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昭和物語 TV
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | WAO World |
昭和39年(1964年)、東京がオリンピックを開催した年を舞台に、山崎家の人々が繰り広げるドラマ。急速に変わる社会の中で、家族は様々な困難や喜びに直面しながら、絆を深めていく。懐かしい昭和の時代背景の中で、普通の家族が歩む人生の物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
昭和39年(1964年)、東京オリンピックが開催された年を舞台に、ごく普通の家族・山崎家の日常を描く人間ドラマ。高度経済成長の波が押し寄せる中、時代の変化に翻弄されながらも家族それぞれが夢や葛藤を抱えて生きていく。笑いあり、涙ありの家族の物語を通じて、昭和という時代の温かさと切なさを丁寧に描いた作品。みどころ・魅力
① 東京オリンピックを背景にした昭和の空気感
1964年という日本が大きく変わろうとした時代を舞台に、街並み・生活様式・人々の価値観が丁寧に再現されています。テレビの普及や高速道路の建設など、時代の息吹を感じながら物語を楽しめます。② 山崎家を通じて描かれる家族の絆
父・母・子どもたちそれぞれの視点から描かれる家族ドラマが見どころ。世代間のすれ違いや助け合いを通じて、現代にも通じる家族の普遍的な姿が浮かび上がります。③ 懐かしさと温かみに満ちた物語の語り口
懐かしい昭和の日常を丁寧に描きながら、押しつけがましくない自然な感情表現で物語が進みます。昭和世代には郷愁を、若い世代には新鮮な発見を与えてくれる作品です。キャスト・声優一覧



















スタッフ
| シリーズ構成 | 平野靖士 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 柳野龍男 |
| 美術監督 | 脇威志 |
| ED | 南春夫「東京五輪音頭」 |
| ED | 三田明「美しい十代」 |
| ED | 楠敏江「長生きチョンパ (船橋ヘルスセンター」 |
| ED | 森谷 宏「僕は泣いちっち」 |
| ED | 井澤八郎「あゝ上野駅」 |
| ED | Hajime Hana & Crazy Cats「ホンダラ行進曲」 |
| ED | ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」 |
| ED | 廣田みえこ「VACATION」 |
| ED | 植木等「スーダラ節」 |
| ED | ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」 |
| ED | 岸ようこ「夜明けのうた」 |
| ED | 園まり「何も云わないで」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、「そのままだな」と思った。昭和物語。ひねりもなく、説明もなく、ただそのまま。逆にこういうタイトルのほうが信用できることもある、と思いながら再生した。1964年、東京オリンピックの年。山崎家の話。それだけの情報で見始めたら、思いのほか「地に足がついている」作品で、半分まで見たところで一気に引き込まれていた。2回目を見直したとき、最初はBGMとして流していたシーンに、意外なほど細かい芝居がしこまれていることに気づく。昭和39年という設定は背景装置ではなく、登場人物たちの選択肢を規定する枠として機能している。
「家族のかたち」ではなく、変化に押しつぶされそうになりながら家族であり続ける話
この作品が描いているのは、昭和の「美しい家族像」ではない。高度経済成長の波が生活のすみずみまで変えていく中で、それでも同じ屋根の下に居続けるしかない人間たちの、どこか不器用な連帯だ。
山崎家の面々は、社会の変化に対してそれぞれ違う速度で適応しようとする。父・有三(松本保典)の演技には、時代についていこうとしている焦りと、家長としての見栄が同居していて、台詞よりも声のトーンのほうが本音を語っている場面が多い。松本保典はこういう「正直でない大人」を演じさせると本当にうまい。否定もできないし、肯定もしにくい、中間の温度がちゃんとある。
母・佳乃子(玉川砂記子)は逆に、変化に対して静かに抵抗している。声のトーンが終始落ち着いているぶん、感情が揺れる瞬間がよく目立つ。玉川砂記子の「抑えたところからの一瞬の揺らぎ」は、ベテランじゃないと出せない。
1964年という年を選んだのも意図的だと思う。オリンピックという国家的な「前に進もう」という圧力と、家族というミクロな単位の「それどころじゃない日常」の落差。その落差の中に、この作品のテーマが全部入っている。昭和の家族を「いい時代だった」として描く作品は多い。この作品はそうではなく、「それはそれで大変だった」という視点で丁寧に描いている。懐古ではなく、観察だ。それが見ていて居心地がいい理由かもしれない。
特に刺さったシーン
娘・裕子(福圓美里)が、家族の方針に反発しながらも結局は黙って従うシーン。台詞としての反論は短いのに、福圓美里の声の運び方で「この子は本当はもっと言いたいことがある」というのがちゃんと伝わってくる。感情を抑えた芝居というのは、抑えているということがわからないとただ薄く見える。そうならないのは演技の解像度が高いから。
もうひとつ、沢渡(吉野裕行)が山崎家に絡む中盤のやりとり。吉野裕行は「外の人間として家族に干渉してくる役」が似合う。声に「部外者なのに距離が近い」微妙な質感があって、山崎家の緊張感を可視化する機能を果たしている。こういう役が193本のキャリアの中でどう磨かれてきたかを考えながら聞くと、また違う楽しみ方ができる。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 昭和を「美化せず、でも否定もせず」描いたものが好きな人
- 家族ドラマで声優の細かい芝居を拾いながら見るタイプ
- 「何も起きないようで何かが積み重なっていく」構造の話が合う人
- 1960年代の社会背景や高度成長期の空気感に興味がある人
合わない人
- 派手な展開・カタルシスのある結末を求めている人
- キャラクターへの感情移入を主軸に見るタイプ(この作品は距離感がある)
- 昭和ものの「懐かしさ」で感動したい人(そういう作品ではない)
次に見るなら
家族の「生活の重さ」という意味で近いのがじゃりン子チエ。昭和の大阪・下町を舞台に、機能不全ぎりぎりの家族が妙な連帯で成立していく話で、笑える場面が多いぶん、重さが後から来る。高度成長期とはまた違う「昭和の底」が見えてくる。
ちびまる子ちゃんは比較対象として面白い。同じく昭和の家族を描いているが、こちらはノスタルジーを前面に出している作品で、昭和物語 TVとの温度差を比べながら見ると、「昭和をどう切り取るか」の違いがよくわかる。
もう少し骨太なものが見たければ火垂るの墓。戦時下という設定は違うが、「社会の大きな波に飲まれながら家族の単位がどうなるか」というテーマは地続きだ。見終わった後の重さは段違いだが、昭和物語 TVを見た後に続けると、昭和という時代の振れ幅がわかって、両方の解像度が上がる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『昭和物語 TV』はdアニメストアで視聴できます。昭和の家族の姿を温かく描いたこの作品は、時代を超えて楽しめる人間ドラマです。dアニメストアに加入済みの方はすぐに視聴を始めることができます。