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SERVAMP
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
白田麻陽は複雑なことが嫌いで、シンプルな生活を好んでいた。しかし、拾った猫・クロとの出会いで人生が一変する。クロは怠惰の化身・黒炎(クロ)という従僕吸血鬼だった。二人は契約を交わし、麻陽は吸血鬼の世界へ引き込まれていく。七つの大罪の従僕吸血鬼たちと戦うことになり、シンプルな生活は遠く去った。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「面倒なことは嫌い」が口癖の高校生・白田麻陽は、ある日道端で黒猫を拾い「クロ」と名づける。しかしクロの正体は、七つの大罪のひとつ”怠惰”を司る従僕吸血鬼(サーヴァンプ)だった。成り行きで契約を交わしてしまった麻陽は、吸血鬼の主となり、望んでいたシンプルな日常とはほど遠い世界へと引き込まれていく。残る六つの大罪を持つサーヴァンプたちとの争いに巻き込まれながら、麻陽とクロの凸凹なバディが戦いに挑む。
みどころ・魅力
① 七つの大罪×吸血鬼という独自の世界観
傲慢・嫉妬・怠惰など七つの大罪それぞれに対応するサーヴァンプが登場し、個性豊かな吸血鬼キャラクターが物語を彩る。各サーヴァンプの能力や性格が大罪のコンセプトと絡み合い、設定の作り込みが光る。戦闘シーンのビジュアル的な華やかさも見応え十分。
② 正反対のバディが織りなす掛け合い
「何もしたくない」怠惰なクロと、「シンプルに生きたい」だけなのに巻き込まれ続ける麻陽のコンビが絶妙。シリアスな展開の中にも軽妙な掛け合いが随所に挟まれており、重くなりすぎないテンポが心地よい。主従関係の在り方が物語の軸にもなっている。
③ 豪華声優陣によるキャラクター表現
テレビアニメ版には実力派・人気声優が多数参加しており、個性的なサーヴァンプたちに命を吹き込んでいる。キャラクターごとに色の異なる声の演技が、それぞれの”罪”のキャラクター性をより深く際立たせており、声だけで聴く楽しみもある。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 中野英明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 古怒田健志 |
| キャラクターデザイン | 山中純子 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 美術監督 | 黛昌樹 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | オルドコデックス「Deal with」 |
| ED | 寺島拓篤「sunlight avenue」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
吸血鬼もの、と聞いて「またか」と思った記憶がある。2016年はちょうど、ダークファンタジーとBL要素を混ぜたラインが増えていた時期で、正直なところ食指が動かなかった。で、実際には後回しにしたまましばらく積んでいた。
見始めたきっかけは梶裕貴の声だ。ちょうど当時、別の作品で「また全力の梶裕貴か」と思っていたところに、クロという怠惰の権化みたいなキャラクターを演じると聞いて、逆に気になった。全力の反対側を、この人がやる。それだけで見る理由になった。
2回目を通したとき、最初に感じた「雑然としてる」という印象が少し変わった。情報量が多いのは確かなんだが、七つの大罪という縦軸があることで、キャラクターを整理しながら見られる。初見で置いていかれた部分に、ちゃんと設計があったことがわかる。
「シンプルに生きたい」人間が、契約によって引き込まれる——自由と責任の話
主人公の白田麻陽は「複雑なことが嫌い」という設定から始まる。これ、わりと珍しい出発点だと思う。バトルものの主人公は大抵、何かに向かって突き進む動機を持っているか、あるいは巻き込まれ型でも「強くなりたい」という欲動がある。だが麻陽には、そういう上昇志向がない。ただ静かに暮らしたかった。
そこに契約という形でクロが紐付く。吸血鬼と人間の契約というのはSERVAMPにおいて一方的ではなく、双方向の縛りだ。主人が「名前を与える」ことで成立するこの関係は、責任の問題としても読める。名前をつけた以上、その存在に関わり続けなければならない。猫を拾った人間が、その猫の人生に責任を持つように。
麻陽がシンプルな生活を諦めていく過程は、成長というよりも「引き受け」に近い。強くなったから戦うのではなく、契約したから、関わってしまったから、逃げられないから——その消極的な理由が積み重なっていく。これが意外と誠実な描き方で、「俺が守る!」系の熱量と全然違うところに刺さった。
七つの大罪の従僕吸血鬼たちが、それぞれ異なる形で人間との関係を抱えている構造も、この「契約と責任」のテーマを多角的に照らしている。怠惰・傲慢・強欲——それぞれの罪が、どういう経緯で生まれたのかという背景が、単純な悪役設定を避けている。諏訪部順一が演じるワールドエンドなんかは特に、台詞の少ない場面でも声の質感だけで「これは一筋縄ではいかないやつだ」と伝わってくる。
シンプルに生きたかった人間が、関わったことで複雑さを引き受けていく。その変容の話として見ると、SERVAMP は思ったよりずっと地に足がついている。
特に刺さったシーン
序盤、麻陽がクロに名前を与えるシーン。ここの梶裕貴の声が面白い。怠惰の化身なので基本的に気だるい、力の抜けた声なんだが、名前を告げられた瞬間だけわずかに空気が変わる。大げさな反応ではなく、ほんの少しの間——その間の使い方が巧い。何度か見て初めて、「ああここ演じてるな」と気がついた。
神谷浩史の狼谷吊戯は、声だけで「こいつが出てきたら状況が変わる」感を作ってくる。中盤以降の対立構造が絡んでくる場面で、同じ台詞でも聞こえ方が変わる瞬間がある。初見では流していたところが、2回目だと伏線として機能していることに気づいた。
細谷佳正の車守盾一郎は、声優と夜あそびのMCで見ていた顔とのギャップが面白かった。あの軽やかなトーンが、こういうポジションのキャラクターに乗るとどう聞こえるか。答えは「意外とはまる」だった。
読んで見たくなったら——『SERVAMP』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 吸血鬼ものは好きだが、恋愛寄りより世界観・設定寄りが好き
- 七つの大罪モチーフに反応する
- 梶裕貴・神谷浩史・諏訪部順一あたりの演技を追いかけている
- 「巻き込まれ主人公が少しずつ変わっていく」構造が好き
- キャラクター数が多くても整理しながら見られる
合わない人
- 1クールでスッキリ完結を求める——原作進行中のため、話が途中で終わる感覚がある
- アクション作画に高い期待値がある——動きの質にムラがある
- キャラクターが多すぎると追えない——序盤から登場人物が増えるので、整理が苦手な人はしんどい
- 恋愛要素をメインに求めている——そういう作品ではない
次に見るなら
血界戦線——異形の存在が人間と共存する都市を舞台に、巻き込まれ型の主人公が特殊な力を手にする話。世界観の密度とテンポの良さはこちらが上で、SERVAMPの雰囲気が合ったなら間違いなく刺さる。松岡禎丞ファンにも。
K(ケー)——複数の「王」と「従者」が対立する構造と、独特の美術設計。派閥ごとにキャラクターが整理されていて、SERVAMPで七つの大罪陣営の整理が好きだった人には同じ読み方ができる。神谷浩史がここでも重要な位置にいる。
ダンガンロンパ The Animation——雰囲気は全然違うが、松岡禎丞・神谷浩史を含む豪華キャストが「縛り」の中で動くという構造に興味が向いた人向け。声優の演技密度という点でSERVAMPと同じ楽しみ方ができる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『SERVAMP』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。月額サービスを利用していれば追加料金なしで視聴できる環境が整っており、気軽に全話一気見しやすい作品です。どのサービスも無料トライアル期間があるため、まずは試してみるのもおすすめです。
よくある質問
まとめ
『SERVAMP』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。月額サービスを利用していれば追加料金なしで視聴できる環境が整っており、気軽に全話一気見しやすい作品です。どのサービスも無料トライアル期間があるため、まずは試してみるのもおすすめです。


