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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2クール
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | A-1 Pictures |
ギンザ事件から数ヶ月が経過し、帝国と自衛隊の緊張が特別地域での平和交渉をめぐって高まっている。火竜編を描く第二期では、世界の大国の貪欲さと好奇心が、特別地域の技術に関する報告により増加し始め、帝国と自衛隊の対立はさらに深刻化していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ギンザ事件から数ヶ月。自衛隊は特別地域での活動を継続しながら、帝国との緊張した外交交渉を続けていた。第2クールでは「火竜編」を中心に物語が展開。炎を吐く巨大な火竜の脅威が迫るなか、世界各国の大国が特別地域の資源・技術に目をつけはじめ、日本政府や自衛隊への圧力も増していく。異世界の住民たちとの絆を深めながらも、伊丹耀司たちは国家間の思惑に翻弄され、いくつもの試練に立ち向かうことになる。みどころ・魅力
① 圧倒的スケールの「火竜戦」
第2クール最大の見せ場は、人智を超えた巨大火竜との戦闘シーン。現代兵器と魔法・剣士が入り乱れる異色の共闘は、異世界ファンタジーと現代ミリタリーの融合というGATEならではの魅力を存分に発揮する。圧倒的な破壊力と緊張感あふれる展開は必見だ。② 国際政治・謀略が加速するサスペンス展開
特別地域の存在が公になるにつれ、米国・中国・ロシアなど列強が利権を巡って暗躍しはじめる。純粋な冒険ものから一気にポリティカルスリラーへと踏み込む展開は、単純な善悪では割り切れない重厚さをシリーズに加えている。③ 個性豊かなキャラクターたちの成長と関係性
レレイ・テュカ・ロゥリィという三人のヒロインがそれぞれ異なる試練に直面し、大きく成長する姿が描かれる。彼女たちと伊丹の関係が深まるドラマパートは、アクション一辺倒にならない作品の厚みを生み出している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 京極尚彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| 原作 | 柳内たくみ |
| 原案キャラデザ | Daisuke Izuka |
| キャラクターデザイン | 中井準 |
| 音楽 | 藤澤慶昌 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | 岸田教団&The明星ロケッツ「GATE Ⅱ ~世界を超えて~」 |
| ED | トゥカ「いつだってコミュニケーション」 |
| ED | Kishida Kyoudan & The Akeboshi Rockets「GATE~それは暁のように~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1クールをまるごと飛ばして2クールから見始めた。理由は単純で、「自衛隊が異世界に行く」というあらすじだけで十分だと思ったからだ。どうせ1話で状況説明されるだろう、という読みは半分当たった。半分外れた部分は、思った以上にキャラクターの関係性が出来上がっていて、伊丹とレレイとロゥリィの距離感に「あ、これは1クールから積んできた空気感があるやつだ」と気づいたときだ。
2回目に通して見たとき、火竜編の重さが少し変わった。最初はアクションの派手さばかり目に入っていたが、2周目では周辺国の思惑や帝国内の権力闘争がどれだけ丁寧に描かれているかが見えてきた。「自衛隊ヒロイン収集アニメ」という雑な紹介をしてしまいたくなる作品ではあるのだが、それだけで終わらない部分が確かにある。
「圧倒的に強い側」の視点で描く異世界——これは戦争ものではなく、格差コメディだ
GATEを「戦争アニメ」として見ようとすると、どこかで違和感に引っかかる。戦闘シーンはあるし、帝国との政治的緊張も描かれているのだが、緊迫感の質が普通の戦争ものとは根本的に違う。自衛隊側が負ける可能性を、作品がほぼ想定していないからだ。
これは欠点ではなく、おそらくGATEというコンテンツの核心だと思っている。火竜に対して航空支援を要請するシーン、中世の城塞都市に現代の通信機器と医療が持ち込まれる様子——視聴者が見ているのは「戦い」ではなく「技術と文明の格差」だ。その格差がコメディのような形で提示される。剣で立ち向かってくる敵を、ほぼ損害なく制圧する。ファンタジー世界で無敵に近い存在として機能する自衛隊員たちが、それでも特に英雄扱いされることなく淡々と任務をこなしているという構図が、このアニメの奇妙な空気を作っている。
第2クールで加わる要素として、他国の介入がある。ゲートを通じて特別地域の資源や技術にアクセスしたい列強各国が動き始める展開は、現実の地政学的な構図を露骨にトレースしていて、2016年当時より今のほうが刺さる部分がある。日本政府と自衛隊の立場の描き方も含め、「これは現代の日本が異世界でファンタジーになったら」という思考実験として読むと、ずっと面白くなる。
伊丹耀司というキャラクターの造形も、この「格差コメディ」の構造と綺麗に噛み合っている。諏訪部順一の声が、この役に異様に合っている。強くて有能なのに目標がオタクとしての余暇活動で、ヒロインたちを巻き込みながら淡々と任務をこなす男。「英雄」として描くのを意図的に避けた設計で、諏訪部の低音でどこか力の抜けたトーンがそれを支えている。力の入りすぎたヒーローボイスで演じられていたら、また違う作品になっていたと思う。
特に刺さったシーン
火竜戦の前後で、レレイが魔法的な知識と現代の科学的思考を接続しようとするシーンが好きだ。東山奈央の演じるレレイはとにかく表情と声の動きが少なくて、感情の起伏をほぼ言葉の選択だけで表現する。それが逆に、本人の内側で何かが動いた瞬間を際立たせる。淡々とした観察者が一瞬だけ前のめりになる、という瞬間が2周目だとよく見える。
もうひとつ印象に残っているのは、ピニャ・コ・ラーダが外交と現実の狭間で追い詰められていく一連の流れだ。戸松遥の演技は、プライドの高い貴族女性がじわじわと現実認識を更新させられていく過程を、ちゃんとコメディとして成立させながら描いていた。「自分の常識が通用しない相手と交渉する」という状況を笑いにしつつ、ちゃんと痛みもある。このバランスは地味に難しい。
読んで見たくなったら——『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2クール』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「現代の兵器・技術がファンタジー世界に持ち込まれたらどうなるか」という思考実験が好き
- 主人公が最初から有能で、ストレスなく見たい
- 政治・外交の駆け引き描写も拾える人
- 諏訪部順一・東山奈央・戸松遥のファン
合わない人
- 均衡のとれた戦争・対立描写を求めている(自衛隊側が基本的に強すぎる)
- ヒロイン複数が自然に主人公の周囲に集まる展開が苦手
- 1クールを見ていないと人物関係の把握が少し遅れる(2クールからでも見られるが)
- ダークな戦争描写や喪失を期待している
次に見るなら
幼女戦記——「現代的な合理主義者が異世界の戦場に放り込まれたら」という構造が近い。GATEより戦争描写の重さはあるが、主人公の無双感とシニカルなユーモアは共通している。組織と個人の論理がぶつかる描写が好きな人に。
オーバーロード——こちらも「圧倒的に強い側」の視点で進む異世界もの。GATEの格差コメディ的な構造を、もっとダークに引き伸ばしたような作品。強大な存在が異世界の勢力図を書き換えていくプロセスを丁寧に描いている。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(第1クール)——2クールから見始めてしまった人は素直に戻ること。伊丹とレレイとロゥリィの関係性の土台はここで作られている。2クールを見てから1クールに戻っても、発見がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第2クール』は現在U-NEXTで視聴可能です。第1クールと合わせて一気見できる環境が整っているので、まだ見ていない方はこの機会にぜひチェックしてみてください。


