※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

シュガシュガルーン
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
ショコラ・メイユールとバニラ・ミューは、魔法界の新しい女王になるための競争に参加する二人の魔女です。彼女たちは人間界に旅をして、人間の心を集めなければなりません。最も多くの「人間の心」を集めた者が勝利します。ライバルですが、二人は親友でもあります。この冒険に参加しましょう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔法界の次期女王の座をかけた試練に挑む二人の少女魔女、ショコラ・メイユールとバニラ・ミュー。試練の舞台は人間界——人間の心から生まれる「ハート」を多く集めた方が女王になれるという。性格も魔法の得意不得意も正反対のライバルどうしながら、かけがえのない親友同士でもある二人が繰り広げる、甘くて切ない魔法少女アドベンチャー。みどころ・魅力
① 「心を盗む」という斬新な魔法少女設定
男の子の「好き」という感情をハートに変えて集める、という発想が独特。バトルではなく恋愛感情がパワーの源になる構造で、誰かを好きになることへの複雑な感情がドラマの核になっている。恋愛の甘さと怖さを子ども向けに丁寧に描いた作品。② 正反対のヒロイン2人が織りなすドラマ
活発で強引なショコラと、おっとり優しいバニラ。ライバルでありながら互いを補い合う二人の関係性が物語の軸。競争の中で揺れる友情と嫉妬、信頼の描写は、単純な友情ものに収まらない深みがある。③ 原作者・安野モヨコの世界観を映像化
『ハッピー・マニア』『働きマン』で知られる安野モヨコが少女漫画に挑んだ意欲作が原作。独特のキャラクターデザインと、ときに辛口でリアルな感情描写が随所に光る。ファンタジーとしての華やかさに加え、大人が見ても楽しめる読み応えがある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 大竹紀子 |
| 音楽 | 蓑部雄崇、佐々木朋子、福田康文、小西康陽 |
| 美術監督 | 一色美緒 |
| 音響監督 | 平光琢也 |
| OP | 野本かりあ「チョコレートに夢中」 |
| ED | 松本まりか「月の向こうの世界」 |
| ED | 井端珠里「DATE?DATE」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——おぼろげな記憶と、大人になって掘り起こした理由
「魔女っ子でハート集める奴でしょ」という認識のまま2005年が通り過ぎていった。当時リアルタイムで見ていたかどうかすら怪しくて、オープニングの曲だけなんとなく頭に残っているという状態。それを改めて1話から見直したのは、岡田麿里の旧作をたどっていたのがきっかけで——『シュガシュガルーン』はシリーズ構成こそ別スタッフだが、同時期の少女向けアニメとして近くに置かれているのを見かけて引っ張り出した。
最初の数話で思ったのは、「これ、思ったより重たいな」ということ。ハートを集めるというゲームのルール自体がすでにどこかひんやりしていて、恋愛感情を「採取する」という構造が2005年の少女アニメとして存在していたことに軽く驚く。2周目では最序盤から伏線を意識して見ていたが、キャラクターの表情の作り方がかなり丁寧で、最初に流して見ていたシーンにちゃんと意味が仕込まれていた。
「誰かを好きになる気持ち」を、他人に勝つための道具にしてしまう話
表向きはショコラとバニラが人間界でハートを集めて魔女界の女王を競う、ポップな少女アニメだ。ただ、見ていくとその設定の輪郭がじわじわ不穏になってくる。
人間の「恋心」がクリスタルになって採取できるという世界設定は、ファンタジーの文法で包まれているが、要するに「誰かを自分に惹きつけて、その感情を消費する」という構造をゲームのルールとして成立させている。ショコラが男の子をドキドキさせてハートを抜くとき、その男の子の気持ちはどこへ行くのか——作中でこれを真正面から問うシーンが後半に出てくるが、そこで初めて「あ、この話ずっとそれをやっていたのか」と気づく。
ショコラとバニラの対比もそこに絡んでいる。ショコラは明るく積極的で、ハートをあっさり集める。バニラは内気で、人間の男の子の気持ちをどうしても「道具として使えない」。この差が最初はただの性格の違いに見えるが、中盤以降は倫理の差として機能しはじめる。恋愛感情を「消費」できる子と、できない子。魔法使いとして優秀なのはどちらなのか、という問いが、そのまま人間として何を大事にするかという問いにスライドしていく。
2005年の少女アニメにこの構造が入っているのは、原作の安野モヨコが関わっているからとしか言いようがない。『働きマン』や『ハッピー・マニア』と地続きの、「生きることと欲望の距離感」への視線がここにも染み出ている。子供向けに包んであるが、芯のところは案外シビアな話をしている。
特に刺さったシーン
終盤、バニラが自分の気持ちを初めてはっきり言語化するくだり。ここで竹内順子さんの声の変化がすごくて、それまでずっと抑えていたものが少しずつ漏れ出すような芝居になっている。竹内さんはどちらかといえば少年役の印象が強い声優さんで、少女キャラクターとしてのミハルで聴けるトーンの幅がまた違う質感で、複数回見てもここは毎回止まってしまう。
もう一点、津田健次郎さんのロッキンロビンは序盤と後半で声の「置き方」がまるで違う。序盤はどこか滑らかで距離を測っているような声で、後半になると同じセリフのトーンがぜんぜん別の意味を帯びてくる。津田さんの声は低域に落とすと情報量が増える特性があって、このキャラクターとの相性が良い。
皆川純子さんのユニコーンは、キャラクター自体が作中でかなり役割を変えるのだが、声のタッチも自然についていっていて、どこでスイッチしたか一度では掴みきれない。そこを確認したくて2周目を見た、という部分がある。
読んで見たくなったら——『シュガシュガルーン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代少女アニメを大人になってから掘り返すのが好きな人
- 魔法少女ジャンルに「設定の歪み」を求める人(ぬるいだけでは満足できない)
- 竹内順子・津田健次郎の声を素材として追いかけているキャスト追いオタク
- 安野モヨコ作品のトーンが好きで、アニメ版にも触れたい人
- 競争と友情の両立をテーマとした話が好き(ただし甘くないバージョン)
合わない人
- 2005年の作画クオリティが気になる人(現代基準でのヌルヌル動作は期待しない方がいい)
- シリアス展開がほぼなく、ポップに完結する話を求めている人(この作品は後半で空気が変わる)
- テンポの速い話を好む人(序盤は日常エピソードの積み重ねが多め)
- 「恋愛感情を消費するシステム」に最初から拒否感が出る人
次に見るなら
東京ミュウミュウは同時代の少女向け変身ものとして比較しながら見ると面白い。こちらもヒロインが複数いて役割が分かれているが、シュガシュガルーンより戦闘寄り。2003年放送で作画の質感も近い。「あの頃の魔法少女もの」を続けて掘りたい場合の選択肢。
魔法少女まどか☆マギカは2011年と時代は飛ぶが、「魔法少女になることの代償」という問いを正面から扱う点でシュガシュガルーンの後半と感触が重なる部分がある。ハートを採取するシステムの不穏さが気になった人なら、まどかのシステム設定も同じ文脈で読める。
カードキャプターさくらは1998年放送とさらに古いが、少女が「収集」という形式でシナリオを進める構造の源流のひとつ。シュガシュガルーンの設定がどこから来ているか確認したい人に。CLAMPの絵柄と演出設計は今見ても基準点として機能する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『シュガシュガルーン』はdアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオで視聴できます。主要な配信サービスで揃って配信されているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。懐かしの2005年作品をいつでも手軽に楽しめる環境が整っています。
