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2023

16bitセンセーション ANOTHER LAYER
★ 3.4 / 5.0コメディ日常系
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Silver |
木葉秋里は美少女とビジュアルノベルゲームを愛するイラストレーター。超人気イラストレーターになることが夢で、美少女ゲーム制作会社で働いているが、現実は厳しい。ソーシャルゲームの全盛期の中、会社の経営は困難で、彼女は副イラストレーターとして日々、雑多なキャラの背景を描く毎日を過ごしている。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
木葉秋里は、美少女ゲームとビジュアルノベルをこよなく愛する若きイラストレーター。超人気イラストレーターになる夢を抱きながら、美少女ゲーム制作会社で副イラストレーターとして働いています。しかしソーシャルゲーム全盛の時代、会社の経営は厳しく、彼女は雑多なキャラクターの背景を描く日々に追われていました。そんなある日、秋里は思いがけない出来事をきっかけに、美少女ゲームが最も輝いていた1990年代へとタイムスリップ。黄金期を支えたクリエイターたちとの出会いが、彼女の運命を大きく動かしていきます。みどころ・魅力
① 美少女ゲーム黄金期への熱いタイムリープ
現代のイラストレーター秋里が、美少女ゲームが最も輝いていた時代へタイムスリップ。当時のPC環境や制作現場が驚くほど丁寧に再現され、業界へのリスペクトが画面の隅々まで詰まっています。その時代を知る世代には懐かしく、知らない世代には新鮮な、ものづくりの熱量を体感できる作品です。② 夢を追うクリエイターたちの群像劇
「面白いものを作りたい」という純粋な情熱を抱えたクリエイターたちの姿が、青春群像劇として瑞々しく描かれます。理想と現実の狭間で葛藤しながら前に進む秋里の成長は、創作に携わる人の心に響くはず。コメディタッチの軽快さと、ものづくりへの真摯さのバランスが絶妙です。③ 過去と現代をつなぐ物語の仕掛け
単なる懐古に終わらず、過去で得た経験が現代の秋里にどう影響していくのか、時間を超えたつながりが物語に奥行きを与えます。日常系のゆるやかな空気を保ちつつ、後半に向けて伏線が回収されていく構成も見どころ。笑って、ときに胸を熱くさせる、予想以上に深い余韻を残します。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 佐久間貴史 |
|---|---|
| 原作 | 高橋龍也 |
| 原案キャラデザ | 若木民喜 |
| キャラクターデザイン | 佐々木政勝 |
| 美術監督 | 有本妃査恵 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 中川翔子「65535」 |
| ED | 古賀葵「65535」 |
| ED | 秋里こはく「リンク~past and future~」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は90年代のパソコンゲームを懐かしむだけの作品だと思って見始めた。エロゲ業界、PC-98の起動音、フロッピーをガチャガチャ入れ替えるあの感じ——その手の小ネタで尺をもたせる、おじさんホイホイの類だろうと。ところが序盤、主人公が過去に飛ばされたあたりから雲行きが変わる。これは懐古じゃない。あの時代に本気で美少女ゲームを作っていた人間たちの話だった。2回目に見たとき、初回は背景のモニターに映る「それっぽい」ゲーム画面ばかり目で追っていた自分が少し恥ずかしくなった。問題は画面の中身じゃなくて、それを描いている側の体温だったのに。世間に見下されたジャンルに、一枚の絵で全部を賭けた人たちの話
この作品は単なる「懐かしの美少女ゲーム回顧録」ではなく、好きなものを作って生きることが許されなかった時代の、ひどく不器用な賭けの記録だ。主人公・秋里コノハ(古賀葵)は現代で副イラストレーターとして雑用の背景を描く日々を送っている。超人気イラストレーターになりたい、という夢だけはある。けれど現実はソシャゲ全盛で、彼女のいる美少女ゲーム会社は傾いている。その彼女が90年代の黄金期に放り込まれることで、物語は「あの頃はよかった」という方向には進まない。むしろ突きつけてくるのは、黄金期だろうが斜陽だろうが、結局「売れる絵」と「描きたい絵」のあいだで人は引き裂かれ続ける、という身も蓋もない事実だ。タイムスリップという仕掛けは、未来を都合よく書き換えるための装置に見えて、本当は「お前は何を描く人間なのか」を何度もコノハに問い直させるための装置になっている。当時の制作現場の、徹夜と締切と、ジャンルそのものへの世間の冷たい視線。それでもモニターに向かう。一枚仕上げて、また一枚。私が刺さったのはそこだった。これは才能の話じゃなくて、見下されても手を動かし続けた人間の話だ。だから現代パートの息苦しさも、ただの前フリじゃなく効いてくる。夢を持つことと、それで飯を食うことは、別の苦しみなんだという当たり前を、90年代の熱気越しに見せられる。特に刺さったシーン
序盤、過去の制作現場に初めて放り込まれた直後のコノハの戸惑いがいい。古賀葵の芝居が、興奮と気後れのあいだで微妙に揺れていて、「憧れの場所に立っているのに、自分はここで通用するのか」という顔の声をしている。あれを聞いたとき、絵描きでも何でもない自分まで胃のあたりが重くなった。終盤に向けて締切に追われる展開では、堀江由衣演じる上原メイ子や川澄綾子の下田かおりといった面々の、軽口を叩きながらも手は止めないあの距離感が効く。ベテランふたりの声が現場に妙な平熱を与えていて、修羅場なのにどこか心地いい。阿部敦の六田守、伊藤健太郎の六田勝のやり取りも、業界のしんどさを湿っぽくしすぎない乾いた潤滑油になっていた。決め台詞より、徹夜明けに誰かがぽつりとこぼす一言のほうを、私は何度も巻き戻した。読んで見たくなったら——『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 90年代のパソコン・ゲーム文化を肌で通ってきた、あるいは妙に憧れがある人
- 何かを作る仕事の、現場の徹夜と締切と理想のすり減り方が好きな人
- 好きなものを仕事にすることの面倒くささに、一度でも向き合ったことがある人
合わない人
- 美少女ゲームというジャンルそのものに最初から距離を感じる人
- タイムスリップ設定にきっちりした理屈の整合性を求めたい人
- ひたすら明るい日常系の心地よさだけを浴びたい人
次に見るなら
ものづくりの現場の熱と消耗が好きならSHIROBAKO。アニメ制作という別ジャンルで、夢と締切のあいだで揺れる人たちを群像で描いていて、この作品の現代パートの息苦しさにそのまま地続きで入れる。絵を描いて食っていくことの具体に惹かれたならNEW GAME!。ゲーム会社のイラストレーターの日常を、もっと柔らかい温度で見せてくれる。そして90年代秋葉原のあの空気と、過去をめぐる物語の手触りが効いたならSTEINS;GATE。ノスタルジーと「もう一度やり直す」というモチーフの噛み合い方が近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品の取り扱いが豊富なサービスなので、普段お使いのものがあればそのまま楽しめます。気になった方は、お好みのサービスでぜひチェックしてみてください。
