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聖闘士星矢Ω
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 97話 |
| 原作 | 漫画 |
火星の戦神マルスはかつてセイヤに封印されたが、復活の時が近づいている。一方、アテナ・沙織はセイヤに救われた少年・光牙を育て、彼は聖闘士になるべく修行を続けていた。自らの運命を知らぬまま、光牙が秘めたコスモの力に目覚めるとき、迫りくる危機に対抗する戦いが始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて火星の戦神マルスを封印した聖闘士・星矢。その封印が解かれようとしている時代、アテナ・沙織は星矢に救われた少年・光牙を育ていた。自らの出生の秘密も知らぬまま修行を続ける光牙は、やがて秘めたるコスモの力に目覚め、聖闘士として迫りくるマルスの脅威に立ち向かうことになる。新たな聖闘士たちの絆と闘いの物語が幕を開ける。みどころ・魅力
① 新世代の聖闘士たちが紡ぐ熱いバトル
光牙をはじめとする新世代の聖闘士たちが個性あふれるコスモを駆使して戦う姿は本作最大の見どころ。元祖「聖闘士星矢」のDNAを受け継ぎながらも独自の設定とキャラクターで展開されるバトルシーンは、往年のファンも新規視聴者も楽しめる熱量に満ちている。② 「Ω(オメガ)」という新たなコスモの概念
本作では従来のコスモに加え、究極の力「Ω(オメガ)」という新概念が登場する。各キャラクターがどのようにしてこの力を開花させるかという成長の過程が丁寧に描かれており、バトルに戦略的な奥深さをもたらしている。③ オリジナル聖闘士たちとのクロスオーバー要素
旧作ファン待望の要素として、星矢ら原作キャラクターの面影や設定が物語に織り込まれている。過去作へのリスペクトを感じさせる演出が随所に散りばめられており、シリーズ初見でも楽しめつつ、旧作ファンにはさらなる感慨をもたらす構成となっている。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 畑野森生 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| OP | メイクアップ feat. 中川翔子「ペガサス幻想 ver.Ω」 |
| OP | √5「新星Ω神話 (ネクストジェネレーション」 |
| OP | 流田Project「未来聖闘士Ω(セイントエボリューション」 |
| OP | シンティア「閃光ストリングス」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
元の星矢世代ではない。「車田正美の黄金期」を知らないまま育った人間が聖闘士星矢Ωを見るとどうなるか、その記録だと思って読んでほしい。
見始めたのは、諏訪部順一と小西克幸が出るという情報を先に知ったから。それだけで判断した。で、1話を再生したらいきなり「マルスvsセイヤ」という過去の因縁から始まって、「これ前の話を知らないと文脈がないやつだ」と若干引いた。
2周目に入ってようやく気づいたのは、Ωが意外と「前作を知らない視聴者」への配慮をちゃんとしていること。光牙という新主人公を軸に据えたのは、「星矢を知らない世代」と並走させる仕掛けだったんだと。最初は「平成版の焼き直しでしょ」と思っていたのが、少しずつ修正されていった。
「コスモの継承」ではなく、「コスモの開拓」をやっている
星矢Ωをただの続編として見ると、見誤る。この作品が本当にやりたかったのは「伝説の戦士の後継者が伝説を守る話」ではなく、「先代が定義した枠組みそのものを壊して新しい宇宙を開く話」だと思っている。
光牙はアテナに育てられ、星矢の背中を追いながら育った。その構造が示すのは「継承」ではなく「呪縛からの解放」という図式だ。序盤の光牙は典型的な熱血少年で、正直最初は食指が動かなかった。でも中盤以降、彼が「星矢ならこうする」という幻影に縛られながら戦う場面の積み重ねを見ると、これは「偉大な先達の影」という普遍的な葛藤を宇宙規模でやっている話なんだと気づく。
龍峰(柿原徹也)と光牙の対立も、単純なライバル関係に見えて実は「先代の価値観をどう解釈するか」という思想の衝突として読める。柿原の声が持つ鋭さと静かな冷静さが、龍峰の「正論で人を追い詰めるタイプ」という造形を完璧に支えていて、2回目に見ると龍峰の言葉にも一理あると感じてしまう。
コスモを「色とりどりの炎」として描いたΩ独自の視覚表現も、この「開拓」テーマと連動している。先代の白銀・黄金という階層的な秩序を解体して、個人の固有性を前に出す試みだ。賛否あるのはわかるが、あれをやらないとΩは「劣化版の焼き直し」で終わっていたと思う。見た目の派手さの裏にある設計意図は、意外とまじめだった。
特に刺さったシーン
乙女座のフドウが初めて画面に登場する場面。関智一の声でフドウが喋った瞬間に、「この作品には本物が混ざってる」と思った。「声優と夜あそび」のMCとして知られる関智一だが、こういう重厚な役を当てられると別の顔が出てくる。圧と静けさが同居する芝居は、何回見ても整合性がある。
エデン(諏訪部順一)の中盤の転換点も印象に残っている。敵サイドの人物がここまで丁寧に掘り下げられるとは思っていなかった。2周目で序盤を見直すと、すでに伏線が張られていることに気づく。諏訪部の声は「美形の悪役」を超えた何かを持っていて、エデンの内面の揺らぎを台詞よりも声のトーンで表現してくる。
蒼摩役の小西克幸は、コミックリリーフ寄りのポジションでありながら、終盤のある場面で急に芝居のギアが上がる瞬間がある。普段との落差が効いていて、ああこの人は計算してそこに溜めを作っていたんだと後から理解した。こういう「2回目で発見できる設計」が地味に好きだ。
読んで見たくなったら——『聖闘士星矢Ω』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 元の星矢世代ではないが、シリーズの入口を探している人
- 豪華声優陣の演技を目当てに長編シリーズを付き合える人
- 「世代交代もの」の王道フォーマットが好きな人
- 2クール以上かけてキャラクターが育つ過程を見届けるのが苦でない人
- バトルアニメの「絶体絶命→覚醒」の繰り返しを楽しめるタイプ
合わない人
- 旧作を熟知しているほど「変えるな」という感情が先に立ちやすい
- 序盤の主人公の典型的な熱血描写に乗れないと最後まで持続しない
- バトルのテンポが遅いと感じるタイプ
- コスモの色変更など旧作との差異が気になって集中できない人
次に見るなら
聖闘士星矢(1986年版)——Ωを先に見たなら、逆輸入で元を辿るのも悪くない。比べながら見るという楽しみ方は、Ωを先に通った人間の特権だと思っている。2周目のΩが全然違って見えるはずだ。
機動戦士ガンダムAGE——同じ2012年放送の三世代引き継ぎ型バトルアニメ。継承と断絶というテーマの扱い方が対照的で、Ωと並べると「世代交代ものの設計思想の差」が浮かび上がる。どちらもファン内での評価が割れるタイプ、という共通点もある。
テガミバチ——宇宙規模の派手さとは対照的だが、「先代が守り続けてきたものを後継者がどう引き受けるか」というテーマに引っかかりがあるなら。使命と個人の意志の衝突という軸で、Ωと不思議なところで響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『聖闘士星矢Ω』はABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの4つの主要サービスで視聴できます。複数のプラットフォームに対応しているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。新世代の聖闘士たちの熱い闘いをぜひチェックしてみてください。
