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遊☆戯☆王ARC-V(アーク・ファイブ)
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 148話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Gallop |
レイジ・アカバが率いるレオコーポレーションにより、デュエル・モンスターズを映像化するソリッドビジョン・システムが革新されました。モンスターと環境に物質的な実体が与えられ、プレイヤーが直接相互作用できるようになりました。これにより、デュエリストが環境を移動してアクションカードを探し、窮地を切り抜けるアクション・デュエルという新たな競技が誕生しました。
作品概要・あらすじ
あらすじ
レオコーポレーションが開発したソリッドビジョン・システムの革新により、デュエルモンスターズに物質的な実体が与えられた世界。プレイヤーがフィールドを自在に動き回り、隠されたアクションカードを駆使して戦う「アクション・デュエル」が、人々を熱狂させる新たな競技として広まっていました。エンターテイメントデュエリストを目指す少年・榊遊矢は、観客を笑顔にするデュエルを信条に、独自の召喚法「ペンデュラム召喚」を武器に腕を磨いていきます。仲間やライバルとの出会いを重ねるうち、遊矢は次第に世界をまたぐ大きな運命へと巻き込まれていきます。
みどころ・魅力
① フィールドを駆け回る「アクション・デュエル」の臨場感
ソリッドビジョンで実体化したモンスターと環境の中を、デュエリスト自身が走り回ってアクションカードを探す――従来のカードゲーム描写を一新する、スピード感あふれる演出が本作最大の見どころです。スポーツ中継のような熱気とアクロバティックな動きが、画面いっぱいに広がります。
② 本作から登場した新召喚法「ペンデュラム召喚」
主人公・榊遊矢が操る、複数のモンスターを一度に展開できる新召喚システム「ペンデュラム召喚」が初お披露目されます。シリーズの遊び方を大きく変えた革新的なギミックで、デュエルの戦略性とダイナミックな盤面の動きをいっそう引き立てています。
③ 観客を魅了する「エンタメデュエル」と遊矢の成長
勝敗だけでなく「観る人を笑顔にする」ことを掲げる遊矢のスタイルは、シリーズの中でも独特の魅力。仲間やライバルとの交流を通じて少年が成長していく王道のストーリーと、個性豊かなキャラクターたちの熱いぶつかり合いが物語を彩ります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小野勝巳 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上代務 |
| 原案キャラデザ | 三好直人 |
| キャラクターデザイン | 横田明美 |
| 音楽 | 中川幸太郎 |
| 音響監督 | 松岡裕紀 |
| OP | 超特急「Believe×Believe」 |
| OP | 「Burn!」 |
| OP | 劇団ニライカナイ「ハナテ」 |
| OP | シネマスタッフ「切り札」 |
| OP | Unknown Number!!!「キボウノヒカリ」 |
| OP | Super★Dragon「Pendulum Beat!」 |
| ED | ミセスグリーンアップル「One Step」 |
| ED | 小野賢章「Future fighter」 |
| ED | 細谷佳正「ARC of Smile!」 |
| ED | ミセスグリーンアップル「Speaking」 |
| ED | クソ委員会「ビジョン」 |
| ED | M!LK「疾走ペンデュラム」 |
| ED | 超特急「Burn!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
遊戯王シリーズは多すぎて、正直どこから手をつければいいのかわからん。原作、GX、5D’s、ZEXAL……年表を眺めるだけで日が暮れる。結局ARC-Vを最初に選んだのは「カードが実体化して、フィールドを走り回って戦う」というアクションデュエルの説明文を読んで、なんだそれは、と笑ってしまったからだ。デュエリストが崖から飛び降りながらカードを拾う。スポーツ中継みたいなノリで観客が沸く。最初は色物として軽い気持ちで見始めた。ところが2クール目あたりで顔つきが変わってくる。あのへんで一度、ブラウザのタブを閉じる手が止まった。1回目はエンタメショーとして、2回目は「これ最初から不穏だったな」と気づきながら見る。同じ序盤でも印象がまるで違う作品だ。
「人を笑顔にするデュエル」は、戦争の前でどこまで持ちこたえるのか
主人公の榊遊矢は、人を楽しませる「エンタメデュエリスト」を目指している。父親ゆずりの理想で、観客を沸かせ、相手すら笑顔にして帰す——それが彼のデュエルの軸だ。最初はこれをただの少年マンガ的な綺麗事として受け取っていた。勝っても負けても楽しけりゃいい、みたいな話だろうと。だが物語は遊矢の理想をまったく甘やかさない。世界は四つの次元に分かれていて、その間ではほとんど戦争と呼ぶべき侵攻が進行している。カードは人を石化させる兵器になり、笑顔どころの空気じゃなくなっていく。
この作品が面白いのは、「エンタメで世界を笑顔にする」という遊矢の信念を、徹底的に試練にかけるところだ。憎しみの連鎖の前で、ショーマンシップなんて何の役に立つのか。実際、終盤に近づくほど遊矢自身が揺らぐ。理想を笑われ、力で踏みにじられ、自分の中の別の何かに飲み込まれかける。単なる「正義が勝つ」話ではなく、ひとりの少年が掲げた綺麗事が、現実の重さに削られながらも、それでも捨てられるのか捨てられないのかを延々と問い続ける。私はここに、子供向けカードアニメの皮をかぶった、わりと容赦のないテーマを見た。笑顔は無力なのか、それとも無力だからこそ手放してはいけないのか。答えを急がない作りが、地味に効いてくる。
特に刺さったシーン
刺さったのは、遊矢の笑顔がはっきりと「ヒビ割れる」瞬間だ。小野賢章の声が、序盤の軽やかなショーマンの調子から、喉の奥が詰まったような声に変わっていく。同じキャラクターの声なのに、明らかに別人の重さが乗る。あの演じ分けを聴いた2回目で、ようやく序盤のはしゃいだ声が伏線だったと気づいた。対するレオ・コーポレーションの赤馬零児を演じる細谷佳正は、終始一歩引いた冷たさで、感情を見せない分だけ何を考えているか読めない不気味さがある。盤面を支配する側の声がこれだけ凪いでいると、遊矢側の必死さがいっそう際立つ。アクションデュエルのカメラが縦横に動いて、カードを掴むために走る画と、声の温度差。ここで思わず姿勢を正した。色物だと思って見始めた自分が少し恥ずかしくなる種類のシーンだった。
読んで見たくなったら——『遊☆戯☆王ARC-V(アーク・ファイブ)』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 明るい設定の裏に重いテーマが沈んでいる構造が好きな人
- 主人公の信念が物語に試され、削られていく過程を腰を据えて見たい人
- 同じ声優の演じ分けや、声の温度の変化を細かく拾うのが好きな人
- カードゲームのルールより、デュエルに乗った感情のほうを見たい人
合わない人
- 序盤の賑やかなショー回でテンポが軽すぎると感じてしまう人
- 話数が多く、次元をまたぐ群像劇の情報量に付き合う気力がない人
- カードゲームの理屈を一つずつ理解しないと気が済まない人
- 主人公の理想がきれいに報われる、後味のすっきりした結末を求める人
次に見るなら
シリーズのどこから入るか迷っているなら、まず原点の遊☆戯☆王デュエルモンスターズに戻るのが結局いちばん早い。カードに命を賭ける緊張感の原型がここにある。ARC-Vの不穏さが肌に合ったなら、大人びた世界観で背負うものの重い遊☆戯☆王5D’sへ。バイクで走りながらのデュエルという、アクションデュエルの先祖みたいな発明も楽しめる。カードゲームから離れて「明るい主人公が過酷な現実に削られていく」テーマだけ追うなら、少年が理想を試され続ける僕のヒーローアカデミアあたりが、案外同じ手触りで響くと思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『遊☆戯☆王ARC-V(アーク・ファイブ)』は、現在U-NEXTで視聴可能です。アクション・デュエルの迫力ある映像をじっくり楽しみたい方は、U-NEXTでのチェックがおすすめです。気になった方はぜひ配信で第1話から追いかけてみてください。
よくある質問
まとめ
『遊☆戯☆王ARC-V(アーク・ファイブ)』は、現在U-NEXTで視聴可能です。アクション・デュエルの迫力ある映像をじっくり楽しみたい方は、U-NEXTでのチェックがおすすめです。気になった方はぜひ配信で第1話から追いかけてみてください。
