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ストレンジ・プラス
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Seven |
少年・コウはスラム街で失踪した兄・タクミを探しに来た。兄妹は再会し、タクミは現在ミクニ探偵事務所の所長であることが判明する。コウは兄を家に連れ戻したいが、タクミ自身は戻る気がない。そこでコウは事務所で雑務を始めることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
スラム街に迷い込んだ少年・コウは、長らく行方不明だった兄・タクミをついに発見する。再会を果たしたものの、タクミはなんとミクニ探偵事務所の所長として働いていた。家に戻ってほしいコウに対し、タクミ本人はまったく帰る気なし。途方に暮れたコウは、とりあえず事務所に居座って雑務を手伝うことにするが——癖の強いキャラクターたちが巻き起こす日常は、なかなか一筋縄ではいかない。
みどころ・魅力
① テンポ感が命の短編コメディ
1話数分のショートアニメながら、ボケとツッコミの密度が高く、だれることなく笑いが続く。短い尺の中でキャラクターの個性をテンポよく描き切る構成は、忙しい合間にサッと観るのに最適です。
② 個性派キャラクターたちの掛け合い
真面目に見えて自由奔放な所長・タクミをはじめ、探偵事務所に集まる面々はクセが強く、コウのまっすぐなリアクションとのギャップが笑いを生む。キャラクター同士のテンポよい掛け合いが本作最大の魅力です。
③ 気軽に見られる日常系の空気感
大きな事件や重い展開はなく、探偵事務所を舞台にしたゆるい日常が続く。コメディと日常系のバランスが絶妙で、肩の力を抜いて楽しめる気軽さが、ショートアニメらしい心地よさを生み出しています。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| キャラクターデザイン | 古川博之 |
|---|---|
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | 匠「Beauty Boy」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけはどこかで聞いた気がする、という状態で検索したら配信がどこにもない。2014年のショートアニメがそのままDVDの海に沈んでいる。TSUTAYA DISCASで30日無料というのを使って借りた。こういうルートでしか見られない作品に、たまに掘り出し物がある。
最初の数話は「ああ、この時代のショートギャグだな」という受け取り方だった。5分一本完結で、スラムの変な探偵事務所に弟が転がり込む、という設定をそのままギャグに変えていく。でも2周目に入ると、キャラクターの関係性の重心のとり方が面白いことに気づく。最初はただ騒がしいだけに見えた場面が、少しずつ輪郭を持ち始める。ショートアニメでこれをやるのは結構難しい。
「帰れ」と言いながら居場所を作る兄と、居場所を探しに来た弟
この作品の構造はシンプルだ。弟の恒(コウ)が行方不明だった兄・巧美(タクミ)を見つけ、連れ戻そうとする。タクミは戻る気がない。コウはじゃあ事務所に居座る。それだけ。
でもよく見ると、これは「居場所」の話だと思う。タクミがなぜスラムの探偵事務所にいるのかは曖昧なまま進む。実家に何があったのかも、なぜ消えたのかも、深くは掘り下げない。それが誠実だと感じた。「家族に訳アリ、でも詳細は描かない」というショートアニメらしい割り切り方で、代わりに描くのはそこで生まれていく新しい関係性だ。
福山潤が演じる巧美は、飄々としているようで微妙に弟の存在を受け入れている。「帰れ」と言いながら帰らせない。関智一演じるコウは、兄を連れ戻そうとするが気づけばその場所に馴染んでいる。この2人の声のバランスがこの作品の核で、福山潤の軽くて芯のある声と、関智一の少し張り詰めた感じが、ショートコメディのリズムを成立させている。声優と夜あそびのMCとしても知られる関智一が、ここでは弟というどこかアンバランスな立場を演じているのが面白い。
置鮎龍太郎演じる正宗、ゆきのさつき演じる美羽、小西克幸演じる米良など、事務所に集まるメンバーがそれぞれ妙な存在感を持っていて、「そういう人が集まる場所」としてスラムの事務所が自然に機能している。何かから離れてきた人たちが、ゆるくつながっている。そこにコウが飛び込んでくる。
ショートアニメだから深く掘り下げることはしない。でもそれが逆によくて、重くならずに「なんかここ悪くないな」という空気感だけを丁寧に残している。血縁以外のつながりで作られた場所、というテーマは2014年当時も今も変わらず機能する。
特に刺さったシーン
序盤、コウが事務所のメンバーと初めて顔合わせをするくだりが好きだった。変な大人たちが変な理由でそこにいる状況を、コウの反応だけで描いていくテンポがいい。関智一の声が「え、なんなのここ」という困惑を丁寧に拾っていて、セリフじゃないところで笑いが作られている。
小西克幸演じる米良が出てくる場面は、声のトーンだけで「ああ、この人何かズレてるな」とわかる。小西克幸は表面上は普通だけど芯のところが読めないキャラを演じさせると妙に上手くて、尺のないショートアニメでも一発でキャラが立つ。
巧美と恒が普通に話しているだけの場面も、何度か見返すと意外と情報量が多い。福山潤の声がほんの少し柔らかくなる瞬間があって、そこで「ああ、やっぱり兄弟なんだな」と改めて思う。セリフでは言わない部分を声で補っている。こういうのを見つけると、また最初から見たくなる。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2010年代前半のショートアニメを掘り返すのが好きな人
- スラム・探偵事務所・変な大人たちという設定の組み合わせに反応できる人
- 福山潤と関智一の掛け合いを声だけで楽しめる人
- 重さのないコメディを5分単位で気軽に見たい人
- TSUTAYA DISCASやDVD購入など物理メディアルートを厭わない人
合わない人
- ストーリーの起承転結をしっかり求める人(5分完結が続くだけ)
- 配信でサクッと見たい人(現時点で主要配信サービスには一切ない)
- 設定やキャラクターの掘り下げを期待する人
- ショートアニメのギャグ密度に慣れていない人
次に見るなら
変な人たちが変な場所でゆるく共存するコメディが好きなら「もやしもん」も合うかもしれない。設定のジャンルは全然違うが、「普通じゃない場所に普通じゃない人が集まる」という構造と、キャラクター同士の空気感の作り方が近い。
ショートアニメのギャグ密度とキャラクターの関係性を同時に楽しみたいなら「D.Gray-man」より軽いものとして「おそ松さん」が参照点になる。兄弟というモチーフ、コメディベースのキャラクター描写、声優の演技で笑いを作る構造が重なる。
福山潤の芝居をもっと聞きたいなら、同じ2014年前後の作品を掘ると当たりが多い。この時代の彼の声は後年とまた少し質感が違って、それだけで見る価値がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
現在、ストレンジ・プラスは国内外の主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を検討される場合は、BDやDVDなどのパッケージ販売をご確認ください。配信状況は今後変わる可能性もあるため、定期的にチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
現在、ストレンジ・プラスは国内外の主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を検討される場合は、BDやDVDなどのパッケージ販売をご確認ください。配信状況は今後変わる可能性もあるため、定期的にチェックしてみてください。