少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド

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2020少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド

少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド

★ 3.8 / 5.0アクションドラマ音楽
放送年2020年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Kinema Citrus

アニメシリーズの内容をまとめた総集編映画です。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

聖翔音楽学園に通う9人の舞台少女たちが、伝説の舞台「スタァライト」の頂点を目指す秘密のオーディションへと挑む物語。愛城華恋は幼い頃に交わした「一緒にスタァライトを演じよう」という約束を胸に、再会した幼なじみ・神楽ひかりとともにレヴューの舞台へ踏み込んでいく。歌と踊り、そして剣戟が交差する煌めくステージの裏で、少女たちそれぞれが抱く夢と本音がぶつかり合う。大ヒットTVアニメシリーズの物語を再構成・再編集した総集編映画作品。

みどころ・魅力

① 劇場クオリティで蘇るレヴューシーン

TVアニメ各話のレヴューシーンを再構成し、映像・音響を劇場版仕様にリマスター。歌・ダンス・剣戟が一体となった独自のバトルスタイルは、サウンドの迫力が増すことで別次元の臨場感を生む。ストリーミングでも、大画面・高音質の環境で体感することで作品の熱量を存分に味わえる。

② 9人の舞台少女たちが織りなす人間ドラマ

華恋とひかりの再会と約束を軸に、星見純那・天堂真矢・西條クロディーヌら個性豊かなキャラクターが主役の座を賭けてぶつかり合う。華やかなレヴューの裏に潜む嫉妬・葛藤・友情が丁寧に描かれており、総集編ならではの凝縮された構成が感情の波を高める。

③ 宝塚・舞台芸術へのオマージュに満ちた独自世界観

謎のキリンが司会を務める地下劇場という幻想的な設定と、宝塚歌劇や少女革命オウテナなど舞台文化のモチーフを大胆に取り込んだ演出が本作の最大の特徴。総集編として物語の流れが整理されているため、シリーズ未視聴の視聴者でも世界観に入りやすい構成になっている。

キャスト・声優一覧

露崎まひる
露崎まひる
メイン
岩田陽葵
西條クロディーヌ
西條クロディーヌ
メイン
相羽あいな
石動双葉
石動双葉
メイン
生田輝
星見純那
星見純那
メイン
佐藤日向
天堂真矢
天堂真矢
メイン
富田麻帆
花柳香子
花柳香子
メイン
伊藤彩沙
神楽ひかり
神楽ひかり
メイン
三森すずこ
愛城華恋
愛城華恋
メイン
小山百代
大場なな
大場なな
メイン
小泉萌香
キリン
キリン
サブ
津田健次郎

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スタッフ

EDスターライト九九組「再生讃美曲」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——本編を見た人間が「また始まりか」と思いながら劇場に向かう話

スタァライト本編は全話見た。あのTVシリーズが終わったとき、わりと放心したのを覚えている。だから「総集編」と聞いたとき、正直一瞬たじろいだ。総集編というのは大抵、すでに見た映像を薄く引き伸ばして2時間にしたやつだという先入観がある。それで劇場まで足を運ぶのか、という話だ。

でも少女☆歌劇 レヴュースタァライトというシリーズは、そのたじろぎを許さない何かを持っている。TVシリーズを見たあとの感覚——演劇、欲望、「舞台に立つ」ことの意味をあれだけ密度で詰め込んで送り出してきた作品が、総集編として何をどう選ぶのか。それが気になった。再編集ひとつで、同じ映像がまったく別の顔をすることがある。

舞台少女の「欲望」は肯定されるべきか——レヴューが問い続ける残酷な二択

スタァライトという作品を一言で言い表すなら、「欲望の話」だと思っている。主演の座を奪い合う少女たちが、自分の夢と他者の夢のあいだで引き裂かれていく——そういう構造はわかりやすいが、この作品が面白いのは、欲望を「悪いもの」として描いていない点だ。むしろ、舞台に立ちたいという衝動そのものを、肯定も否定もせずただ「見せる」。

キリン(津田健次郎)という存在がその象徴だ。津田さんの声は低くて静かで、どこか機械的な冷静さがある。感情を持っているのか持っていないのかわからない、でも明らかに少女たちを「観察している」声。レヴューを審判するその視線は、視聴者の視線でもある。私たちは少女たちの欲望を見物しに来ている。

神楽ひかり(三森すずこ)は、この作品の中でもっとも欲望の扱いが難しいキャラクターだ。三森さんの演技は、ひかりの「引いている」感じと「でも諦めていない」感じを同時に表現していて、それがこのキャラクターを単なる「謎めいた転入生」以上のものにしている。欲望を抑えている人間の声、というのはこういうものか、と思わせる繊細さがある。

総集編としてロンド・ロンド・ロンドがTVシリーズの何を選び直したかというと、おそらくそれはレヴューシーンの「密度」だ。同じ映像でも劇場スクリーンと音響で見ると、刀の音、足音、衣装の質感が全部変わる。欲望がぶつかり合う瞬間を、劇場という空間で再体験させるという意図がある。総集編をなぜ劇場でやるのか——その答えがここにあると感じる。

特に刺さったシーン

花柳香子(伊藤彩沙)のレヴューシーンは、TVシリーズを通して何度見ても緊張感が落ちない。伊藤さんの声には「負けを認めない」という意地の硬さがあって、それが香子という役と完全に合致している。お嬢様キャラとしての表層と、その下にある執念——このふたつを声だけで重ねられる人は少ない。

劇場で見たとき(あるいは見ることになったとき)に一番効くのは、おそらく終盤のレヴューが積み重なって一気に解放されるあの流れだ。ひとつひとつのレヴューが点として存在していたのが、線になる瞬間がある。総集編という形式はそのための編集なのだと、ここで腑に落ちる。大きなスクリーンで見る刀と光の演出は、配信の画面サイズでは正直やや伝わりきらない部分がある。

読んで見たくなったら——『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズスタァライトを完走して、まだ余韻が続いている人
  • 「演劇」「競争」「夢を持つことの残酷さ」といったテーマに引っかかりを感じる人
  • 津田健次郎の声が持つ、静かな威圧感が好きな人
  • 劇場音響でアニメを見る体験自体に価値を感じられる人
  • 同じ映像を編集・文脈次第で別の見方ができると知っている人

合わない人

  • TVシリーズを未視聴で、総集編から入ろうとしている人(前提知識なしではキャラクターの感情的文脈が薄くなる)
  • ストーリーの明快な起承転結を期待している人(この作品はそういう構造じゃない)
  • アニメに「わかりやすさ」と「爽快な解決」を求める人

次に見るなら

スタァライトの「欲望と競争」というテーマが刺さったなら、輪るピングドラムは外せない。幾原邦彦という演出家の手癖と世界観構築の密度は、スタァライトのDNA的な先祖にあたる。舞台演劇とアニメの境界を溶かすあの手法の元祖を、ここで確認しておく価値がある。

少女たちの「選択と代償」という部分で響いたなら、魔法少女まどか☆マギカは今さら感があるかもしれないが、改めて劇場版三部作で通すのをすすめる。希望と絶望の積み上げ方が、スタァライトと構造的に近い。

声優の演技そのものに興味が向いたなら、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!を見てほしい。「伝わらない言葉で伝えようとする人間たちの話」として、スタァライトとはまた違う角度から感情を削ってくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて配信中です。各サービスに加入済みであれば、追加料金なしで視聴できます。TVアニメシリーズを未視聴の方がこの総集編から入ることも、既視聴者がシリーズを振り返るためにも最適な一作です。

よくある質問

Q. TVアニメ版を観ていなくても楽しめますか?
A. 総集編のため本作単体でも大まかなストーリーは把握できます。ただしキャラクター同士の関係性や細かな伏線まで理解したい場合は、先にTVアニメシリーズを視聴してからご覧になることをおすすめします。
Q. 「ロンド・ロンド・ロンド」とは何の映画ですか?
A. 2020年公開のTVアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の総集編映画です。シリーズ全13話の物語を再構成・再編集した作品で、後に完全新作の劇場版(2021年)も公開されています。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。各サービスの無料トライアル期間中であれば無料で視聴できる場合もあります。加入済みのサービスからそのまま視聴できます。
Q. TVアニメ版と内容は同じですか?
A. 基本的なストーリーラインはTVアニメ版と同じですが、映像の再編集や劇場用の音響調整が加えられています。単純な再放送ではなく、劇場版としての演出が施された別の体験として楽しめます。

まとめ

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて配信中です。各サービスに加入済みであれば、追加料金なしで視聴できます。TVアニメシリーズを未視聴の方がこの総集編から入ることも、既視聴者がシリーズを振り返るためにも最適な一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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