※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

星を追う子ども
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | CoMix Wave |
暗闇から奇妙な音が聞こえ、古いクリスタルラジオから不気味な音楽が流れる。浅名渡瀬はクラブハウスへの散歩中、突然異世界へ引き込まれる。地下の伝説の失われた大陸へと冒険が始まる。怪物に襲われ、謎の男に救われ、執拗な敵に追われながら、浅名は予期せぬ冒険の渦中へ。
星を追う子どもがどこで見られるか調査しました。主要な動画配信サービスの配信状況・料金・無料トライアルを以下にまとめています。視聴できるサービス:dアニメストア・U-NEXT・DMM TV。
配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『星を追う子ども』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixの4サービスで配信中です。月額サービスを契約済みであれば追加料金なしで視聴できる環境が整っており、字幕・吹替など配信形式はサービスによって異なります。気になる配信サービスのラインナップと合わせてチェックしてみてください。
作品概要・あらすじ
あらすじ
山間の一軒家でひとり暮らす少女・浅名アスナは、亡き父が遺した鉱石ラジオから不思議な音楽を受信し、やがて謎の少年・シュンと出会う。しかし彼は地底の異世界「アガルタ」から来た存在だった。シュンとの別れの後、担任教師・モリサキに連れられてアガルタへと足を踏み入れたアスナは、怪物の脅威や執拗な追手に翻弄されながら、地底世界に眠る「死者を蘇らせる力」の伝説へと近づいていく。失われた命と向き合う大人と少女の、哀切な冒険譚。
みどころ・魅力
① 圧倒的なスケールで描かれる地底世界の映像美
新海誠監督が初めて本格的なファンタジー世界に挑んだ作品。鍾乳洞・巨大建造物・幻想的な植物群など、アガルタの風景は細部まで丁寧に描き込まれており、劇場スクリーンで体感することを前提とした圧巻のビジュアルが展開される。
② 「死と喪失」を中心に据えた重厚なテーマ性
愛する人の死を受け入れられない大人と、まだその意味を知らない少女。それぞれが異なる理由でアガルタを目指す姿を通じ、喪失・別れ・記憶をめぐる問いが丁寧に描かれる。新海作品のなかでも特に深い余韻を残す構成となっている。
③ 神話・伝説をベースにした重層的な世界設定
シュメール神話やアガルタ伝説など実在する神話体系を下地に構築された世界観は、ファンタジーとしての説得力が高い。登場する儀式・言語・慣習にも一貫したルールがあり、視聴を重ねるごとに新たな発見がある作品。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 新海誠 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 西村貴世 |
| 音楽 | 天門 |
| 美術監督 | 丹治匠 |
| ED | Anri Kumaki「Hello Goodbye & Hello」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
新海誠の名前を強く意識したのは『君の名は。』以降で、あれだけヒットすれば旧作を遡るのが筋というものだ。「では順番に」と調べたところ、まず引っかかったのがこれだった。2011年、劇場公開。同年を調べると東日本大震災の年で、少し間があった。
見始めてすぐ思ったのは「これはジブリへの全力投球だ」ということ。ナウシカのような少女が、モノノケ姫めいた森を抜けて地下世界へ降りていく。構造を書き出すとほぼそうなる。最初は「影響元の話」として見ていたが、2回目で変わった。森崎先生が地下に降りる理由を静かに語る場面で、急にこの映画が何の話をしたいのかが見えてきた。そこからは別の映画として記憶されている。
死者を取り戻したいという欲望を、この映画は裁かない
中心にいるのは少女の渡瀬明日菜ではなく、森崎竜司という中学教師だ、と2回目を見て思った。彼は亡くなった妻を蘇らせるために地下世界アガルタへ向かう。これは明らかに「してはいけないこと」で、物語の論理的には報われない選択だ。それでも映画は彼を愚かだとは描かない。
井上和彦の声がその理由の大部分を担っている。台詞の量は多くないのに、あの低く乾いた声が、長年の喪失を体に溜め込んできた人間のにおいを出す。「この人はずっとこれを抱えてきたんだろうな」という納得が、説明なく来る。声優の仕事というのはこういうことで、セリフの内容より先に情報が届く。
明日菜側の物語は、序盤で出会った謎の少年シュン——入野自由が演じている——の死から始まる。短い邂逅ののちに失われた存在を追って地下へ降りていくという構造は、森崎とほぼ重なる。この二人が並走することで、「死者を求めること」が個人の狂気ではなく、人間の普遍的な衝動として提示される。
新海誠はこの時期、まだ「わかりやすい感動」より「やり場のない感情」を選ぶ監督だった。本作はジブリ的なスペクタクルの文法を借りながら、結末でそれを裏切る。蘇生は成功しない。取り戻せない。それでも終わった後に残るのは絶望ではなく、奇妙な静けさだ。「諦めること」と「受け入れること」は違う、という話を、この映画はセリフでなく構造で言っている。
明日菜の声を担当した金元寿子が、終盤の別れのシーンで見せる抑制——泣き崩れるのではなく、飲み込んでから話す——がその静けさに直結している。感情を出しすぎないことで余白が生まれる演技で、そこに音楽が乗る瞬間が、本作でいちばん長く残る場所だ。
特に刺さったシーン
序盤、明日菜とシュンが初めて言葉を交わす場面がある。日常の切れ目に突然現れた異世界の存在と、少女が短い時間を共有する。入野自由がシュンとシンの両方を演じているという事実を知った上で見ると、この序盤が全く違う重みを持つ。声は同じなのに、人間としては別人——そのズレを声優一人で処理しているのが、2回目以降に効いてくる。
もう一か所、折笠富美子が演じる明日菜の母親が娘を見送る場面。出番は短い。それでも「この母親は何かを分かっている」という感触が残る。多くを語らない役の中に、長いキャリアで培った間の取り方がある。
全体として「ここで泣かせにくる」という設計の映画ではないので、刺さるのは大きな山場よりも、そういう静かな数秒のほうだ。感情を消費させるより、持ち帰らせようとしている。
読んで見たくなったら——『星を追う子ども』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- 新海誠の「君の名は。以前」を知りたい人。本作を見ると、あの作品がいかに「届けること」に最適化されたかが分かる
- 喪失や死別を扱った作品に耐性がある人。直接的な描写よりも、じわじわ来る系
- ジブリ的な冒険活劇の文法が好きで、かつ結末に「報われない美しさ」を求める人
- 声優の演技の細部を拾いながら見るタイプ
合わない人
- 「新海誠らしさ」として男女のすれ違いロマンスを期待すると、本作はほぼない
- ジブリの引用に敏感で「オリジナリティを出せ」と思う人には、序盤がきつい
- 明快なカタルシスを求める人。この映画は解放より残留を選ぶ
- 子ども向けと思って見ると、テーマの重さに面食らうかもしれない
次に見るなら
地下世界の冒険と喪失の感触が気に入ったなら、かぐや姫の物語がある。高畑勲が死と別れを真正面から扱い、「人間が何かを失って生きていく」という主題を全編で押し進める。本作と同じく、終わった後の静かさが長く続く映画だ。
新海誠の文脈を追うなら秒速5センチメートルを先に見ることを勧める。本作よりずっと小さなスケールで、取り戻せないものについて書いた作品で、2011年以前の新海誠がどこから来たかが分かる。本作と合わせると、アガルタへ降りた理由の解像度が上がる。
「死者を追いかける者」という構造が刺さったなら時をかける少女(細田守版)も合う。時間軸こそ違うが、「戻れない過去への執着をどう手放すか」という問いが根底にある。こちらは少し軽い着地なので、本作の後に見ると息継ぎになる。
よくある質問
まとめ
『星を追う子ども』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixの4サービスで配信中です。月額サービスを契約済みであれば追加料金なしで視聴できる環境が整っており、字幕・吹替など配信形式はサービスによって異なります。気になる配信サービスのラインナップと合わせてチェックしてみてください。
