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先輩がうざい後輩の話
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Doga Kobo |
後輩の二葉は、先輩・春美から子ども扱いされ、一人前のビジネスウーマンとして見られることに悩んでいた。仕事も私生活も波乱万丈な毎日の中で、騒々しい先輩との関係は次第に深まっていく。二葉の本心はさておき、彼女が感じているのは確かに不満と戸惑いである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新米OLの二葉は、職場の先輩・春美から子ども扱いされることに日々悩んでいた。背が低く幼い見た目を本人は気にしているが、豪快で騒々しい先輩はおかまいなし。そんな二人が繰り広げる職場でのすれ違いと、じわじわ縮まる距離を描いたラブコメディ。同僚たちとの賑やかな日常もあわせて、社会人の等身大の恋愛模様が丁寧に描かれている。
みどころ・魅力
① 「うざい」の裏にある不器用な温かさ
先輩・春美のデリカシーのなさは見ていてヤキモキするが、その行動のひとつひとつに二葉への誠実さが滲む。口より先に手が動くタイプの愛情表現が積み重なり、気づけばじんわり胸があたたかくなる。ラブコメとしての引きの強さはこの絶妙なバランスにある。
② 脇キャラの恋愛模様が本筋と好対照
同僚・夏美と風間の関係が二葉たちとは異なるペースで進む二重構造になっており、どちらの恋愛も見ごたえがある。大人の照れ隠しや鈍感さがリアルに描かれていて、主人公カップルだけに飽きさせない工夫が随所に光る。
③ 職場コメディとしての完成度の高さ
残業・飲み会・理不尽な上司など、社会人なら刺さるあるあるがコメディのネタとして丁寧に組み込まれている。主人公たちの成長が仕事面でも描かれるため、純粋なラブコメ以上の満足感が得られる。社会人視聴者に特に響く作品だ。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 伊藤良太 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 成田良美 |
| キャラクターデザイン | 阿部慈光 |
| 音楽 | 堤博明 |
| 美術監督 | 鈴木俊輔 |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | 五十嵐双葉「アノーイング!さんさんウィーク!」 |
| ED | 堀江由衣「虹が架かるまでの話」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
社会人ラブコメってジャンル自体が希少種なので、タイトルを見た瞬間に録画した。「うざい先輩」という一言に全部入ってる感じがして、見る前から展開が読めそうで、だから逆に安心して手が出た。最初に見たときは「ああ、予想通りだな」と思いながら見ていた。チビで子ども扱いされる後輩、図体だけでかくて気が利かない先輩、定番の構図。でも2周目で気づいたのは、二葉がいつも春美の隣にいようとしている、という事実だ。文句を言いながら離れない。その「離れない」という行動が、1回目には全然見えていなかった。声で気づいたのかもしれない。武内駿輔の春美は、うるさいのに芯がある。あのデカい声の中に、ちゃんと「見ている」感じが入っている。
「子ども扱いするな」と言いながら、ずっとそこにいる話
二葉が抱えているのは、要するに「一人前として見られたい」という、ごくまっとうな欲求だ。身長のせいで舐められる、先輩にわしゃわしゃされる、客に学生だと思われる。それ自体はリアルな悩みで、社会人になりたての頃に似たような感覚を持った人間は少なくないはずだ。
ただこの作品が単なる「認められたい系の話」で終わっていないのは、二葉が春美のそばを一度も離れないからだと思う。文句を言う、睨む、煩わしそうにする。それでも毎朝一緒に出社して、飲み会では隣に座って、困ったとき最初に顔が浮かぶのは春美だ。
これは「一人前に見られたい」という話の顔をしながら、実は「信頼できる人に甘えることを、どう受け入れるか」という話でもある。二葉は自立したいわけじゃなくて、自立した自分として春美に見てほしいんだと思う。その微妙なズレが、12話かけてじわじわと埋まっていく。
早見沙織の二葉は、そのあたりの内側の揺れをほとんど台詞なしで乗せてくる。怒っているのに声が少し柔らかい、みたいな瞬間が終盤に向けて増えていって、気づいたら「あ、もう認めてるじゃん」という状態になっている。そういう積み上げ方をしている。
堀江由衣が演じる優人と、古賀葵が演じるモナのサブカップルが、メインの関係性をちゃんと補強する構造になっているのも地味に効いている。こちらはこちらで「大人の恋愛の不器用さ」という別角度のテーマを持っていて、二葉と春美だけ見ていると見落とすものを補ってくれる。
特に刺さったシーン
終盤、二葉が仕事でへこんでいる夜のシーン。春美が何か気の利いたことを言うでも、正論で励ますでもなく、ただそこにいる、という場面が好きだ。武内駿輔の芝居が、ここで急にトーンを落とす。普段のうるさいテンションが消えて、ただ低く静かな声になる。このギャップで「ああ、この人ちゃんと見てたんだ」という情報が一気に入ってくる。
大塚明夫のおじいちゃんが出てくるシーンも、毎回妙な存在感があった。少ない出番でちゃんと「時間の重さ」みたいなものを置いていく。あの声が入ってくると、急に作品全体のスケール感が変わる気がして、そのたびに少し背筋が伸びた。
序盤の、春美が二葉の頭に手を乗せるシーンで二葉が即座に振り払う流れ。2周目で見ると振り払う速度がやや遅くなってきているのが分かって、それだけで十分すぎる進捗報告になっている。台詞より先に体が動いているのが、この作品の上手いところだと思う。
読んで見たくなったら——『先輩がうざい後輩の話』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 社会人ラブコメが慢性的に不足していると感じている人
- 進展がゆっくりでも「積み上がっていく過程」を楽しめる人
- わちゃわちゃした日常パートだけで十分という人
- サブキャラのカップルも同じ熱量で追いたい人
- 武内駿輔・早見沙織の芝居を追っている人
合わない人:
- 「うざい先輩」という設定自体が生理的に無理な人(作中でかなり繰り返される)
- 恋愛の進展を求めて見ると、12話で正直そんなに動かないので肩透かしを食う
- 職場描写に細かいリアリティを求める人(その方向には行っていない)
- 日常パートの比率が高いので、ドラマチックな展開が欲しい人にはのんびりしすぎる
次に見るなら
ヲタクに恋は難しい:同じく社会人×職場ラブコメの系譜。こちらはオタク同士というフィルターが入るぶん、二人の間の「共通言語」がより明確で、うまく使われている。先輩がうざいの空気感が好きなら入り口として相性がいい。
可愛いだけじゃない式守さん:チート系ヒロインと普通の男子というパワーバランスの逆転ラブコメ。こちらも本筋よりも日常の積み重ねで関係を深めていくタイプで、見終わったあとの体温が似ている。
その着せ替え人形は恋をする:スペック差のある二人が互いの領域を尊重しながら近づいていく構造が、先輩うざいのテーマと地続きに感じる。作画も良く、日常パートの密度が高い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『先輩がうざい後輩の話』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、すでに契約済みのサービスからすぐに視聴を始められます。字幕・吹き替えの対応状況は各サービスの詳細ページでご確認ください。
よくある質問
まとめ
『先輩がうざい後輩の話』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、すでに契約済みのサービスからすぐに視聴を始められます。字幕・吹き替えの対応状況は各サービスの詳細ページでご確認ください。
