終末のワルキューレⅡ

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2023終末のワルキューレⅡ

終末のワルキューレⅡ

★ 3.8 / 5.0アクションドラマファンタジー超自然
放送年2023年
フォーマットONA
話数10話
原作漫画
制作Graphinica

終末のワルキューレ第2シーズン ラグナレク大会で人類が初勝利を挙げた。神の長ゼウスは、辱められたギリシャ神族の汚名を晴らすため、半神ヘラクレスを次の戦いに送り出す。神と人間の両方から愛される英雄に対抗するため、ヴァルキューレのブルンヒルデは特別な作戦を決行する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

神々と人類の代表が命を懸けて戦う「ラグナレク」。第1戦で人類が奇跡の初勝利を挙げ、神側は大きな衝撃を受ける。面目を潰されたギリシャ神族の長ゼウスは、神と人間双方から愛される英雄・半神ヘラクレスを第2戦の闘士として送り込む。圧倒的な強さと揺るぎない信念を持つ英雄を前に、ヴァルキューレのブルンヒルデは人類の存続をかけた秘策を練る。果たして人類の代表は、伝説の英雄を打ち倒すことができるのか。

みどころ・魅力

① 神と人間の両方から慕われるヘラクレスの圧倒的な存在感

第2戦の相手は、12の功業で名を馳せる半神ヘラクレス。神でも人間でもない特異な出自と、誰もが認める強さ・慈悲深さが描かれ、単純な「敵」として描かれない複雑な人物像が見どころ。戦闘の激しさだけでなく、キャラクターの背景と哲学が物語に深みを与えている。

② ブルンヒルデの頭脳戦と人類代表の覚悟

絶対的強者に対し、ヴァルキューレのブルンヒルデがどんな戦略で挑むかがシーズン2最大の緊張ポイント。人類の代表として選ばれた闘士の選択と覚悟、そして神と人の力の本質的な差を埋めようとする意志が、戦闘シーンに感情的な重みをもたらす。

③ スケールアップした戦闘作画とテンポの良い演出

シーズン1から引き続き、神話的スケールの格闘が迫力ある映像で描かれる。Netflixオリジナルとして制作されたシーズン2は、前作の課題を踏まえた演出改善も見られ、バトルの緩急と感情の起伏が噛み合ったシーン構成がシリーズファンの期待に応える内容となっている。

キャスト・声優一覧

ブリュンヒルデ
ブリュンヒルデ
メイン
›
沢城みゆき
ゲル
ゲル
メイン
›
黒沢ともよ
ヘーラクレース
ヘーラクレース
メイン
›
小西克幸
シヴァ
シヴァ
メイン
›
鈴木達央
ジャック・ザ・リッパー
ジャック・ザ・リッパー
メイン
›
杉田智和
雷電爲右衞門
雷電爲右衞門
メイン
›
木村昴
ヘイムダル
ヘイムダル
サブ
›
野津山幸宏
ヘルメス
ヘルメス
サブ
›
諏訪部順一
福禄寿
福禄寿
サブ
›
蒼谷和樹
ウィリアム・シェイクスピア
ウィリアム・シェイクスピア
サブ
›
最上嗣生
あんね
あんね
サブ
›
菊永あかり
ケン席
ケン席
サブ
›
水森ちこ

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スタッフ

監督大久保政雄
シリーズ構成筆安一幸、山田由香
原作フクイタクミ、梅村真也
原案キャラデザアジチカ
キャラクターデザイン佐藤正樹
音楽高梨康治
音響監督蝦名恭範
OP南「ルードルーズダンス」
ED小野正利「祈」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期をNetflixで流し見して、「まあ設定は好きだけど」くらいの温度感で2期を始めた。神々の議会が人類を滅ぼすかどうか討議して、ワルキューレたちが人間の闘士を選んで1対1で戦わせる——この設定だけで食いつけるタイプの人間なので、続編が出ればとりあえず見る。1期の佐々木小次郎戦が思いのほか良かったのもあった。

2期は「ヘーラクレースが来る」というところから始まる。神でも人間でもない、両方から愛される英雄。その設定を聞いた瞬間、少しだけ背筋が伸びた。どんな対戦相手をぶつけてくるのか、そっちが気になって1話を流す手が止まらなかった。2回目に見直したとき気づいたのは、序盤のシヴァ戦の決着があとのヘーラクレース戦の「重み」を下敷きにしていること。1回目は純粋に拳の応酬に目が行っていたから、完全に見落としていた。

「人類の敵」になれない英雄が戦う理由

この作品を「神vs人間のバトルもの」だと思って見ていると、2期で少し足元をすくわれる。ヘーラクレースは神でも人間でも「敵」ではない。神の血を引きながら人間として生き、12の功業を通じて神格を得た——その出自からしてすでに、このシリーズが設定した「神vs人間」という二項対立の外側にいる。

彼が戦場に立つのは人類を滅ぼしたいからではなく、ゼウスに義理を果たすためだ。小西克幸が声をあてているヘーラクレースの語り口には、強者の余裕だけでなく、どこか疲れたような温かさがある。強い台詞を言っているはずなのに、悲しみのほうが先に届いてくる声。あの演技がなければこのキャラクターの複雑さは半分も伝わらなかったと思う。

ブルンヒルデが選ぶ対戦相手も、単純な「打倒強敵」の論理では動いていない。人類代表として送り込む人間に何を見ているのか——沢城みゆきの硬質な声が、台詞の裏に隠した感情を絶妙に漏らす瞬間がある。「冷徹な戦略家」として設計されているはずのキャラクターが、時折ひどく人間くさく見える。それはあの声があるからで、台本だけでは出てこない何かだ。

2期が描こうとしているのは、「勝てない相手に人間がどう立ち向かうか」ではなく、「戦う理由を持てない者がなぜ戦場に立つのか」という問いに近い。その問いが中心にあるから、バトルシーンの派手さよりも決着の瞬間のほうが重くなる。インフレが気になる、という懸念は今も消えていないけれど、少なくともヘーラクレース戦については、そのインフレに意味を持たせようとした跡が見える。

特に刺さったシーン

終盤、ヘーラクレースが人類代表の闘士と向き合うシーン。小西克幸の声がそれまでと少しだけトーンを変える瞬間がある。強さは変わらない、でも「戦うこと」への意味付けが変わる——その変化を台詞ではなく声の質で表現していた。ここで初めて、ヘーラクレースという存在の哀しさが輪郭を持った気がした。

もう一つ、シヴァを演じた鈴木達央の仕事が面白かった。序盤の対戦で見せるシヴァの「楽しんでいる」感——強者の余裕ではなく、純粋に戦闘そのものが好きな存在として作られていて、ああいうキャラクターは声に色気がないと成立しない。実際、格闘漫画的な熱量とどこか神秘的な距離感が同時にあって、不思議なバランスだった。諏訪部順一のヘルメスも相変わらず「状況を楽しんでいる第三者」ポジションを軽やかにこなしていて、重いシーンの前後を整える仕事をしている。

映像については、Netflixオリジナルだからこその処理がある。TVシリーズなら尺やコストの関係で間引かれそうな「溜め」の時間が、ちゃんと残っている。バトル作品として見るなら、このONAフォーマットの恩恵は小さくない。

読んで見たくなったら——『終末のワルキューレⅡ』はNetflixで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 神話・歴史上の人物が戦う設定を聞いただけで「見る」と決められる人
  • バトルもので声優演技の微細な変化を追いかけるのが好きな人(小西克幸・沢城みゆきの仕事量が多い)
  • 1期を見ていて「2期はどこで決着をつけるのか」が気になっている人
  • 格闘トーナメント形式で、各試合に独立した読み切り的な面白さを求めている人

合わない人

  • 続くにつれてインフレが加速する展開に疲れを感じやすい人(この不安は2期でも現役)
  • キャラクターの心理描写を丁寧に掘り下げてほしい人(バトル描写が優先される構成)
  • 1期未視聴で2期から入ろうとしている人(説明なしに始まるので置いてかれる)
  • 「実在した歴史上の人物」が大幅に改変されて登場することに抵抗がある人

次に見るなら

格闘トーナメント形式で「各試合に物語がある」という構造が好きなら、ケンガンアシュラを。こちらもNetflixオリジナルで、企業の利権を巡る格闘大会という設定ながら、選手一人ひとりにドラマが積み上げられている。終末のワルキューレと同じく「強さの理由」を重視する作りで、バトル描写のテンポも近い。

「神話世界と人間の意地」という軸で掘り下げたいならヴィンランド・サガ。北欧神話の空気感と地続きの世界で、暴力の意味そのものを問い直す話。終末のワルキューレとは真逆に近い静けさがあるが、「戦う理由を失った者の物語」という点で響き合う部分がある。

シリーズ構成のドーパミン的な気持ちよさをそのまま別作品で味わいたいならバキシリーズ。古代から現代まで幅広い強者が集まる設定の元祖に近く、インフレへの向き合い方も含めて比較しながら見ると面白い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「終末のワルキューレⅡ」はNetflixにて独占配信中です。シーズン1を視聴済みの方はそのまま続けて楽しむことができ、本作から視聴を始める場合はシーズン1からの視聴をおすすめします。Netflixの会員であればすぐに全話まとめて視聴できます。

よくある質問

Q. 終末のワルキューレⅡはどこで見られますか?
A. Netflixで独占配信されています。Netflixの会員登録をすれば全話視聴可能です。シーズン1も同じくNetflixで配信されているので、合わせて楽しめます。
Q. シーズン1を見ていなくても楽しめますか?
A. シーズン2はシーズン1の直後から物語が続くため、先にシーズン1を視聴することをおすすめします。世界観・キャラクター・ルールを把握してから見ると、より内容を深く楽しめます。
Q. 原作マンガとストーリーは同じですか?
A. 基本的なストーリーラインは原作マンガ(梅村真也・アジチカ・フクイタクミ著)に準拠しています。アニメならではの演出や省略はありますが、原作ファンも楽しめる内容となっています。
Q. シーズン3はありますか?
A. 2023年時点でシーズン3の公式発表は確認されていません。原作マンガは連載継続中のため、続編制作への期待は高く、公式情報を随時チェックすることをおすすめします。

まとめ

「終末のワルキューレⅡ」はNetflixにて独占配信中です。シーズン1を視聴済みの方はそのまま続けて楽しむことができ、本作から視聴を始める場合はシーズン1からの視聴をおすすめします。Netflixの会員であればすぐに全話まとめて視聴できます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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