カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編

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2013カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編

カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編

★ 3.5 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2013年
フォーマットTVアニメ
話数59話
原作オリジナル
制作TMS Entertainment

VFサーキットから数ヶ月が経ち、アイチは高校生になった。しかし彼は友人たちと異なる高校に通っており、そこは将来志向の教育方針を持つ学校だった。ある日、アイチはカードファイトが人々が信じられる未来になると考えていることを認める。それを証明するため、アイチは新しいデッキ、ロイヤルパラディンとゴールドパル…を使う必要があった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

VFサーキットを経て高校生となったアイチ。しかし彼が進学したのは、仲間たちとは異なる進学校だった。カードファイトが人々の未来を開く力になると信じるアイチは、その想いを証明するため、新たなデッキを手に戦いへと臨む。一方、謎の勢力「リンクジョーカー」が各地のファイターたちを「呪縛(ロック)」しはじめ、カードファイトの世界を脅威が包み込んでいく。仲間との再会と絆を胸に、アイチの新たな戦いが幕を開ける。

みどころ・魅力

① 謎の敵「リンクジョーカー」が生む緊張感

シリーズ史上最も不穏な存在として登場するリンクジョーカー。ファイターを「ロック」する能力は従来の戦術を根底から覆し、物語全体に重苦しい緊迫感をもたらす。強大な敵を前にアイチたちがどう立ち向かうかが、本作最大の見どころのひとつだ。

② 高校進学で広がる新たな人間関係

アイチが新しい学校に進学したことで、旧来の仲間たちとは別の出会いや葛藤が生まれる。バラバラになった仲間との再結集、そして新キャラクターとの交流が物語に深みを加え、ファイト以外の青春ドラマとしても楽しめる。

③ 新クランとデッキによる戦略の進化

アイチをはじめ各キャラクターが新たなクランやデッキを引っさげて登場し、カードゲームとしての戦術的な面白さも刷新されている。新能力の駆け引きは視覚的にもわかりやすく演出されており、シリーズ初見の視聴者でも引き込まれる構成になっている。

キャスト・声優一覧

石田ナオキ
石田ナオキ
メイン
奈良徹
戸倉ミサキ
戸倉ミサキ
メイン
橘田いずみ
小茂井シンゴ
小茂井シンゴ
メイン
吉野裕行
櫂トシキ
櫂トシキ
メイン
佐藤拓也
立凪コーリン
立凪コーリン
メイン
三森すずこ
先導アイチ
先導アイチ
メイン
代永翼
森川カツミ
森川カツミ
サブ
杉山紀彰
立凪レッカ
立凪レッカ
サブ
南條愛乃
ジリアン・チェン
ジリアン・チェン
サブ
植田佳奈
リー・シェンロン
リー・シェンロン
サブ
下田麻美
諏訪部イツキ
諏訪部イツキ
サブ
間島淳司
三和タイシ
三和タイシ
サブ
森久保祥太郎

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スタッフ

OPサイキックラバー「Vanguard Fight」
OP内藤大湖「無限∞REBIRTH」
OPサイキックラバー「Break your spell」
ED南條愛乃「ENDLESS☆FIGHTER」
ED三森すずこ「ユメユメエキスプレス」
ED愛美「Ride on fight!」
EDミルキィホームズ 「Fly away -大空へ-」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ヴァンガードの「編」数を数えながら見ていた時期がある。アジアサーキット編、VFサーキット編、とついてきて、リンクジョーカー編に差し掛かったとき、正直「まだあるのか」という気持ちが半分あった。カードゲームアニメとしての設計上、シリーズが続くのは当然なのだが、ここまで来ると視聴者としての体力がじわじわ試されてくる。

ところが2回目に通して見たとき、印象がかなり変わった。高校進学という節目でアイチと仲間たちが物理的に離れる、という設定の選択が、単なる「環境リセット」ではなく物語の核心に直結していることに気づいたのだ。カードファイトを「信じられる未来」として証明しようとするアイチの動機——それが序盤では青臭く見えるのに、終盤で別の色に変わってくる。

「つながり」を証明しようとした少年が、つながりごと侵食される話

リンクジョーカー編を一言で言うなら、絆の話ではなく「絆が武器になり、絆が脆さになる話」だと思う。カードゲームアニメにありがちな「仲間との絆で勝利」という構造を、この編はわりと意地悪な方向に使っている。

リンクジョーカーという外来勢力が持ちこむ「リバース」——つまりファイターを精神的に反転させて支配するという設定は、表面上はありきたりな洗脳展開に見える。しかしよく見ると、リバースされるのは弱いキャラクターではなく、むしろアイチと深くつながっていたキャラクターたちだ。チームのコア、仲間、信頼していた相手が次々と「逆側」に引っ張られる。つながりが深いほど、その反転はダメージが大きい。

三森すずこが演じる立凪コーリンが序盤からキーになっている。コーリンというキャラクターは、アイチにとって単純な敵でも味方でもない複雑な立ち位置で、その微妙な距離感が三森すずこの声でうまく表現されていた。感情を抑えた硬さと、内側に何かが残っているような揺らぎの両立——2回目に見直すと「ああ、ここで既に」と気づく演技が散在している。

森久保祥太郎演じる三和タイシは、今作でいちばん「普通の友達」として機能しているキャラクターだ。森久保さんはバラエティやMCでの印象が強い人だが、三和の「明るくて、でも鋭い」感じはかなりはまっていて、終盤の変化が刺さる理由はそのキャスティングの妙だと思う。

アイチがカードファイトを「信じられる未来として証明する」と言うとき、それはどこか子どもっぽい宣言に聞こえる。でもリバースという脅威を前にしたとき、その宣言は「証明できなければすべてが嘘になる」という恐怖と表裏一体だったことがわかってくる。信じることの脆さを、この編は丁寧に掘ってくる。

特に刺さったシーン

終盤、アイチが自分の仲間のリバース状態と対峙するファイトのシーン群が、この編の核だと思う。いつもの熱血バトルアニメ的な「信じてるから戦える」という感触がなくて、むしろ「信じていたからこそ苦しい」という重さがある。吉野裕行のアイチは、叫ばない場面のほうが効いている。声を抑えた台詞の中に、何かが削れていく感じがあって、2回目はそこばかり気になった。

杉山紀彰演じる森川カツミは、シリーズ通じてギャグ要員として使われることが多いキャラクターだが、リンクジョーカー編では彼の「普通の観客」的な立ち位置が物語を相対化する役割を担っている。ここで真剣になるカツミの場面は、それまでの積み上げがあってこそ重みが出る。シリーズ4編目まで見てきた視聴者へのご褒美みたいなシーンだった。

植田佳奈演じるジリアン・チェンは、外側からこの騒動を見る視点として機能していて、物語の「外枠」を締めている。植田さんの声には知的な余白があるので、状況を整理するセリフが自然に聞こえるのが助かった。

読んで見たくなったら——『カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • シリーズ1編目から追ってきていて、キャラクターへの蓄積がある人
  • カードゲームアニメに「仲間との絆」以外の何かを求めている人
  • 吉野裕行三森すずこ森久保祥太郎のファンで、それぞれのキャリアを追っている人
  • 「洗脳・反転」設定が好きで、その使い方の巧拙を見たい人
  • 長期シリーズをコンプリートすること自体に価値を見出す人

合わない人

  • リンクジョーカー編から初見で入ると前提知識が足りず、キャラクターへの感情移入が難しい
  • カードゲームの対戦ルール・クランの設定説明が多いパートに疲れやすい人
  • 1クールで完結するテンポ感を求めている人(編構成上、腰を据えて見る必要がある)
  • 勧善懲悪・スッキリした展開が好みで、絆が「侵食される」描写が苦手な人

次に見るなら

カードファイト!! ヴァンガード(第1期)——リンクジョーカー編から逆走して1編目に戻るのもありだと思う。アイチがここまで来た道のりを確認すると、今作の重さが別の角度から見えてくる。シリーズ全体を「1本の長い成長譚」として楽しめる人向け。

イナズマイレブン——スポーツ(あるいはゲーム)を通じた「信じること」の証明を軸に置きながら、外来の脅威と戦う構造が近い。こちらもシリーズが長いので、長期コンテンツへの耐性がある人に。キャラクターへの蓄積が物語の重さに変わる点でよく似ている。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ——カードゲームアニメの原型として、対戦の精神的な重みをどう描くかという文脈で見直すと発見がある。「カードを通じて人とつながる」という命題をどれだけ真剣に扱えるか、というラインでヴァンガードと比較しながら見るのが面白い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluの4サービスで視聴できます。複数の主要配信プラットフォームに対応しているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。続きが気になる方は、ぜひお気に入りの配信サービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. リンクジョーカー編はどこから見ればいいですか?
A. 本作はカードファイト!! ヴァンガードの第3シリーズにあたります。前シリーズ「アジアサーキット編」から続く物語なので、初めての方は第1シリーズから視聴することをおすすめします。
Q. リンクジョーカー編は何話ありますか?
A. 全101話で構成されています。2013年から放送され、シリーズの中でも長めのボリュームとなっています。各エピソードが丁寧に描かれており、じっくりと楽しめる作品です。
Q. カードゲームを知らなくても楽しめますか?
A. 楽しめます。アニメ内でルールや戦術がわかりやすく解説されており、カードゲーム未経験者でも物語の展開やキャラクターの成長に感情移入しやすい作りになっています。
Q. 無料で視聴できるサービスはありますか?
A. U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluはいずれも無料トライアル期間を設けている場合があります。最新の配信条件は各サービスの公式サイトでご確認ください。

まとめ

「カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluの4サービスで視聴できます。複数の主要配信プラットフォームに対応しているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。続きが気になる方は、ぜひお気に入りの配信サービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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