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • 「主人公最強」というフォーマットを楽しめる人。ちゃんとそこに乗れれば快感がある
  • SF設定の枠組みが好きな人。魔法師を国家資源として管理する世界観は、丁寧に作られている
  • 声優の演技を聞きたい人。中村悠一・早見沙織・日笠陽子が揃ってこの密度で演じる作品はそう多くない
  • 長編シリーズを追っている人。来訪者編は1期から続けて見てこそ、積み上げの重さがわかる

合わない人

  • 主人公が苦労する展開を求めている人。達也はほぼ苦労しない
  • 深雪の兄への感情の強さが苦手な人。あれは作品の根幹なので、回避できない
  • 1期を見ていない人。来訪者編単体では、設定の前提が多すぎて追いにくい

次に見るなら

国家の道具として育てられた能力者が日常に溶け込もうとするSFアクションが好きなら、charlotteも近い手触りがある。能力者という存在を社会がどう扱うか、という枠組みが似ていて、日常パートの温度感も重なる部分がある。

最強主人公が感情を抑えて戦う話として、魔王学院の不適合者が構造的によく似ている。「タイトルで損をしている系」という点でも兄弟作品に見える。こちらのほうが振り切り方が明快で、乗り切るのが早い。

スパイとして日常に潜り込む女性キャラクターの芝居が好きなら、SPY×FAMILYの方向に行くのもあり。こちらはコメディ寄りだが、「正体を隠しながら生活する」という構造の気持ちよさは共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『魔法科高校の劣等生 来訪者編』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスで幅広く視聴可能です。複数のサービスに加入している方はそのまますぐに楽しめます。月額料金や無料期間の条件はサービスによって異なるため、各サービスの公式ページでご確認ください。

よくある質問

Q. 来訪者編は1期を見ていないと楽しめませんか?
A. 1期(魔法科高校の劣等生)を先に視聴しておくことを強くおすすめします。達也・深雪の能力や人間関係の背景を知っていると、来訪者編の展開をより深く楽しめます。
Q. 全何話ですか?
A. 全13話です。2020年10月から12月にかけて放送されました。テンポよくまとまっているため、週末にまとめて一気見するのにも向いています。
Q. リーナ(アンジェリーナ)は敵キャラですか?
A. 序盤は任務で達也たちと対立する立場ですが、物語が進むにつれて関係性が変化していきます。ネタバレになるため詳細は伏せますが、彼女の行動原理や葛藤も丁寧に描かれています。
Q. 原作小説との違いはありますか?
A. アニメは原作の「来訪者編」にほぼ忠実に沿って制作されています。原作ファンからも映像化のクオリティは概ね好評で、アクションシーンの動きは特に高く評価されています。

まとめ

『魔法科高校の劣等生 来訪者編』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスで幅広く視聴可能です。複数のサービスに加入している方はそのまますぐに楽しめます。月額料金や無料期間の条件はサービスによって異なるため、各サービスの公式ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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