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葬送のフリーレン ~●●の魔法~ 2クール
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TOHO animation STUDIO |
テレビアニメ第2期に向けて毎月公開される魔法ショートの第二弾。第12話から始まり、TOHO animationの公式YouTubeアカウント、Frieren公式TwitterとTikTokで配信される。身長が伸びる魔法(2025年4月2日公開)、おなかいっぱいになる魔法(2025年5月7日公開)などが含まれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テレビアニメ第2期の放送に先行して毎月1本ずつ公開される魔法ショートアニメの第二弾シリーズ。前シリーズに続き第12話から始まり、TOHO animation公式YouTube・フリーレン公式Twitter・TikTokにて無料配信される。2025年4月公開の「身長が伸びる魔法」や5月公開の「おなかいっぱいになる魔法」など、フリーレンたちが体験する不思議でユニークな魔法の数々を短い映像で楽しめるコメディショートアニメ。原作ファンはもちろん、シリーズ初見の方も気軽に楽しめる作品となっている。みどころ・魅力
① 毎月届くショートコメディのテンポの良さ
1本あたり数分という短い尺の中に、クスッと笑えるオチがしっかり詰まっているのが本シリーズの魅力。忙しい日常のスキマ時間に気軽に視聴できるため、長編アニメに比べてハードルが低く、繰り返し見ても飽きない軽快なテンポが心地よい。② 日常に溶け込む「ちょっと便利な魔法」という発想
「身長が伸びる魔法」「おなかいっぱいになる魔法」など、壮大な冒険ではなく身近な願望を叶える魔法がテーマなのが新鮮。本編の壮大な世界観とは対照的なほのぼのとした設定が、キャラクターの意外な一面を引き出し、シリーズへの親しみをさらに深めてくれる。③ 第2期放送前に楽しめる公式前日譚的コンテンツ
本シリーズはテレビアニメ第2期の放送を前にして公式から提供されるショートアニメ。第2期を待つファンにとっては世界観を再確認しながら気分を高められる絶好のコンテンツであり、フリーレンの世界を身近に感じる橋渡し的な役割を果たしている。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 原作 | 山田鐘人 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | アベツカサ |
| キャラクターデザイン | めばち |
| 音楽 | エバン・コール |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間に笑った。「●●の魔法」って、公式が堂々と伏せ字で出してくるのか、と。フリーレン2期を待ちながら月1で配信されるショートを追うのも悪くない、くらいの温度感で見始めた。TOHO animationがYouTubeで流しているというだけで、それほど期待値を上げていなかった。
ところが種﨑敦美の声が流れた瞬間に、空気が変わる。本編と同じ、あの抑揚の少ない、でもどこかに体温のあるフリーレンの声。配信特化のショートアニメにありがちなコスト削減の痕跡がない。2回見ると、1回目に笑って流したカットに、細かいキャラクターの表情が仕込まれていることに気づく。この密度でショートをやるのか、という意外さが正直な第一印象だった。
魔法とは、個人的でつまらない欲望のためにある
「身長が伸びる魔法」「おなかいっぱいになる魔法」——タイトルにある●●がこういう内容だと知ったとき、フリーレンという作品のことを改めて好きだと思った。
本編でも何度もやっていることだが、このシリーズは一貫して「魔法というものを、英雄的な文脈から引き剥がす」方向に動いている。魔王討伐の旅を振り返るはずの話が、実はフリーレンがヒンメルのことを理解しきれていなかった後悔の話だったように、この短編群でも魔法はひたすら個人的で、ちょっとしか意味のないことに使われる。身長を伸ばしたい。おなかをいっぱいにしたい。そういう、言ってしまえば誰でも思うような欲望のために、誰かが必死に魔法を開発したという事実が積み重なっていく。
これは単なるギャグではなくて、フリーレンが何千年もかけて魔法を収集してきた動機と地続きになっている。彼女が拾い続けてきた「つまらない魔法」のひとつひとつに、それを作った人間の切実さがある。●●が伏せられているのも、その「つまらなさ」を先に知らせないための仕掛けだろう。見てから初めてタイトルが完成する構造になっている。
岡本信彦のヒンメルが声だけでも存在感を持つのは、その個人的な欲望と魔法の接点を一番わかりやすく体現しているキャラクターだからだと思う。声優と夜あそびのMCとして知られる岡本信彦のあの少し大げさな芝居が、ヒンメルの「英雄なんだけど人間くさい」という矛盾を自然に成立させている。
特に刺さったシーン
「おなかいっぱいになる魔法」の話で、魔法が発動したあとのフリーレンの反応が良かった。種﨑敦美の演技が、喜びとも困惑ともとれない絶妙な間で処理していて、セリフの量に対して情報量が多い。フリーレンというキャラクターの「感情はあるんだけど表現の仕方がわからない」という部分が、あのひと呼吸で出ていた。
上田燿司のアイゼンと東地宏樹のハイターが絡む場面は、本編ファンへのサービスとしてきれいに機能している。あの二人の掛け合いのテンポ——ハイターが軽口を叩いてアイゼンが無言で返す、あのリズムがショートフォーマットでも崩れていない。石上静香のラオフェンが出てくる場面は、本編での彼女の位置づけを知っているほど笑える構造になっていて、2回目のほうがちゃんと面白い。
映像の品質については、TVアニメと同じとは言わないが、配信オリジナルとしては水準を超えている。作画の枚数よりも、カメラワークとカットの切り方で見せる意識がある。ここは明らかに手を抜いていない部分で、毎月1本これを出してくるTOHO animationの本気度がわかる。
読んで見たくなったら——『葬送のフリーレン ~●●の魔法~ 2クール』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 葬送のフリーレン本編を複数回見ているファン
- 魔法・ファンタジー設定のディテールを楽しめる人
- 5分以内のショートアニメを隙間時間に追う習慣がある人
- 2期放映まで世界観をキープしておきたい人
- 種﨑敦美・岡本信彦の演技を目当てに見る人
合わない人
- 本編未視聴でキャラクター関係の前提がない人(これ単体では文脈が薄い)
- ストーリーの起承転結を求めている人(ショートなので解決しないまま終わる)
- 毎月配信のペースに合わせて追うのが面倒な人
次に見るなら
葬送のフリーレン(TVアニメ1期)——言うまでもないが、このショートを見て本編を未視聴なら今すぐ見たほうがいい。ショートの「つまらない魔法」の積み重ねが何のためにあるのかが、本編を見るとすべて回収される。28話あるが失速しない数少ない作品のひとつ。
魔女の旅々——魔法が日常と地続きになっている世界観が近い。一話完結のエピソードが多く、フリーレンの「魔法を拾い集める旅」に似たテンションで見られる。こちらは少し暗めの話も混ざるが、世界観の作り方が丁寧。
ダンジョン飯——ファンタジーの文法を「食事・生活」側から再解釈するという点でフリーレンショートと同じベクトルを向いている。魔法ではなく料理だが、英雄的な設定を地に足のついた視点でひっくり返す快感は共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『葬送のフリーレン ~●●の魔法~ 2クール』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらも国内主要の動画配信サービスで、各プランへの加入で楽しめます。テレビアニメ第2期を心待ちにしながら、ショートアニメで世界観をおさらいしてみてはいかがでしょうか。



