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カードファイト!! ヴァンガードG ストライドゲート編
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
Team TRY3のクロノ、シオン、トコハはGeneration Questの優勝を果たした。一方、明神龍図は秘密計画を進めており、ギアクロニクル族の十二支時獣を地球に召喚しようとしていた。クロノと光二がこれを阻止しようとするが、龍図と同じ思想を持つ「カンパニー」という謎のカードファイターグループに立ちはだかられる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
Generation Questで優勝を果たしたクロノ、シオン、トコハのTeam TRY3。しかし平和も束の間、明神龍図がギアクロニクル族の十二支時獣を地球に召喚する計画を密かに進めていた。龍図と同じ思想を持つ謎のカードファイターグループ「カンパニー」が立ちはだかる中、クロノたちは世界の命運をかけた最大の戦いに挑む。みどころ・魅力
① 「ストライドゲート」をめぐる壮大な世界規模の対決
ギアクロニクル族の十二支時獣という強大な存在を巡り、物語スケールが一気に拡大。単なるカードゲームの勝負を超えた、世界の存亡をかけた戦いが繰り広げられる。シリーズ最大級のクライマックスとして見応え十分な展開が続く。② 「カンパニー」との頭脳戦・魂のバトル
龍図と同じ理念を持つ謎の組織カンパニーのファイターたちは、一筋縄ではいかない強敵ばかり。信念と信念がぶつかり合う熱いカードバトルは、ただの勝ち負けを超えた人間ドラマとして深く描かれている。③ クロノと光二の絆と成長が集大成へ
ストライドゲート編ではクロノと光二の関係性が大きく動く。互いの過去や思想を理解しながら共に立ち向かう姿は、Gシリーズを通じて描かれてきた絆の集大成。ファンにとって感動必至のシーンが随所に散りばめられている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 三浦唯 |
|---|---|
| 美術監督 | 丹伊田輝彦 |
| OP | 宮野真守「SHOUT!」 |
| ED | 小倉唯「ハイタッチ☆メモリー」 |
| ED | ゆいかおり「Promise You!!」 |
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アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
Gシリーズをどこまで追えているかというと、正直なところ「ちゃんと追えてはいない」部類の人間だ。ヴァンガード本編からずっと見てはきたが、シリーズが続くにつれて段々と録画フォルダの中で眠り始め、気づいたらストライドゲート編まで来ていた、という流れ。最初に手をつけたのはシオン役の榎木淳弥目当てで、声優と夜あそびでの印象と全然違うキャラを当てるのが面白くて引き戻された、という不純な動機だ。
1回目の視聴では「前作のGeneration Quest編より空気が重くなったな」という印象が強くて、カードゲームアニメのはずなのに敵サイドの話が思ったより骨太でちょっと面食らった。2回目に見たときに初めて、龍図の思想をきちんと咀嚼できた。悪役として分かりやすくデザインされているのに、何かひとつ間違えたらクロノたちと同じ道を歩んでいたかもしれない、という構造に気づいて、少し見る目が変わった。
「正しい未来」を選ぶ権利は、誰にあるのか
ストライドゲート編を「カードゲームアニメの敵幹部討伐編」として処理するのは簡単だ。でもそれだと、龍図という人物がなぜあれほど説得力を持って描かれているかが説明できない。
龍図がやろうとしていること——ギアクロニクルの十二支時獣を地球に召喚し、「人類の時間」をリセットする——は、その手段だけ切り取れば完全に狂気だ。ところが彼の動機を聞くと、「このまま放置すれば人類は自滅する」という確信から来ていて、それを正しいと信じる「カンパニー」という組織まで存在する。つまりこれは「悪が善に挑む話」ではなく、「ある正義と別の正義がカードで激突する話」として設計されている。
クロノたちTRY3がGeneration Questを制した力——仲間との繋がりから生まれるもの——と、龍図の「個の意志と確信から生まれる力」が根本から噛み合わない。面白いのは、カードゲームという勝負の場を通じてその衝突を描くことで、「どちらが強いか」ではなく「どちらの生き方が本物か」という問いに変換している点だ。ヴァンガードという作品の根幹にある「魂のこもったファイトが現実を動かす」という理屈を、シリーズの中でおそらく最も極端なかたちで使っているのがこの編だと思う。
稲田徹が演じる新城テツも、この構図を補強するキャラとして機能していて、長いキャリアから来る「ベテランの凄み」が役にそのまま乗っている。ああいう配役の妙は、長期シリーズのキャスティングの積み重ねがあってこそで、この作品が続いてきたことの恩恵だと思った。
特に刺さったシーン
終盤、シオンが自分の信念を正面から試される対決シーンは、榎木淳弥の仕事がかなりはっきりと聴こえる場面だった。声優と夜あそびでのフランクな印象と地続きなのに、芯の通った台詞回しになるときのスイッチの切り替わり方が、ああこの人はこういう役を本業にしているんだなと改めて感じさせる。主要キャストとして全編を支えているだけあって、シオンの成長の変化が声から追える。
植田佳奈演じるジリアン・チェンが出てくる場面は、180本以上のキャリアがあるのに「これジリアンの声だ」とすぐわかる個性があって、ちょっとしたシーンでも存在感が消えない。キャラ自体がそこまで出番多くないのに記憶に残るのは、声の力だと思う。
「カンパニー」の思想が序盤から少しずつ浸食してくる構成は、1回目だと流して見ていたが、2回目で「ああ、ここで伏線張ってたのか」と気づく箇所がいくつかある。終盤の展開を知った上で序盤を見返すと、龍図の確信の深さがじわじわ伝わってきて、単純なカードゲームアニメとして見ていたのが少し恥ずかしくなった。
読んで見たくなったら——『カードファイト!! ヴァンガードG ストライドゲート編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ヴァンガードGシリーズをGeneration Quest編から続けて見ている人
- カードゲームアニメの「ファイトに人生をかけているキャラクター」が好きな人
- 敵サイドの思想に一定の理屈が通っている作品が好きな人
- 榎木淳弥・植田佳奈・稲田徹のファンで、長期シリーズでの演技の積み重ねを楽しめる人
- TCGのゲームとしてのヴァンガードも遊んでいて、ストライドギミックへの愛着がある人
合わない人
- 前作を見ていない、あるいはTRY3メンバーへの思い入れがない人(唐突に感じる場面が多い)
- カードゲームアニメの「決闘でドラマを解決する」という文法が肌に合わない人
- スピーディーな話運びを期待している人(中盤はやや助走が長め)
- キャラクター数が多くて関係性の把握に時間がかかるのが苦手な人
次に見るなら
カードファイト!! ヴァンガードG NEXT——ストライドゲート編の直接の続きなので、この作品を最後まで見たなら流れで見るべき。キャラクターの変化がどう着地するかを確認したくなるはず。TRY3の関係性がさらに深掘りされるため、本作で感情移入できた人ほど評価が上がる。
フューチャーカード バディファイト——同時期のブシロード系TCGアニメとして、カードゲームアニメの文法と熱量の組み立て方が近い。敵の思想が単純な悪ではなく「ある信念」として描かれる構成も共通しているので、ヴァンガードGの雰囲気が合った人なら入りやすい。
遊☆戯☆王ARC-V——「カードゲームを通じた世界の存亡」という規模感と、シリアスな世界観への踏み込み方が似ている。2015〜2016年放送でほぼ同時期の作品で、この時代のTCGアニメが何を目指していたかを並べて見ると面白い。榎木淳弥ファンなら声優の仕事の比較としても楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『カードファイト!! ヴァンガードG ストライドゲート編』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluで視聴できます。主要な配信サービスで配信されているため、お好みのプラットフォームから手軽に楽しめます。Gシリーズのクライマックスとなる本作を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。



