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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール エリスのゴブリン討伐
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio Bind |
ルーデウスが父親と再会する一方、エリスはゴブリン討伐という夢を実現するため冒険者ギルドを訪れる。そこで彼女は、自分勝手な若き魔法使い・クリフと出会い、彼女の冒険を台無しにしかねない脅威に直面することになる。
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配信状況まとめ
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作品概要・あらすじ
あらすじ
魔大陸からの帰還を果たしたルーデウスは、長らく離れていた父・パウロと感動の再会を果たす。一方、剣の腕を磨き続けるエリスは、かねてからの夢だったゴブリン討伐を実現すべく冒険者ギルドへと向かう。そこで彼女は、自信過剰な若き魔法使い・クリフと鉢合わせ、思いがけない騒動に巻き込まれていく。ふたつの視点が交差する特別編。みどころ・魅力
① エリス主役回ならではの剣と意地の冒険譚
本編ではルーデウス視点で語られることの多いエリスが、この特別編では完全に主役として活躍する。ゴブリン討伐という等身大の目標に向かって突き進む彼女の姿は、成長と意地がにじみ出ており、本編とはひと味違う魅力が楽しめる。② クリフとの衝突が生む予測不能な展開
飄々としながらも自分勝手なクリフと、一直線なエリスという対照的なふたりの絡みが物語の軸となる。互いの価値観がぶつかりながらも奇妙な形で共闘へと向かう過程は、スピンオフならではの軽快さと緊張感が同居している。③ パウロとルーデウスの父子再会シーンが刺さる
離散から続いた長い旅路の末、ようやく実現する父子の再会は感情的な重みを持つ場面だ。本編の流れを踏まえて視聴することで、その積み重ねがひとつの着地点を迎える瞬間として深く響く。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岡本学 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岡本学 |
| 原作 | 理不尽な孫の手 |
| 原案キャラデザ | シロタか |
| キャラクターデザイン | 杉山和隆、高橋瑞紀 |
| 美術監督 | 三宅昌和 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | Yuiko Oohara「祈りの唄」 |
| ED | Yuiko Oohara「風と行く道」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編2期の放送中に「エリスのスピンオフが来る」と聞いたとき、正直なところ半信半疑だった。スペシャル版というフォーマット上、尺は短い。エリスというキャラクターはルーデウスと離れてからの動向が本編でもなかなか描かれないから、「どうせさわりだけでしょ」と思って軽い気持ちで再生ボタンを押した。
最初に見たときの印象は「あ、ちゃんとエリスだ」という安心感。加隈亜衣さんの声が画面に出た瞬間から、あの癇癪持ちで不器用な剣士の体温がそこにあった。2回目を見たときに気づいたのは、クリフとのやりとりが予想以上に噛み合っていること。逢坂良太さんが演じるクリフの「俺が一番偉い」感と、エリスの「うるさい黙れ」感のぶつかり合いが、ちゃんとコメディとして成立していた。短い尺なりに、きちんと作られている。
「ルーデウスがいない」からこそ見えるエリスの強さ
このスペシャルを単なるファンサービスと切り捨てるのは簡単だが、それだと見えてこないものがある。エリスというキャラクターは、本編を通じて常に誰かの隣にいた。ルーデウスの隣、ルイジェルドの隣。浪川大輔さんが演じるルイジェルドの重厚な存在感は本編でも際立っていたが、このスピンオフではその「背中」がない。エリスは文字通り一人で冒険者ギルドに乗り込み、ゴブリン討伐という夢を自分の足で実現しようとする。
そこで出てくるのがクリフという存在だ。自分勝手で口が悪くて、どこか憎めない。エリスとクリフが衝突しながらも同じ目標に向かっていく構図は、本編でのエリスとルーデウスの関係を裏返したように見える。ルーデウスはエリスに甘かった(甘すぎた)が、クリフはそうではない。対等に、あるいは上から目線でぶつかってくる。そのぶつかり合いの中で、エリスが「誰かに守られる人間ではなく、自分で判断して動ける人間」として機能しているシーンがいくつかある。
無職転生という作品全体のテーマのひとつに「自分で選択すること」がある。ルーデウスが転生後に積み上げてきたのも、突き詰めれば自分の意思で動くことの積み重ねだ。このスペシャルはそのテーマをエリスという別のレンズで再照射している。短い話だからこそ、余計なものがそぎ落とされて、「エリスが自分の脚で立つ」という核心だけが残る。
2回目に見て感じたのは、ゴブリン討伐という目標の「小ささ」が意図的だということ。世界を救うわけでも、魔王を倒すわけでもない。ただ、やると決めたことをやる。その小さな達成が、本編終盤のエリスの行動につながる伏線になっているとも読める。スペシャルとしての尺を、ちゃんと機能させている。
特に刺さったシーン
クリフが自分のプライドを優先して話をめちゃくちゃにしかけるシーン。逢坂良太さんの芝居が絶妙で、クリフの「俺は間違ってない」感がにじみ出ていて、思わず「お前もか」と声が出た。本編でも散々やらかすキャラなので既視感があるのだが、それを分かって見ると笑えるし、少しだけ愛おしい。
もう一つは、エリスが討伐に向かう直前の静かな場面。加隈亜衣さんの演技が、いつもの勢い任せではなく、ちゃんと緊張を含んでいた。本編の序盤でエリスが初めて戦場に立つシーンを思い出して、あの頃とは確実に変わっているんだという実感が来た。セリフで語らず、声のトーンと間で見せる。ここが一番好きかもしれない。金元寿子さん演じるテレーズとのやりとりも短いながら存在感があって、男性陣の騒々しさを引き締めていた。
読んで見たくなったら——『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール エリスのゴブリン討伐』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編TVシリーズをひと通り見ていて、エリスというキャラクターに思い入れがある人
- ルーデウス不在のエリスをちゃんと見てみたかった人
- クリフのキャラクターが本編から気になっていた人(逢坂良太さんファンにもおすすめ)
- 30分以内で完結するアニメが好きな人
合わない人・注意点
- 本編を見ていない人には文脈がほぼ伝わらない。完全にコアファン向け
- 「スペシャル版」に対してドラマチックな展開や大きな伏線回収を期待すると肩透かしになる
- 杉田智和さん演じるルーデウスの出番はほとんどないので、そこを期待するなら本編2期の方が向いている
次に見るなら
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~が好きで、エリス中心のスピンオフを楽しめたなら、まず本編に戻るのが素直な選択肢。第2クール後半でエリスの立ち位置がどう変わるか、このスペシャルを見た後だと解像度が上がる。
主人公の横に寄り添う女性キャラではなく、独自の目標を持って動くキャラクターの話が好きならベルセルク(TVアニメ版)のキャスカに注目しながら見るのもいい。エリスとは方向性が違うが、「剣士として立つ女性キャラ」という軸は重なる。
短い尺でキャラクターの核心を描くスペシャル回の構成が気に入ったなら、Re:ゼロから始める異世界生活のメモリアルエピソード群も同じ読み方ができる。本編で描き切れなかったキャラクターの内面を、スピンオフ的なエピソードで補完するフォーマットとして機能している。
よくある質問
まとめ
「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール エリスのゴブリン討伐」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の全6サービスで配信中だ。主要な映像配信プラットフォームをほぼ網羅しており、加入中のサービスからすぐに視聴できる環境が整っている。本編第2クールと合わせて、特別編もぜひチェックしてほしい。






