テルマエ・ロマエ

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2012テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ

★ 3.1 / 5.0コメディ
放送年2012年
フォーマットスペシャル
話数2話

ブルーレイ/DVDに付属するボーナスエピソードが含まれています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

古代ローマの浴場設計士ルシウス・モデストゥスは、斬新なアイデアが生まれずに悩んでいた。ある日、公衆浴場の水中からなぜか現代日本の銭湯へとタイムスリップしてしまう。最先端の入浴設備や日本独自の風呂文化に目を丸くしながら、そのアイデアを古代ローマに持ち帰って浴場づくりに活かしていく。お風呂をキーワードに古代と現代が交差する、笑いあふれるタイムスリップコメディ。

みどころ・魅力

① 古代ローマ×現代日本の”お風呂ギャップ”が生む爆笑

ローマの浴場設計士が日本のシャワートイレやコーヒー牛乳に仰天するリアクションが笑いの核心。文明や言語を超えた”お風呂あるある”がベースにあるため、誰でも直感的におかしさを理解できる普遍的なコメディに仕上がっています。

② 短編ならではのテンポの良さと密度の高い笑い

SPフォーマットで収録されたエピソードは、余計なシーンを削ぎ落とした構成が特徴。ルシウスが日本にスリップしてカルチャーショックを受け、ローマに戻るまでの一連の流れをコンパクトに凝縮しており、最初から最後まで飽きることなく楽しめます。

③ 原作漫画の雰囲気を忠実に再現した作画と演出

山崎マリ原作の独特な絵柄とユーモアのトーンをアニメでも丁寧に再現。古代ローマの重厚な雰囲気と日本の銭湯文化の温かみが同居するビジュアルが、作品の世界観を支えています。

キャスト・声優一覧

ルシウス・モデストゥス
ルシウス・モデストゥス
メイン
亮小野
マルクス・ピエトラス
マルクス・ピエトラス
サブ
東地宏樹
ハドリアヌス
ハドリアヌス
サブ
大塚明夫

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スタッフ

監督谷東
EDチャットモンチー「テルマエ・ロマン」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

テレビシリーズを全部見終わって、「ブルーレイの特典映像か」と軽い気持ちで再生したのが最初だった。正直、本編の余韻のおまけだろうと舐めていた。ところがどっこい、このSPがじわじわ面白くて、結局2回見た。

阿部寛の実写映画とは完全に別物だと最初から割り切っていたのも良かったと思う。映画版を先に知っている人は「あの路線か」と構えてしまうかもしれないけれど、アニメのテルマエはもっと淡々としていて、テンポが独特。SPになってもその空気感は変わらない。むしろ本編より尺が短い分、ギャグのドライさが際立っている気がした。コアなファン向けの作りになっているから、登場人物の背景を知ったうえで見るとニヤリとさせられる場面がいくつかある。2回目に見たとき、ちょっとした台詞の端々にある「ずれ」の精度に改めて気づいた。

「お風呂だけが文明の差を超える」という、妙に真剣な冗談

テルマエ・ロマエというシリーズ全体を貫いているのは、「風呂は人類共通の叡智である」という、笑えるようで実は割とまじめな主張だ。このSPも例外じゃない。

古代ローマの浴場設計士ルシウスが現代日本の銭湯に迷い込むというコンセプトは、一見バカバカしい。でも見続けると、そのバカバカしさに妙な誠実さがあることに気づく。ルシウスは毎回、日本の入浴文化に感動して帰っていくわけだけど、彼の感動は馬鹿にしていない。「平たい顔族の知恵」に本気で敬意を払っている。その真剣さと設定のアホさのギャップが、このシリーズのいちばんの笑いの源泉だと思う。

SPはそのトーンをきちんと引き継いでいる。本編で描かれた関係性の延長上にある話が展開されるので、ファンにとっては「そうそう、これこれ」という安心感がある。一方で、単なる後日談や余興でお茶を濁していない。設定の面白さを最後まで信じて作られているのがわかる。

ハドリアヌス帝役の大塚明夫の演技が、このシリーズの「真剣さ」を支えている部分は大きい。あの声で「風呂とは何か」を語られると、笑いながらも妙に納得させられる。271本の出演作を誇るキャリアから来る重みが、コメディの中でちゃんと機能している。ギャグ作品で大塚明夫を使うときの正解例、という感じ。

特に刺さったシーン

ルシウスが初めて見る日本の入浴道具に圧倒されて、ひとりで勝手に感動しているくだりはSPでも健在で、そのルーティンに安心する自分がいる。「また始まった」と思いながら見るのが楽しい、という状態になってしまっているのが末期だと自覚している。

東地宏樹が演じるマルクス・ピエトラスが絡む場面は、本編から引き続き掛け合いの間が気持ちいい。セリフの量は多くないのに存在感があって、こういう役をきちんと成立させられる声優の力量というのは地味にすごいと思う。110本の出演作でコツコツ積み上げてきた引き出しが、ああいう「そこにいるだけでいい」役に出る。

終盤の、ルシウスが日本の何気ない銭湯文化に再び圧倒されて天を仰ぐあのシーン、何度見ても笑う。笑いの構造が単純なのに、演出の呼吸で毎回ちゃんと機能している。

読んで見たくなったら——『テルマエ・ロマエ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • テルマエ・ロマエ本編を全話見ていて、もっと見たいと思った人
  • 静かなテンポのコメディが好きな人(うるさくなく、じわじわ来る笑いが好き)
  • 日本の銭湯・温泉文化に謎の愛着を持っている人
  • 大塚明夫の声を聞くと無条件に満足できる人
  • 阿部寛の映画版とは別物として楽しめる切り替えができる人

合わない人

  • テレビシリーズを未視聴で、いきなりSPから見ようとしている人(前提知識がないと半分以上の面白みが消える)
  • ドタバタした展開やアクションのあるコメディを期待している人
  • 尺が短いことに物足りなさを感じやすい人
  • ボーナスコンテンツとしての「おまけ感」を期待せず、本編と同等のボリュームを求める人

次に見るなら

日本史・西洋史の「ずれ」で笑わせるコメディが好きなら、ヘタリア Axis Powersは外せない。国家を擬人化するという無茶な設定を最後まで真剣にやりきっているところが、テルマエと同じ匂いがする。ショート形式なのでサクサク見られる。

「異文化の人間が現代日本に迷い込んで戸惑う」という構造が好きなら、織田シナモン信長も合うかもしれない。戦国武将が現代に転生するというコンセプトで、テルマエと同じく「本人が至って真剣なのに状況がおかしい」笑いを軸にしている。

お風呂・温泉つながりで、もう少し日常系に寄りたいなら温泉むすめや、あるいは温泉旅館を舞台にした落ち着いた作品を探してみるのもいい。テルマエほどシュールではないが、「湯」にまつわる日本的なゆったり感を味わいたい気分のときに。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『テルマエ・ロマエ』のSPエピソードは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixの5サービスで配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。短編ならではのテンポの良さで気軽に楽しめる作品なので、まず1話だけでも試してみる価値があります。

よくある質問

Q. テルマエ・ロマエのアニメはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで配信中です。複数のサービスに対応しているため、ご利用中のサービスからそのまま視聴できます。
Q. 実写映画とアニメSPはどう違いますか?
A. 実写映画(2012年・2014年公開)は阿部寛主演の劇場版で、アニメSPはブルーレイ/DVDに付属するボーナスエピソードです。どちらも同じ原作を元にしていますが、メディアが異なる独立した作品です。
Q. 原作を知らなくても楽しめますか?
A. 楽しめます。古代ローマの浴場設計士が現代日本にタイムスリップするという設定がわかれば十分で、各エピソードが独立したコメディとして完結しているため、予備知識なしで視聴できます。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. 全年齢向けのコメディ作品です。暴力・過激な表現はなく、お風呂と文化ギャップを軸にした笑いが中心なので、家族で一緒に楽しめる内容になっています。

まとめ

『テルマエ・ロマエ』のSPエピソードは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixの5サービスで配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。短編ならではのテンポの良さで気軽に楽しめる作品なので、まず1話だけでも試してみる価値があります。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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