Re:Monster

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2024Re:Monster

Re:Monster

★ 3.2 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2024年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作Studio DEEN

早すぎる死を遂げた友桑金太は、卑しいゴブリンに転生する。しかし彼は凄まじい食欲を持っていた。食べるほど強くなる能力のおかげで、弱い身分から素早く成長し、ゴブリンのリーダーになる。過去の記憶、新しい体、強い胃袋を駆使して、彼はこの幻想世界を次々と切り抜いていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

前世の記憶を持ったまま、最弱種族のゴブリンに転生した友桑金太(ゴブ金)。人間だった頃の知識と、食べたものの能力を吸収できる特殊なスキルを武器に、弱肉強食の異世界を生き抜いていく。仲間を集め、強敵を倒し、食らい、進化を重ねながら、ゴブリンの群れを率いるリーダーへと成長していく成り上がりサバイバルファンタジー。

みどころ・魅力

① 食べるたびに強くなる「捕食進化」システムの爽快感

倒した敵を食べることでその能力を獲得するという独自のシステムが、戦闘ごとに主人公の成長を実感させる。弱小ゴブリンが戦いを重ねるたびに別次元の強さへと変貌していく過程は、成り上がりものとしての快感が詰まっている。

② 最弱からのゼロスタートと組織づくりの面白さ

前世の記憶と知識を活かしながら、同じゴブリンたちを仲間にまとめ上げていくリーダーシップの描写が見どころ。人間社会で培った経営・戦術センスが異世界でどう活かされるかという視点で楽しめる。

③ 容赦ない弱肉強食の世界観と多彩な種族バトル

ゴブリン・オーク・エルフなど多彩な種族が入り乱れる世界で、シビアな生存競争が繰り広げられる。強さのインフレが段階的に描かれ、バトルシーンのスケールが次第に大きくなっていくテンポ感も魅力のひとつ。

キャスト・声優一覧

朗
メイン
佐藤拓也
サブ
山根綺
サブ
稲垣好
きち
きち
サブ
細田健太
佐藤
佐藤
サブ
大森日雅
サブ
咲野俊介
美
サブ
加隈亜衣
あるえ
あるえ
サブ
松岡美里
サブ
植田佳奈
ルービリア
ルービリア
サブ
稗田寧々
サブ
Lynn

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スタッフ

監督稲垣隆行
シリーズ構成山口宏
原作金斬児狐
原案キャラデザヤマーダ 、NAJI柳田
キャラクターデザイン高岡淳一
音楽坂部剛
美術監督荒井和浩
音響監督阿部秀平
OPチャンソン「Into the Fire」
EDエヴァードリーム「運命 [さだめ]」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見た瞬間の感想は「ああ、あのタイプか」だった。転生してモンスター側になる系。この手のフォーマットは2010年代後半からじわじわ増えて、今やすっかり一ジャンルとして定着している。だから正直なところ、あまり期待値を上げずに1話を再生したのを覚えている。

ところが冒頭で思っていたのと違う手触りがあった。転生先がゴブリンという最底辺に近い存在であること自体は別に珍しくないのだが、「食べると強くなる」という能力の描き方が思ったより泥臭い。綺麗な無双ものではなく、文字どおり泥と血の中で這い上がっていく話として作られている。

2周目で気づいたのは、序盤の「弱い状態のロウ」を丁寧に描いていること。無双が始まる前の期間を省略せずに見せているから、後の成長に重みが出る。佐藤拓也のボイスが、弱い段階から徐々に貫禄を帯びていく変化も面白く聞けた。

「モンスター」とは誰のことか——食物連鎖の底から見上げる視点の話

ファンタジー作品において「モンスター」は長らく、主人公が倒すべき障害として描かれてきた。RPGのスライムがそうであるように、モンスターは経験値であり、ゴールへの踏み台だ。Re:Monsterが面白いのは、その「踏み台」の側に転生させることで、この構造を逆さにして見せようとしているところにある。

ロウは前世の記憶と知識を持っているが、身体はゴブリン。ゴブリンという存在は、ファンタジーの文脈ではほぼ最弱の象徴だ。臭くて弱くて知能も低いとされている。そこに「食べるほど強くなれる」という能力を組み合わせることで、この作品は「最底辺からの生存戦略」をテーマに据える。

単なる無双物語として消費することもできるが、2回目に見ると印象が変わる部分がある。ロウがゴブリンの仲間を率いて生き延びようとするとき、彼らが「モンスター」として描かれながらも、内部には序列があり感情があり、人間の集落と同じように社会を作っていく。これは「向こう側から見た世界」の話であって、勧善懲悪の単純な逆転ではない。

もう少し踏み込んで言えば、この作品が描いているのは「弱者が強者になるために積み上げなければならないもの」の話に近い。食べることで能力を吸収するというシステムは、「経験を体に刻んで成長する」というメタファーでもある。戦って学んで食って強くなる、というサイクルは、徹底した実力主義の世界観だ。前世の知識というアドバンテージがある分、完全なゼロスタートではないが、それでも身体能力の差を埋めるには圧倒的な積み重ねが必要になる。

植田佳奈が声を当てているキャラクターが絡むシーンでは、この世界の「力の論理」をまた別の角度から照らしていて、180本の出演歴を持つ彼女の芝居の厚みがそこに説得力を加えていた。同じ世界の住人でも、強さの意味が人によって違う——そういう対比が静かに積み上がっていく。

特に刺さったシーン

序盤、ロウが初めて敵を倒してその能力を取得するくだり。派手な演出は少ないのだが、佐藤拓也の声のトーンが「獲得した」という実感を丁寧に表現していて、ここで一気に引き込まれた。声優と夜あそびのMCとして軽妙なトークをしている印象が強い人だが、芝居の幅は別のところにある。弱い状態の主人公を演じながら少しずつ変わっていく声の質感が、成長の説得力を担っていた。

加隈亜衣が演じる美のキャラクターが登場する場面も印象的で、ゴブリンという世界の中での「個」のあり方をさりげなく示している。感情的になりすぎない抑えた演技が、この作品の乾いたトーンに合っていた。140本のキャリアで培った「台詞に頼らない間の使い方」みたいなものを感じた。

終盤の戦闘シーンで、ロウが仲間を守るために判断を下す場面がある。勝つか負けるかより、何のために戦うのかが問われる瞬間で、ここだけ空気が変わる。Lynnのキャラクターとロウのやりとりでそれが浮かび上がる構成になっていて、2回目に見るとまた違う聞こえ方をした。

読んで見たくなったら——『Re:Monster』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 転生もののフォーマットは飽き気味だが、モンスター視点はまだ新鮮に感じられる人
  • 無双になるまでの過程、弱い状態での試行錯誤が好きな人
  • 佐藤拓也加隈亜衣植田佳奈Lynnの芝居を追いかけている人
  • ダークファンタジー寄りの空気が好きで、綺麗すぎる世界観に飽きている人

合わない人

  • 転生ものそのものに食傷気味で、フォーマットの刷新を求めている人(この作品はあくまでジャンル内の工夫)
  • 暴力描写・弱肉強食の論理が肌に合わない人
  • キャラクターの心理描写を丁寧に掘り下げる作品を好む人(アクションと成長の外側が中心)
  • 1クールで綺麗に完結する話を求めている人(原作の途中で終わる感覚は否めない)

次に見るなら

転生してモンスター側から世界を見る、という体験が面白かったなら、転生したらスライムだった件も近い感触がある。主人公がスライムに転生して仲間を増やしながら国を作る話で、Re:Monsterより明るいトーンだが「最底辺から始める生存戦略」という骨格は共通している。こちらは政治・外交の駆け引きが多くなってくるので、群像劇として楽しめる。

食物連鎖と生存という軸から発展させるなら、オーバーロードも選択肢に入る。すでに頂点にいる存在が主人公で、Re:Monsterとは真逆の強者視点の話だが、「モンスターが主役」という構造は共通している。弱いところから這い上がる快楽とは別の、孤独と支配の話として対比になる。

もう少しダークな味わいが欲しければゴブリンスレイヤー。こちらはゴブリンが「倒される側」として徹底的に描かれる作品で、同じゴブリンという存在をまったく違う角度から見ている。両方見ると、ファンタジー世界における「モンスター」という記号の扱われ方の振れ幅が面白くなる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『Re:Monster』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluといった主要な配信サービスで視聴可能です。複数のサービスで配信されているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。見放題対象かどうかは各サービスの最新情報をご確認ください。

よくある質問

Q. Re:Monsterはどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。すでに契約しているサービスがあればすぐに視聴できます。見放題対象かどうかは各サービスでご確認ください。
Q. Re:Monsterは原作があるアニメですか?
A. はい、金斬児狐による小説(小説家になろう発)を原作とし、漫画版も展開されています。2024年にTVアニメ化されました。
Q. 異世界転生ものが好きな人に向いていますか?
A. 向いています。主人公が最弱種族から成り上がるサバイバル要素と、食べて強くなるユニークな成長システムが組み合わさった作品で、転生・成長系が好きな方に特にお勧めです。
Q. グロ・暴力描写はありますか?
A. 弱肉強食の世界観が舞台のため、戦闘シーンはやや激しめです。苦手な方は事前に確認してから視聴することをお勧めします。

まとめ

『Re:Monster』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluといった主要な配信サービスで視聴可能です。複数のサービスで配信されているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。見放題対象かどうかは各サービスの最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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