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2016

黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~涙の先へ~
★ 3.6 / 5.0スポーツ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
黒子のバスケの3部作コンピレーション映画の第2作。冬の杯準々決勝でセイリンはヨセンと対戦する。ムラサキバラを中心としたヨセンの鉄壁の守りに立ち向かい、黒子は初得点を決める。一方、火神と氷室のエース対決も熱を帯びる。激しい戦いは最後まで続く。次にセイリンはカイジョと対戦する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
「黒子のバスケ ウインターカップ総集編」三部作の第2弾。冬の杯準々決勝、誠凛はムラサキバラ率いる陽泉の鉄壁ディフェンスに挑む。守備の要塞を前に苦しむなか、黒子テツヤが初めてゴールを決める場面は圧巻だ。さらに火神大我と氷室辰也の幼馴染エース対決が激しく燃え上がり、試合は最後まで目が離せない展開に。続く海常戦へと向かう誠凛の戦いを凝縮した一作。みどころ・魅力
① 黒子の「初得点」が生む感動の瞬間
存在を消すことに特化したパスの鬼が、自らゴールを奪う——その一点にこれまでの積み重ねが凝縮される。リミテッドな選手がチームのために限界を超える瞬間は、スポーツアニメならではのカタルシスを与えてくれる。② 火神vs氷室、因縁のエース対決
幼い頃に共にバスケを磨き合った二人が敵として激突する。友情と勝利への渇望が交差するドラマ性は本作の最大の見せ場のひとつ。互いの成長を認め合いながらも譲れないプライドが白熱したプレーとして結実する。③ 劇場版クオリティで蘇るウインターカップの熱量
テレビ版の映像を再編集・一部リテイクした劇場版ならではの迫力ある映像と音響で、陽泉戦の緊張感をスクリーンサイズで体験できる。既視感のある場面でも新鮮な没入感をもたらす仕上がりとなっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 多田俊介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高木登 |
| 音楽 | 池頼広 |
| 美術監督 | 鈴木路恵 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| ED | オルクゥデックス「Scribble, and Beyond」 |
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アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
総集編というジャンルの扱いが難しい。TVシリーズを見ていた人間にとっては「知ってる」の連続になるし、かといって新規に勧めるには情報が省かれすぎている。黒子のバスケのウインターカップ編は3部作で劇場公開された総集編シリーズで、これはその第2作。 最初に劇場に足を運んだのは、ウインターカップという大会の流れを頭の中で整理したかったからだ。TVシリーズは1クールにわたって放映されていたので、試合と試合の間の記憶があいまいになっていた。スクリーンで連続して見ることで、やっと試合の順番と対戦相手の顔が頭の中でつながった感覚があった。 入場特典のポスターを受け取りながら、これがいわゆる「まとめ直し」の映画だとわかっていても、劇場音響で聞くと細谷佳正の日向のセリフが思ったより刺さる。才能の化け物と戦うための、地味で正直な方法論の話
黒子のバスケというコンテンツの核心を一言で言うなら、「才能の格差を、別の軸で乗り越える物語」になる。でもそれだとスポーツ漫画のテンプレートっぽく聞こえるので、もう少し具体的に言い直す必要がある。 この作品が描いているのは、「才能がない人間の努力」ではなく、「才能の定義を組み替えること」だ。黒子テツヤには得点する力がない。ドリブルも、シュートも、身体能力も、幻のジェネレーションの前ではほぼゼロに等しい。でも彼には「存在感のなさ」という一点突破の武器がある。これは才能がないのではなく、才能の種類が違う、という話だ。 総集編という形式がこのテーマをむしろ強調する。2時間弱にウインターカップの試合がぎゅっと圧縮されると、各キャラクターの「何ができて何ができないか」が見えやすくなる。ムラサキバラ(鈴村健一)の圧倒的なディフェンスが塞ぐ壁の前で、黒子の動き方が際立つ。 「涙の先へ」というサブタイトルが意味を持つのはここだ。涙を流すことそのものより、その先にある状態を描こうとしているということだろう。ここに出てくる選手たちはみんな、試合の中で何かに負ける瞬間がある。その負けを受け入れた後に何が起きるかが、この映画が本当に追いかけているテーマだと思う。 黒子の初得点のシーンはその象徴で、得点という行為がこれほど地味に、静かに、でも確実に画面に刻まれる瞬間はスポーツアニメの中でも珍しい。ムラサキバラの完璧な守備をすり抜けるその1点は、才能の組み替えが成功した瞬間として記録される。 火神と氷室の対決もこのテーマと平行している。二人はともに才能がある。でも氷室は「勝利より完璧なプレーを求める」形で才能の使い方をどこかで間違えた。火神はそこに気づいていないのに、本能的に正しい方向に才能を使っている。その対比が、この総集編の後半を支えている。単なるバスケの試合以上に、二人の「才能の向け方の違い」が圧縮されているからこそ、劇場という場所で見る価値がある。特に刺さったシーン
鈴村健一のムラサキバラが怖い。キャラクターとして怖いのは当然として、声の圧が独特だ。やる気がない声なのに、プレーだけが圧倒的という乖離がこのキャラクターの核で、鈴村がその「めんどくさい強者」の感触を声だけで表現しているのが劇場音響だとより際立つ。「別にバスケ好きじゃないし」というトーンのまま守備の壁になっている、あの温度差が怖い。 黒子の初得点の場面は2回見ても同じように来た。あれだけの守備を張っておいて、それでも抜けてしまうシュートの静けさ。派手な演出をしていないのに、スクリーンが一瞬止まったように感じた。神谷浩史の赤司征十郎が「誤算だ」と呟くタイミングも含め、ここだけで映画代の半分は元が取れる。神谷浩史はああいう「静かな衝撃」を受けた瞬間の間が上手い。 細谷佳正の日向は総集編でもちゃんと生きていた。試合の熱が圧縮されると彼のセリフの密度が上がって見える。「声優と夜あそび」のMCとして馴染みがある分、演じ分けているのが改めてわかる瞬間があった。読んで見たくなったら——『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~涙の先へ~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズでウインターカップ編を見たが、試合の順番や流れを整理したい人
- 鈴村健一・神谷浩史・細谷佳正の演技を劇場音響で聞いてみたい人
- 3時間以上ある原作の試合展開を2時間以内に収めて把握したいと思っている人
- スポーツアニメの「才能の差を別の能力で乗り越える」構造が好きな人
合わない人
- TVシリーズ未視聴だと人間関係や背景が全くわからない(総集編の構造上どうにもならない)
- 試合外のドラマやキャラクターの掘り下げを求めている人(そこはカットされている)
- 諏訪部順一の青峰大輝や小野大輔の緑間真太郎が見たい人(第2作のメインはムラサキバラと氷室)
- スポーツアニメの超能力じみた演出が苦手な人(この作品はその要素が強い)
次に見るなら
黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~扉の向こう~(第1作)から順番に見るのが正直なところ。第2作から入ると人間関係の前提が欠ける部分がある。シリーズを通してウインターカップの流れを把握するなら、この3部作を第1作から追うのが一番早い。 ハイキュー!!はスポーツアニメとして比較される機会が多いが、「チームの機能として動くキャラクター」の描き方が近い。才能の化け物と戦う側の視点という構造も重なる。劇場版が複数あるので、映画館で見る習慣がついているなら引き続き追いやすい。 アイシールド21(アニメ版)は同じジャンプ系スポーツ漫画として、「才能を組み替えて戦う」というテーマが共鳴する。黒子の「存在感のなさ」に対してこちらは「恐怖による俊足」という逆説の才能を持つ主人公で、方法論の面白さが似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~涙の先へ~」は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクで追加料金なく楽しめるため、気軽に試すことができます。まずは無料トライアルを活用して、ウインターカップの熱戦を劇場版クオリティで堪能してみてください。









