帰ってきたクラトス先生のプライベートレッスン

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2008帰ってきたクラトス先生のプライベートレッスン

帰ってきたクラトス先生のプライベートレッスン

★ 3.0 / 5.0アクションコメディファンタジー
放送年2008年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作ゲーム

テイルズオブシンフォニア アニメーション ブルーレイボックスセット同梱の特別アニメーション。クラトス先生の個人レッスンが帰ってきた!ただし今回は、クラトスが教えるために周りにいないので、偉大なゼロスが彼の代わりをする!そして彼は特別な発表をもたらす!

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「テイルズ オブ シンフォニア」のブルーレイBOXセット同梱の特別アニメーション。かつて好評を博した「クラトス先生のプライベートレッスン」が帰ってきた!ただし今回は事情あってクラトス本人が不在のため、自称・偉大なるゼロスが代打講師として登場。独特の軽さと自信過剰っぷりで視聴者に”個人授業”を届ける。さらにゼロスはある重大発表も持参しており、シンフォニアファンには見逃せない内容となっている。

みどころ・魅力

① クラトス不在でゼロスが暴走する代打講師パート

クラトスという”格”のある講師の穴をゼロスが埋めるという構造そのものがコメディの核。真面目なクラトスと対照的な軽薄キャラのゼロスが”先生”を演じるギャップは、シリーズファンほど笑えるポイントが詰まっている。

② ゲームファン向けの特別発表

ゼロスが持参するとされる「特別な発表」は、ブルーレイBOX購入者・コアファン向けの特典的な要素。作品への愛着が深いほど刺さる仕掛けとなっており、ただのギャグ短編に留まらない情報価値がある。

③ 短編ならではのテンポと濃度

SPフォーマットならではのコンパクトな尺に、キャラクターの個性・ギャグ・ファンサービスが凝縮されている。長編を視聴済みのファンが気軽に楽しめる”おまけ以上”の満足感が特徴。

キャスト・声優一覧

ロイド・アーヴィング
ロイド・アーヴィング
メイン
小西克幸
ゼロス・ワイルダー
ゼロス・ワイルダー
メイン
小野坂昌也
クラトス・アウリオン
クラトス・アウリオン
サブ
立木文彦

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

テイルズオブシンフォニアのBDボックスを買ったコアファンのみが手にできる同梱特典映像。最初は「おまけ映像でしょ」と軽い気持ちで再生ボタンを押した。2008年当時、BDボックスに特典アニメをつけるのはそれなりの誠意の表れで、前作「クラトス先生のプライベートレッスン」(これ自体もDVD特典だった)のシュールな笑いが好きだったから期待値はそこそこあった。問題は、蓋を開けたら予想の斜め上どころか斜め後ろから何かが来た、ということで。「偉大なゼロス」が「クラトス先生の代わりに教える」という設定の時点で、立木文彦ではなく小野坂昌也が主導権を握る構成になっている。これは事故ではなく意図的なカオスだと気づいたのは2回目に見たときだった。

ゼロスというキャラクターは、真剣にやらせると一番キツい

このスペシャルの「問題」は、別に過激な描写があるわけでも作画が崩れているわけでもない。ゼロス・ワイルダーというキャラクターを「教師役」という構造に押し込んだとき、彼の本質的なカオスがむき出しになる、そこが問題なのだ。

本編でのゼロスは、軽薄さと真剣さが絶妙なバランスで混在している。小野坂昌也の声がその二面性を支えている——飄々とした表面の下に刻み込まれた疲労感というか、諦念というか。本作でゼロスが「クラトスの代わり」をやるとき、その諦念が消えてただの道化になる瞬間がある。本編ファンにとってはそれが少し居心地悪い。

一方でクラトス(立木文彦)が「いないから代わりに誰かが来た」という構成は、本編の彼の孤高さや重さをコメディとして裏返す試みでもある。立木文彦のあの圧力のある低音が不在であることで、どれほどクラトスというキャラクターが画面の空気を締めていたか逆説的に浮かぶ。不在の演技、というものがこういう形で機能するとは思っていなかった。

コメディ構造のスペシャルとして見れば整合性はある。ロイド(小西克幸)が巻き込まれる側として機能し、ゼロスがやりたい放題やる。ただ、シンフォニアという作品のトーンが本来もっと骨格のあるRPGの物語だったことを知っているファンほど、このスペシャルのはしゃぎ方に複雑な感情を持つだろう。問題作というのはそういう意味で、悪いという話ではなく、「真剣に受け取ろうとするとずれる」という話だ。

特に刺さったシーン

ゼロスが「特別な発表」を持ち出す終盤の流れ。小野坂昌也の声のテンションがじわじわ上がっていくタイミングが、セリフの内容よりも先に「何か来る」を予告している。声優の仕事として純粋に巧い——台本のコメディをコメディとして正直にやりつつ、少しだけ「本気のゼロス」が滲む瞬間を入れてくる。あそこで一瞬だけ笑えなくなる感覚がある。

小西克幸のロイドは、リアクションの密度が高い。主役として引っ張るシーンではなく、ゼロスのカオスに振り回される側に徹しているのが本作のロイドで、そのリアクションが誠実すぎてかえって面白い。真剣に困惑しているから笑える、という構造を小西克幸の演技がきっちり支えている。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • テイルズオブシンフォニア本編をPS2またはGC時代に遊び込んだ人
  • ゼロス・ワイルダーが好きで、彼のカオスな面を肯定できる人
  • BDボックス特典として「ゆるいおまけ」を求めていた人
  • 小野坂昌也の声の使い方に敏感なリスナー

合わない人

  • シンフォニアの重い物語トーンを愛していて、コメディ路線に拒否感がある人
  • クラトス目当てで手に取ると肩すかしを食う(ほぼ不在)
  • 15分前後の短編に完結した物語的充実感を求める人
  • 現時点ではいかなる配信サービスでも視聴不可のため、現物(BDボックス)を持っていない人には物理的に届かない

次に見るなら

テイルズオブシンフォニアのギャグ路線が好きなら、テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATIONもおすすめ。テイルズシリーズのアニメ化作品の中でも短編OVA形式で、ゲームのキャラクターが軽い空気感で動く様子を楽しめる。シリーズのノリを知っていることが前提の作りは本作と同じ構造だ。

「声優陣の演技をコメディで楽しむ」という方向では、D.Gray-manも面白い。小野坂昌也が別の色を出している作品で、ゼロスとはまったく異なるキャラクターを演じる幅を確認できる。同じ声なのに全然違う、という体験が小野坂昌也ファンには刺さる。

「キャラクターの不在が逆説的に存在感を作る」という感覚を掘り下げたいなら、鋼の錬金術師 BROTHERHOOD。立木文彦の重厚な声が「いる」ことの圧力を正面から体験できる作品として、本スペシャルの「クラトス不在」と対比すると発見がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
本作は現時点で主要な配信サービスでの配信は確認されていません。ブルーレイBOX同梱の特典アニメーションという性質上、視聴にはソフト本体の入手が必要です。中古市場やフリマアプリでBOXを探すのが現実的な視聴手段です。

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よくある質問

Q. この特別アニメはどこで視聴できますか?
A. テイルズ オブ シンフォニア ブルーレイBOXセットの同梱特典です。現在主要な配信サービスでは配信されておらず、ソフト本体を入手する必要があります。
Q. 「クラトス先生のプライベートレッスン」シリーズの前作も観ておく必要がありますか?
A. 前作を観ているとより楽しめますが、本作単体でも内容は理解できます。ただしシンフォニア本編のキャラクターを知っている前提で作られているため、ゲームまたは本編アニメの視聴をおすすめします。
Q. ゼロスはどのような役割で登場しますか?
A. 本作ではクラトスの代理として「講師」を務める役割で登場します。自信家で軽妙なゼロスのキャラクター性がコメディの中心となっており、彼のファンには特に楽しめる内容です。
Q. ブルーレイBOX以外で本作を入手する方法はありますか?
A. 現時点では単体販売や配信は確認されていません。中古ショップやフリマアプリでブルーレイBOXを探すのが現実的な入手方法となっています。

まとめ

本作は現時点で主要な配信サービスでの配信は確認されていません。ブルーレイBOX同梱の特典アニメーションという性質上、視聴にはソフト本体の入手が必要です。中古市場やフリマアプリでBOXを探すのが現実的な視聴手段です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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