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天使の3P!〈スリーピース〉
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | project No.9 |
京貫は引きこもりで、学校に行かず家を出ません。毎日音楽を作曲し、インターネットに投稿しています。ある日、年配で上品な男性からメールが届き、音楽について直接話し合いたいと言われます。情熱を語る相手がいない京貫は、その申し出を受け入れることになります。
作品概要・あらすじ
あらすじ
引きこもりの少年・貫井響は、学校へ通わず家にこもりながら、自作の楽曲をインターネットに投稿する日々を送っていた。ある日、彼の音楽のファンだと名乗る人物からのメールをきっかけに、児童養護施設で暮らす三人の少女——潤・希美・そらと出会う。三人は施設のためにバンドを組み、ライブを開きたいという夢を語る。最初は戸惑う響だったが、彼女たちのまっすぐな情熱に心を動かされ、プロデューサーとして三人を支えることを決意する。音楽でつながった少年と少女たちが奏でる、ひと夏の青春と成長の物語。
みどころ・魅力
① 心ときめく音楽パフォーマンス
DTMで楽曲を作る響と、楽器を手にする三人の少女たち。練習を重ねて少しずつ上達していく演奏シーンは本作の大きな見どころです。劇中歌の完成度も高く、音楽を題材にした作品ならではの高揚感とまっすぐなエネルギーを味わえます。
② 引きこもり少年の再生と少女たちの絆
人との関わりを避けてきた響が、三人と過ごすうちに少しずつ前を向いていく姿が丁寧に描かれます。年の離れた少女たちとのやり取りや、それぞれが抱える事情に寄り添う展開は、心温まると同時に胸を打ちます。
③ 個性豊かなキャラクターたち
明るくリーダー格の潤、落ち着いた希美、内気なそら——三者三様の魅力を持つ少女たちのかけ合いが楽しい一作です。『変態王子と笑わない猫。』の原作者・あおやまさぐが手がける、テンポの良い会話劇も見逃せません。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 柳伸亮 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 雑破業 |
| 原作 | 蒼山サグ |
| 原案キャラデザ | てぃんくる |
| キャラクターデザイン | 野口孝行 |
| 音楽 | 松田彬人 |
| 美術監督 | 田辺浩子 |
| 音響監督 | 納谷僚介 |
| OP | Baby’s Breath [Jun Gotou「羽ばたきのバースデイ」 |
| ED | Baby’s Breath [Jun Gotou「楔」 |
| ED | 後藤潤「HOWLING」 |
| ED | 後藤潤「大切がきこえる」 |
| ED | 後藤潤「INNOCENT BLUE」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、タイトルの〈スリーピース〉がバンドの編成のことだと気づくまで、わりと時間がかかった。「3P」の字面のほうに引っ張られて、なんとなく身構えながら再生ボタンを押したのを覚えている。ところが始まってみれば、引きこもりの少年がネットに上げた曲をきっかけに、小学生3人のバンドと関わっていく、拍子抜けするくらい真っ当な音楽ものだった。最初は「子ども3人と組む、よくある日常系だろう」と高をくくっていたのに、2回目に見たときには、主人公が自分の部屋から一歩外に出るまでの距離の取り方に、妙に引き込まれていた。タイトルで損をしているタイプの作品だと思う。部屋で完結していた音楽が、誰かの前で鳴る音に変わるまで
主人公は学校に行かず、家から一歩も出ず、毎日作った曲をインターネットに投げ続けている。顔の見えない相手へ音を流し続けるこの距離は、今の感覚だとそこまで不健全には見えない。誰にも値踏みされず、傷つかずに済む、よくできた繭みたいなものだ。この作品が「小学生バンドのにぎやかな日常系」だけで終わらないのは、その繭を内側から破いていく話になっているからだと思う。 ネットの向こうで完結していた創作が、目の前で「この曲をやりたい」と言う3人の顔とぶつかった瞬間、音楽の手触りが変わる。再生数という抽象的な数字に向けて作るのと、すぐ隣で楽器を構えている誰かのために音を組み立てるのは、似ているようでまったく別の作業だ。前者はいくらでも逃げられるが、後者は逃げられない。下手な音を出せば、その場で相手の顔が曇る。ずっと引きこもっていた人間にとって、これほど怖いことはない。 面白いのは、この作品が主人公を急に「いい人」へ更生させたりしないところだ。彼は最後まで部屋に帰りたがるし、人前は苦手なままでいる。それでも、誰かの音と自分の音が噛み合った一瞬の快感を覚えてしまったら、もう完全には元の繭には戻れない。承認欲求とか自己肯定感とか、便利な言葉でまとめてしまえばそれまでだけど、ここで描かれているのはもっと身も蓋もない、「一人で完結していたほうが楽なのに、それでも誰かと鳴らしたくなってしまう」という業のようなものだと思う。日常系の皮をかぶった、わりとしんどい再起の話だ。特に刺さったシーン
特に印象に残っているのは、主人公が初めて3人と同じ空間で音を合わせる序盤の場面だ。ばらばらだった音が一瞬だけ揃う、そのときの主人公の表情の崩れ方がいい。理屈で人と関わるのを避けてきた人間が、音という言い訳のきく手段でだけ、うっかり心を開いてしまう。あの感じはよく分かる。 声の話をすると、尾城小梅を演じる花澤香菜の、子どもらしい高さを保ちながらどこか芯のある声が、この作品をかなり支えている。無邪気なだけじゃなく、主人公を外へ引っ張り出そうとする意志が声の底に乗っているのだ。金城そらの古賀葵、相ヶ江柚葉の井口裕香、貫井くるみの日高里菜、鳥海桜花の伊藤かな恵と、それぞれの距離感の演じ分けも丁寧で、特に序盤のまだ全員がぎこちない時期の声の硬さと、後半のほどけ方の差は、2回目に見るとはっきり意図的に作られているのが分かる。子どもの声を「ただかわいい」で済ませていないのが、地味だけど効いている。読んで見たくなったら——『天使の3P!〈スリーピース〉』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 音楽ものが好きで、演奏シーンそのものより「音を出すまでの心の距離」に興味がある人
- 引きこもり・不登校といった題材を、説教くさくなく描いた話を見たい人
- 幼い登場人物のかわいさと、その奥にある真っ当なドラマを、両方ちゃんと味わいたい人
合わない人
- タイトルや「小学生3人」という設定だけで内容を決めつけて身構えてしまう人
- バンドものに本格的な演奏作画や音楽理論的な厚みを求める人
- 日常系のゆるさより、はっきりした対立や大きな事件のある展開を見たい人
次に見るなら
人前で音を鳴らす怖さ、という一点で似ているのがぼっち・ざ・ろっく!。極端なコミュ障がギターだけを頼りにバンドへ踏み出していく話で、「一人で作るほうが楽なのに」の感覚に覚えがあるなら確実に刺さる。 幼さとゆるさのほうに惹かれたならけいおん!。技術より、同じ部屋で音を出している時間そのものの幸福を描いた作品で、天使の3P!の日常パートが好きな人とは相性がいい。 引きこもりという題材を掘り下げたいならNHKにようこそ!。こちらは笑えないほど生々しいけれど、部屋の外と内側の落差という意味では、地続きの一本だと思う。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『天使の3P!〈スリーピース〉』は、dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。音楽と日常系の魅力が詰まった本作を、思い立ったときにいつでも楽しめます。アニメ配信に強いdアニメストアなら、関連作品とあわせてまとめて視聴できるのも嬉しいポイントです。
よくある質問
まとめ
『天使の3P!〈スリーピース〉』は、dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。音楽と日常系の魅力が詰まった本作を、思い立ったときにいつでも楽しめます。アニメ配信に強いdアニメストアなら、関連作品とあわせてまとめて視聴できるのも嬉しいポイントです。
