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2023

終末のワルキューレⅡ 後編
★ 3.8 / 5.0アクションドラマファンタジー超自然
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 5話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Graphinica |
人類存亡をかけたラグナロク、第6回戦は神側の釈迦対人類側の零福の戦いが描かれます。かつて人類に福をもたらした零福は、人類への絶望と釈迦への嫉妬から変質し、不幸を撒き散らします。しかし、釈迦はそんな零福の憎しみを受け止め、本気のぶつかり合いを通して零福に変化をもたらそうとします。互いの信念を貫く熱い戦いが繰り広げられます。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
人類存亡を賭けた神々と人類の代理戦争「ラグナロク」。その第6回戦は、神側の代表・釈迦と、人類側の代表・零福の激突が描かれます。かつて人類に福を授けた善神でありながら、人々の裏切りと釈迦への嫉妬から心を歪ませ、不幸を撒き散らす存在へと変質した零福。彼の深い憎しみと絶望に対し、釈迦はあえて真正面から向き合い、本気の拳をぶつけ合います。互いの信念を懸けた魂の対話とも言える戦いの果てに、零福の心に何が芽生えるのか。シリーズ屈指の熱量を持つ一戦が幕を開けます。みどころ・魅力
① 善神から堕ちた零福という哀しき悪役
本作最大の魅力は、敵役である零福の造形にあります。元は人類を愛した善神でありながら、裏切られ続けたことで憎しみへと変質した彼の背景は単純な悪では片づけられません。なぜ彼がここまで人類を呪うのか、その過去が明かされるほどに胸が締めつけられる、奥行きのあるキャラクター描写が光ります。② 釈迦の「型破りな聖人」としての魅力
神でありながら人類側に立つ釈迦は、飄々としながらも誰よりも他者の痛みに寄り添う異色のヒーローです。零福の憎しみすら正面から受け止めようとする懐の深さと、いざ戦いとなれば見せる圧倒的な強さのギャップが見どころ。彼の言葉一つひとつが戦いに深い意味を与えていきます。③ 拳で語り合う魂のぶつかり合い
本シリーズの真骨頂である、ド迫力のバトル作画は本編でも健在です。単なる力比べではなく、互いの信念と生き様を拳に乗せて語り合う構図が胸を打ちます。零福の絶望と釈迦の慈悲が交錯するクライマックスは、アクションでありながら一編のドラマとして強い余韻を残します。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 大久保政雄 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸、山田由香 |
| 原作 | フクイタクミ、梅村真也 |
| 原案キャラデザ | アジチカ |
| キャラクターデザイン | 佐藤正樹 |
| OP | 美波「ルードルーズダンス」 |
| ED | 小野正利「祈」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「後編だけか」と一瞬ためらった。前編が釈迦と零福の睨み合いでいいところに切れていて、続きを宙吊りにされていた口だから、配信に乗ったと知って結局その日のうちに開いた。Netflixで前編から続けて見返すと、間が空いたことを忘れるくらい熱が地続きで、まとめて浴びるのが正解だった。最初は「神々と人類の星取り」をいつもの調子で消化するつもりだったのに、零福の顔が崩れていく序盤で背筋を直した。2回目に見たときのほうが、釈迦の飄々とした態度の下に何が沈んでいるかが見えて、印象がまるで変わる。前編を見ているなら、ここで止める理由はない。幸福を配っていた神が、いちばん不幸だったという話
この第6回戦は、強い者同士の殴り合いの皮をかぶっているけれど、中身は「与える側に回った者の孤独」をめぐる話だと思っている。零福はもともと人間に福を配っていた。配って、配って、それでも自分には何も返ってこなかった。同じ場所から出発したはずの釈迦が、すべてを捨てて悟りの側へ抜けていく——その背中を見たときの、置いていかれた感覚。嫉妬というと安っぽく聞こえるけれど、ここで描かれているのは「いちばん近くで見ていた者だからこそ生まれる嫉妬」で、それは赤の他人には湧かない種類の感情だ。福の神が不幸を撒く神に裏返るのは、設定の妙というより、与え続けた人間が最後にどう壊れるかという観察に見える。 面白いのは、釈迦がその憎しみを論破しないことだ。正論で殴り返すのではなく、まず全部受け止める。本気でぶつかることでしか届かない相手がいる、という不器用な信頼の話でもある。リング外で沢城みゆきのブリュンヒルデや諏訪部順一のヘルメスが交わす解説が、その「受け止め方」の意味を観客に翻訳していく構造もうまい。単なる神 対 人類の力比べではなく、救いとは何を返すことなのか——零福が欲しかったのは勝利でも福でもなく、ただ見ていてくれる誰かだったのでは、と2回目で気づいて少し黙った。特に刺さったシーン
中村悠一の釈迦が、ずっと軽い。だらしないくらい飄々としていて、それが終盤、零福の拳を正面から受けにいく一瞬だけ声の温度が変わる。ここで「ああ、この人はずっと本気だったのか」と腹に落ちて、思わずソファで前のめりになった。対する村瀬歩の零福が見事で、憎悪をがなり立てるのではなく、声の奥に湿った寂しさを残したまま叫ぶ。だから怖いのに、嫌いになれない。終盤のぶつかり合いで、勝ち負けよりも零福の表情がほどけていく瞬間のほうに目がいって、決着そのものより、そこに至るまでの一打一打が効いてくる。配信オリジナルらしく作画の物量を惜しまない殴り合いで、画面が大きく揺れるたびに、二人が言葉にできなかった分を拳で喋っているように見えた。読んで見たくなったら——『終末のワルキューレⅡ 後編』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 前編を見て、釈迦と零福の対峙で宙吊りにされたままの人
- 力比べの裏に「与える者の孤独」みたいな感情の物語を読みたい人
- 濃い作画で殴り合うバトルと、リング外の解説劇が両方好きな人
合わない人
- 前編・第1期を未見で、いきなり後編から入ろうとしている人
- テンポ重視で、回想や信念の語りを冗長に感じるタイプの人
- 勝敗のカタルシスだけをすっきり味わいたい人
次に見るなら
まずは順番として終末のワルキューレの第1期。後編だけ見て刺さったなら、神々と人類が一戦ごとに信念を背負って潰し合う前半戦を埋めておくと、この6回戦の重みが倍になる。歴史上の豪傑がぶつかる祭りの感触が好きならドリフターズ。実在の英雄を引っ張り出して暴れさせる悪趣味な楽しさが近い。純粋に拳と拳の語り合いを浴びたいなら範馬刃牙。理屈より「殴り合いでしか通じない関係」を描くという一点で、終末のワルキューレと地続きの体温がある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「終末のワルキューレⅡ 後編」は、Netflixで独占配信されており、いつでも視聴することができます。前編から続く釈迦と零福の死闘を一気見できるのも配信ならではの魅力です。Netflixの会員であれば追加料金なしで楽しめます。






