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ローリング☆ガールズ
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | WIT STUDIO |
大東京戦争から10年後、日本の各県は独立国家に分裂した。各国は「モーサ」と呼ばれる預言者と「モブ」という軍隊に統治され、他国との支配権を競い始める。埼玉一族の4人の「モブ」の女戦士・ノゾミ、ユキナ、アイ、チアヤは、「モーサ」の命令を受けてオートバイで日本全国を旅し、複数の紛争を仲介する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大東京戦争から10年。日本は中央政府が崩壊し、各県が独立国家として分裂した世界。それぞれの国は「モーサ」と呼ばれる首長と、その配下で戦う一般市民「モブ」によって統治され、領土や利権をめぐって小競り合いを繰り返していた。埼玉の「ヒヨコ戦団」に憧れるノゾミは、負傷したエースの代わりに、ユキナ・アイ・チアヤの3人とともにオートバイで日本全国を巡る旅へ出る。各地の依頼や紛争に首を突っ込みながら、4人の少女が出会いと衝突を通して少しずつ成長していく、カラフルでポップなロードムービーです。みどころ・魅力
① 弾けるような色彩と疾走感のある作画
本作最大の魅力は、原色を大胆に使ったポップでカラフルな映像表現。バイクで駆け抜けるロードムービーらしい疾走感と、時に水彩画のように滲む幻想的なバトル描写が同居し、一枚絵としても見惚れる画面が続きます。アニメーションでしか味わえない色彩の洪水を堪能できる作品です。② ご当地カルチャーを盛り込んだ全国巡礼の旅
埼玉から始まり、各地の名所や文化をモチーフにしたユニークな国々を巡る構成も見どころ。土地ごとに異なる事情を抱えた人々との出会いが描かれ、ロードムービーならではの一話完結的な面白さと、日本各地を旅する高揚感を同時に楽しめます。③ 名曲カバーで彩られる音楽の存在感
ロックバンド「THE BLUE HEARTS」の名曲カバーが随所で流れ、物語の感情を力強く後押しします。少女たちの青春や葛藤が楽曲と重なり合う瞬間は鳥肌もの。音楽が作品世界と一体化した演出は、観終わった後も耳と心に残り続けます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 出合小都美 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | tanu |
| キャラクターデザイン | 北田勝彦 |
| 音楽 | 横山克 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | ローリング☆ガールズ「人にやさしく」 |
| ED | ザ・ローリング・ガールズ「人にやさしく」 |
| ED | ザ・ローリング・ガールズ「月の爆撃機」 |
| ED | ザ・ローリング・ガールズ「脳天気」 |
| ED | 久保田かおる「STONES」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初はサムネの色がやたら派手で、深夜にぼんやり流すにはちょうどいいだろう、くらいの軽い気持ちで再生した。バイクで日本を旅する話、という以上の予習はしていない。で、1話の十数分で「あ、これは話の筋を追うアニメじゃないな」と悟った。水彩がにじんだみたいな色面、輪郭がぐにゃっと溶ける作画、やかましいくらいの音楽。情報量で殴ってくるタイプだ。正直、初見は置いていかれた。世界設定がぽんぽん雑に投げ込まれて、誰が偉くて誰が誰と戦っているのかもよく分からないまま終わる。なのに2回目に見たら、その「分からなさ」ごと気持ちよくなっている自分がいた。雰囲気だけ覚えていた、というのは半分正しくて、この作品はたぶん、雰囲気で押し切ることに全部のリソースを注いでいる。
「特別じゃない」側の人間が、それでも旅に出る話
名前からして全部を示している。彼女たちは「モブ」、つまり背景に溶ける端役の呼び名を背負わされている。突出した力を持つ「モーサ」が世界を動かし、紛争の決着をつけるのもたいていその上澄みの連中だ。ノゾミ、ユキナ、アイ、チアヤの4人はその下働きで、各地の小競り合いを仲裁して回る、いわばパシリのような役回りに置かれている。普通のフィクションなら主役を張れない側の人間。ここに、思いのほかぐっときた。
つまりこれは爽快なロードムービーの皮をかぶってはいるが、その芯にあるのは「特別になれなかった者が、それでも自分の足で世界を回しにいく」話なんだと思う。各エピソードで出会う土地の顔役たち——関智一が演じる籾山蔵之助のような、妙に濃くて妙に必死な面々——も、たいてい大層な正義のために揉めているわけじゃない。面子とか、意地とか、引っ込みがつかなくなったとか、わりとしょうもない理由でぶつかっている。その「しょうもなさ」を、彼女たちは断罪も解決もしない。ただ間に立って、受け止めて、次の県へ走り去っていく。
力の有無で人間を仕分けする世界に対して、モブの側からそっと差し込まれる体温。日高里菜が声をあてる少女の、迷いながらも前に進もうとする芝居が、その温度をいちばん地味に支えている。結局この作品が描いているのは、英雄譚ではなく、英雄になれない者たちのささやかな抵抗なんだと、回を重ねるほど思うようになった。
特に刺さったシーン
各地のご当地ボスが出てくるたび、声の座組がいちいち豪華で笑ってしまう。中でも大塚明夫の「ダンディ」。あの低くて湿った、貫禄ありすぎる声が、わりとチンピラじみた立ち位置から飛び出してくる落差がたまらない。細谷佳正の鈴鹿友亀にしても、大原さやかの御園ハルカにしても、脇のひとりひとりに「この街にこの人生あり」という重さがあって、通りすがりのはずなのに記憶に残る。
いちばん効いたのは、序盤の対立がほどけていく流れに、聞き覚えのあるパンクの名曲のカバーがかぶさってくるところだ。理屈で泣かせにくる作品ではないのに、色と音とバイクの疾走が一点に重なった瞬間、不意打ちで涙腺にくる。最初に見たときは「なんで自分は今これで泣いているんだ」と戸惑い、2回目でようやく、ああ音楽に持っていかれてたのか、と腑に落ちた。
読んで見たくなったら——『ローリング☆ガールズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 話の筋より、色と音と勢いで気持ちよくなれる人
- 説明されないまま進む世界に、身を委ねて流れていける人
- パンクやバンドの名曲カバーに弱い人
- 水彩風のにじむ作画そのものを、ただ眺めていたい人
合わない人
- 設定をきっちり理解してから先へ進みたい人
- 1話で世界観をすっと飲み込ませてほしい人
- 物語の整合性や伏線回収を何より大事にする人
次に見るなら
理屈より勢いと色で押し切られたいならキルラキル。やかましさと多幸感の質が近くて、頭を空にして浴びるのにちょうどいい。意味を追うより感覚で浸るタイプが好みならフリップフラッパーズもいい。色彩と「よく分からないけど気持ちいい」の塊で、ローリング☆ガールズの初見の戸惑いごと愛せる人にはたまらないはず。少女たちの旅という芯のほうに惹かれたなら、もっと地に足のついた感動をくれる宇宙よりも遠い場所を。走り出す理由の重みが、じわじわ効いてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ローリング☆ガールズ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品に強いラインナップを揃えたサービスばかりなので、すでに加入しているものがあればすぐに楽しめます。まだ決めていない方は、月額料金や無料お試し期間を比較して、自分に合ったサービスを選んでみてください。
