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NieR:Automata Ver1.1a
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | A-1 Pictures |
遠い未来5012年。異星人と彼らが創造した機械生命体による地球への突然の空襲で、人類は絶滅の危機に瀬戸際へ追いやられた。月に避難した少数の人類は、アンドロイド兵士を用いた反撃作戦で地球奪還を目指す。しかし機械生命体が無限に増殖し続けるため、戦争は膠着状態に陥る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
西暦5012年、異星人が送り込んだ機械生命体の侵攻により、人類は地球を追われ月面へと避難した。人類の反攻作戦を担うのは、ヨルハ部隊のアンドロイドたち。2Bと9Sのコンビは、無限に増殖し続ける機械生命体と戦いながら、地球奪還を目指して荒廃した地上で任務を遂行する。しかし戦場で目撃する機械生命体の異常な行動、そして隠された真実が、やがて彼女たちの存在そのものを揺るがしていく。みどころ・魅力
① 圧倒的なアクションと美麗な映像美
A-1 Picturesが手がける戦闘シーンは、ゲーム原作の高速アクションを忠実に再現しつつアニメならではのカメラワークで魅せる。2Bの剣技や9Sのハッキング能力が視覚的に映える演出は、原作ファンも新規視聴者も圧倒するクオリティだ。② 哲学的なテーマと重層的なストーリー
「意識とは何か」「存在の意義」を問うゲーム原作の深いテーマをアニメでも継承。機械生命体が感情や社会を模倣し始めるシーンは、人間とアンドロイド、そして機械の境界線を問い直す。アクション作品でありながら、哲学的な問いを随所に織り交ぜた構成が見応え抜群だ。③ 孤独と絆が交差するキャラクター描写
感情を持つことを禁じられながらも互いに惹かれ合う2Bと9Sの関係性が、本作の感情的な核心。ゲームをプレイ済みの視聴者には既知の展開でも、アニメオリジナルの視点や演出によって新たな感動を与える丁寧な人物描写が光る。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 益山亮司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 益山亮司、横尾太郎 |
| 原作 | 横尾太郎 |
| キャラクターデザイン | 中井準 |
| 音楽 | 有限会社モナカ |
| 美術監督 | 坂上裕文 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | エイマー「escalate」 |
| ED | あまざらし「アンチノミー」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゲームは未プレイ。周囲が「絶対やれ」と言い続けるのを横目に、なんとなく後回しにしていたら、アニメ化された。それならまあと軽い気持ちで見始めた最初の5分で、画面の2Bがあまりにもかっこよくて、ちょっと黙った。アクションだけじゃなくて、立ち方とか、台詞を言うときの間とか、そういう細部が全部整っている。初見では「かっこいいアクションアニメ」として素直に楽しんだのだが、2周目で気づくのは、あの無表情の下で何が起きているかという話がずっと並行して動いていた、ということで、見え方がまるで変わる。ゲームを知らないまま見ても十分に成立しているし、知らないからこそ素直に驚けた部分もある。
感情を持ってはいけないはずの兵士が、感情によって壊れていく話
この作品の核にあるのは、戦闘能力でも世界観の広さでもなく、「感情を持つことを禁じられた存在が、それでも感情を持ってしまい、その感情に少しずつ侵食されていく」という構造だと思っている。
2Bは命令を遂行する。9Sは知りたがる。この二人の「設計された役割」と「実際の内面」のずれが、物語が進むにつれてじわじわと広がっていく。ヨルハ部隊のアンドロイドたちは機械生命体と戦うために作られているが、彼らはすでに感情を持っていて、しかしその感情を持っていることを認めてはいけない立場にいる。「感情は不要」という建前と、どうしても沸き上がってくるものとの間で、彼らはずっと戦っている。戦場での戦いより、その内側の戦いの方がずっとしんどい。
面白いのは、機械生命体の側も同じ問いを抱えているということだ。浪川大輔さんが演じるアダムと、鈴木達央さんのイヴは、人類の文化・感情・哲学を模倣しようとする存在として描かれる。書物を読み、感情を理解しようとする彼らは、ある意味でアンドロイドたちの鏡写しだ。感情を持たないふりをしているアンドロイドと、感情を持とうとしている機械生命体。どちらが「より人間的か」という問いに、この作品は答えを出さない。出さないまま、見ている側にその問いを渡してくる。
ゲームをやっていないので、原作との差分は分からない。でもアニメとして見たとき、この「感情を持つことへの罪悪感」がどのキャラクターにも滲んでいて、それが画面にずっと緊張感を与えている。花江夏樹さんの9Sが好奇心と不安の間で揺れる場面は、2周目に見るとまた違う重さを帯びている。知りたがることが彼にとってどういう意味を持つのかを一度知ってしまうと、あの表情が全部変わって見える。
特に刺さったシーン
序盤の戦闘シーンで、2Bが複数の機械生命体を相手に剣を振るう場面がある。アクションとしての完成度もそうだが、それ以上に印象に残るのは、戦いが終わった後の2Bの立ち姿だった。達成感も疲労感も表情には出てこない。ただそこに立っている。安元洋貴さんのポッド042の淡々とした状況報告の声と合わさって、「これが彼女たちにとっての日常」という重さが1カットで伝わってくる。
ポッド042は物語全体を通じて2Bのそばにいる存在だが、安元さんの演技は感情を排した口調の中に微妙な変化があって、何度も聞き直してしまった。「感情のないはずのサポートユニット」として機能しながら、でも何かが宿っているように聞こえる瞬間がある。
悠木碧さんが演じるキャラクターが登場する場面も同様で、一見するとサポート的な立ち位置に見えながら、後から振り返るとあの台詞の意味が変わってくる構造になっている。1周目は流れで見てしまうが、2周目で止めてじっくり見ると、細かい芝居の意図が見えてくる。
読んで見たくなったら——『NieR:Automata Ver1.1a』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゲームを知っているけど、改めてストーリーをおさらいしたい人
- 「何が人間性を定義するか」というSF的な問いが好きな人
- 無口・クール系のキャラクターに惹かれる人
- アクションと哲学が同居している作品が好きな人
- 声優の演技の細部まで拾いながら見る人
合わない人
- 1クールですっきり完結する話を求めている人(2023年時点で続きが気になる終わり方をしている)
- 世界観の説明を丁寧にしてほしい人(ある程度置いていかれる場面がある)
- 重いテーマを避けたい気分のときに見る作品ではない
次に見るなら
VIVY -Fluorite Eye’s Song-——AIが「使命とは何か」という問いと向き合いながら戦い続ける話。感情を持つことを前提に作られていないはずの存在が、感情によって揺さぶられる構造はNieR:Automataと近い。アクションの密度も高く、2周目の発見が多い点も共通している。
86-エイティシックス-——戦うために生まれた存在たちが、それでも「人間として」どう在るかを問い続ける戦争SF。消費される兵士という視点に共鳴できるなら、こちらも確実に刺さる。1期・2期通じて見てほしい。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX——人とサイバネティクスの境界線、存在の定義という問いを徹底的に掘り下げたSFの古典。NieR:Automataのテーマに引っかかりを覚えた人なら、この世界観にも確実にはまる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『NieR:Automata Ver1.1a』はdアニメストア、DMM TV、Huluで視聴可能です。各サービスのラインナップを確認のうえ、お好みのプラットフォームでお楽しみください。ゲーム未プレイの方もアニメ単体で十分に楽しめる構成となっています。

