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2005

UG☆アルティメットガール
★ 2.6 / 5.0コメディセクシーSF
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
モンスター攻撃時、シルクと友人たちが怪物をより近くで見ようとします。悪い場所から観察していたため、街の巨大保護者UFOマンが着陸し、少女たちは圧死してしまいます。後悔したUFOマンは彼女たちの死を怪物のせいにし、シルクと友人たちを生き返させることを約束します。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
怪獣が街を襲う世界。巨大なヒーロー「UFOマン」が日々、街を守っている。ある日、高校生のシルクたちは怪獣をひと目見ようと野次馬に紛れ込んだが、よりによって着陸したUFOマンの直撃を受けて圧死してしまう。責任を感じたUFOマンは彼女たちを生き返らせる代わりに、自らの力を分け与えることを決意。シルクたちは変身ヒロインとして怪獣退治に挑むことになるが、変身のたびにコスチュームが縮んでいき……?みどころ・魅力
① 変身するほど服が縮む!? 独自すぎる変身システム
本作最大の特徴は「変身するたびにコスチュームがどんどん小さくなる」という掟破りな設定。UFOマンのパワーを借りるための代償として描かれており、ヒーローもので通常タブーとなる要素をギャグ的に昇華した発想の奇抜さが見どころです。② UFOマンとシルクたちの珍妙な師弟関係
誤って少女たちを圧死させた負い目から、ひたすら低姿勢で振り回されるUFOマンと、戸惑いながらも奮闘するシルクたちの掛け合いがコメディの核心。責任感と情けなさが入り混じったUFOマンのキャラクターがテンポよい笑いを生み出しています。③ 2005年ならではの深夜アニメらしい振り切り感
全12話の短編フォーマットで小気味よくテンポが進む構成は、深夜アニメ黎明期の「攻めた設定をとにかく畳み掛ける」スタイルそのもの。SF・ギャグ・お色気を無理なくブレンドした懐かしの雰囲気を楽しめる作品です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| キャラクターデザイン | 守岡英行 |
|---|---|
| 音楽 | MOKA☆ |
| 音響監督 | 高橋秀雄 |
| OP | yozuca*「White Heat」 |
| ED | 福圓美里「3 Sentimental」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
生天目仁美の出演リストを掘っていたら「2005年のTV短編、コメディ×SF×セクシー」という組み合わせに行き着いた。タイトルの時点でそういう作品だと察せられたが、なんとなく1話だけ見るつもりで再生ボタンを押した。 見始めてすぐ、これが「あの時代の問題作」であることが分かる。冒頭でヒロインたちが巨大ヒーローの下敷きになって死ぬ。生き返る条件として課される「仕組み」が明かされた瞬間の、なんとも言えない感覚。笑っていいのか引いていいのかの判断がつかないまま、次の話数を再生していた。 2周目で気づいたのは、このアニメが意外なほど「真顔」でやっているということだ。コメディとして流せる余地があるのに、キャラクターたちは本気で困り、本気で戦っている。そのトーンのズレが、問題作という評価をそのまま受け取れなくなる何かを生み出している。「恥」をコストとして戦うヒロインたちの、理不尽を真顔で受け入れる構造
このアニメの設計はシンプルだ。怪獣が現れる→小さくなったヒロインたちが戦う→衣装が削れていく。それだけ。 問題はその「衣装が削れる」という仕掛けが、単なるサービスシーンではなく戦闘の「コスト」として設計されていることで、ここに妙な誠実さがある。ヒロインたちは恥ずかしい思いをしながら戦う。逃げられない。逃げれば怪獣は街で暴れ続ける。この構図は、2000年代前半の変身ヒロインものが「変身シーンにサービスを組み込む」という技法を徹底的に突き詰めると必然的に行き着く場所で、そこを真っすぐ走りきったことへの驚きが残る。 古谷徹が演じるUFOマンは、この作品においてある種の「加害者」として機能している。古谷徹といえばアムロ・レイに代表されるような、葛藤を抱えた誠実さを持つ声の質感がある。その声で「うっかり少女たちを圧死させた巨大ヒーロー」を演じるというキャスティングが、笑えるはずなのに笑い切れない重さを生んでいる。ヒロインたちが戦う動機の一端がUFOマンへの怒りと贖罪にあるという構図は、短編アニメとしては珍しく「因果」がある。 福圓美里の小春野白絹は、この構図の中で一番「状況の理不尽さを自覚している役」に近い立ち位置にいる。本音と建前のズレ、やりたくないけど戦うしかない空気感——福圓美里がこういう「腹立ちを飲み込んだまま動いているキャラクター」を演じると、妙にリアルになる。この作品のトーンを保っているのは彼女の演技の安定感によるところも大きい。 問題作かと問われれば問題作だ。ただ、「サービスだけ」の作品でもない。恥ずかしいことを真顔でやり続けるヒロインたちの姿は、なんとなく「理不尽な状況をしょうがないから受け入れて戦う」という感覚と共鳴する。それが作者の意図かどうかは分からない。たぶん意図していない。でも、そこが引っかかるところだ。特に刺さったシーン
序盤、ヒロインたちが「戦う条件」を初めて理解するくだりで、生天目仁美の演技が効いている。鳳ヴィヴィアンというキャラクターはある種の「驚き役」を担っているのだが、生天目仁美が持つ「圧倒的に不本意だが受け入れていく」声の質感が、このシーンのトーンを決定している。怒ってもない、泣いてもない、ただ「え?」という気持ちのまま状況に引き込まれていく。そのリアルさが妙に刺さった。 終盤のバトルシーンで台詞が減り、効果音と音楽だけになる場面もある。短編の尺ゆえの選択だと思うが、あそこで余計な説明をしなかったのは正解だった。戦っている姿だけで伝わるものがある。 見ていて「これを地上波でやったのか」という驚きが何度か来るのだが、その驚きを起点に「2005年という時代の感覚」が浮かび上がってくる。現在の深夜アニメの感覚で見ると別の意味で新鮮で、記録として見ておく価値はある。読んで見たくなったら——『UG☆アルティメットガール』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代前半の「攻めた」深夜・短編アニメに愛着がある人
- 生天目仁美・福圓美里・古谷徹のファンで出演作品を掘っている人
- 全話30分前後で完走できる短編で「問題作」体験をしたい人
- 当時の地上波規制と現在の感覚を比較したいアニメ史好き
合わない人
- 露骨なサービスシーンが苦手な人(本当に苦手なら見ない方がいい)
- ストーリーの深みや伏線回収を期待している人
- 「問題作」というラベルへの期待値を上げすぎると肩透かしになる人
次に見るなら
AIKa(1997年OVA)は「バトル×サービス」の系譜でUG☆アルティメットガールの先輩にあたる作品だ。戦闘シーンの比重が高く、こちらを先に見ると2000年代にかけてこのジャンルがどう変化したかの流れが見える。SF色も強めなので、今作のSF要素が気に入ったならこちらも合う。 おくさまは魔法少女(2005年)は同年の作品で、「変身ヒロインものの裏側」を全く別の角度から描いている。サービス要素は薄くコメディ寄りだが、「変身するコストと動機」という共通テーマで比較しながら見ると発見がある。今作が「真顔でやっている部分」が好きなら試す価値がある。 魔法少女隊アルス(2004年)は同時期の短編魔法少女作品で、サービス要素はないが「SF+コメディ+短編」というフォーマットが近い。今作の「ジャンルとして面白い構造」に惹かれた人が、問題作要素を抜きにして楽しめる一本として向いている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『UG☆アルティメットガール』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで配信されており、各サービスの無料トライアルを利用すればすぐに視聴を始められます。ショートアニメなので全話一気見もしやすく、気軽に楽しめる作品です。
