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2010

けいおん!「ライブハウス!」
★ 3.9 / 5.0コメディ音楽日常系
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kyoto Animation |
リツの中学時代の友人がバンドを大晦日のライブパフォーマンスに招待する。メンバーたちは他のバンドと交流し、本番が近づくにつれ少し緊張していく。果たして、彼女たちはライブハウスを盛り上げることができるのだろうか。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
リツの中学時代の友人から、大晦日に開かれるライブハウスのイベントへと誘われた放課後ティータイムの面々。学園祭とは勝手の違う本格的なステージに、唯たちは期待と少しの緊張を抱えながら準備を進めていきます。会場では個性豊かな他のバンドと出会い、互いに刺激を受けながら本番へのカウントダウンが始まります。慣れない環境のなかで高まっていく緊張感。果たして彼女たちは、年の瀬のライブハウスを盛り上げることができるのでしょうか。いつもの5人が新たな舞台に挑む、年末ならではの特別なひとときを描いたOVAです。みどころ・魅力
① 学園祭とは違う「ライブハウス」という本格的な舞台
本編でおなじみの学園祭ライブとは異なり、外部のライブハウスという一段階上のステージが舞台です。プロの現場に近い空気感のなかで、いつもの軽音部メンバーがどう立ち向かうのか。慣れた校内とは違う緊張感が、彼女たちの新たな一面を引き出していきます。② 他バンドとの交流が生む新鮮な空気感
ライブハウスならではの魅力が、共演する他バンドとの出会いです。これまで部内で完結していた放課後ティータイムが、外の世界の音楽仲間と触れ合うことで生まれる刺激や緊張は、シリーズでも珍しい味わい。バンドものとしての広がりを感じられる一編です。③ 大晦日という特別な一日を彩るライブシーン
舞台は一年の締めくくりである大晦日。年の瀬という非日常の高揚感のなかで繰り広げられるステージは、お祭りムードたっぷりです。準備の慌ただしさや本番直前のドキドキ感まで丁寧に描かれ、ファンにはたまらない特別感のある内容に仕上がっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山田尚子 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 堀口悠紀子 |
| 音楽 | 百石元 |
| 美術監督 | 田村せいき |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | Aki Toyosaki, Yoko Hisaka, Satomi Satou and Minako Kotobuki「Cagayake! GIRLS」 |
| ED | Aki Toyosaki, Yoko Hisaka, Satomi Satou and Minako Kotobuki「Don’t say ‘lazy」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
劇場版の前に見ておくといい、という話をどこかで読んで、軽い気持ちで再生した。正直、最初は「本編のおまけでしょ」くらいに構えていた。大晦日にライブハウスで一曲やるだけの話、と要約してしまえばそれまでだ。ところが見終わってみると、これがやけに記憶に残る。TVシリーズの放課後ティータイムが、はじめて「学校の外」で音を出す回なんだと気づいたのは二回目のことで、そのときから見え方がまるで変わった。部室と学園祭の体育館——あの安全な箱の外に、彼女たちが一歩出ていく。たったそれだけのことが、こんなに落ち着かない気持ちにさせるとは思っていなかった。ぬるま湯の部室から、知らない誰かの前へ
けいおん!という作品の魅力は、突き詰めると「閉じた箱の心地よさ」だ。お茶を飲み、ケーキを食べ、ときどき思い出したように楽器を触る。あの部室は外の世界からきれいに切り離された、永遠に午後三時みたいな空間だった。だからこのOVAが面白いのは、その箱を一回こじ開けてしまうところにある。律の中学時代の友人が持ち込むのは、年の瀬のライブハウスという、まったく毛色の違う現場だ。学園祭なら客は全員顔見知りで、下手をしても拍手は約束されている。でもライブハウスにいるのは知らないバンドと知らない客で、誰も彼女たちのことを「軽音部のあの子たち」だとは思っていない。 ここで描かれているのは、上達でも勝利でもない。もっと地味な、「外の人間に値踏みされる」という経験そのものだ。他のバンドと交流し、本番が近づくにつれてじわじわ硬くなっていく空気——あの緊張は、技術の問題じゃなくて、自分たちの音が身内の外でも通用するのか、という不安から来ている。単なる日常系のおまけ回ではなく、放課後ティータイムが「部活のバンド」から「ライブハウスに立つバンド」へと、つま先一本ぶんだけ踏み出す話として見ると、急に背筋が伸びる。あの心地よい箱は、出ていくときにこそ、いちばんいとおしく見える。特に刺さったシーン
やっぱり本番が近づいてくる、あの楽屋まわりの空気が忘れられない。豊崎愛生の唯はいつも通り呑気にしているように見えて、声のどこかにふわっとした浮つきが混じる。対照的に日笠陽子の澪——本番前にいちばん緊張する人——が、声のトーンをひとつ落として「平気じゃない」のを必死に隠そうとする。あの抑えた震えの混ぜ方が本当にうまい。佐藤聡美の律が空元気でみんなを引っぱり、竹達彩奈の梓が一番の後輩なのに一番冷静で、寿美菜子の紬がいつものズレた角度から場をほぐす。五人の温度差が、台詞の隙間だけで全部わかる。そして本番、いつものぬるい部室の音が、見知らぬ客のいる箱に放たれた瞬間——うまく言えないけれど、ここで初めてこのバンドが「外に届いた」気がして、思わず姿勢を正してしまった。この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを通しで見て、放課後ティータイムに情が湧いている人
- 劇場版の前に、彼女たちが「外」へ出ていく助走を見ておきたい人
- 大事件より、本番前の楽屋の空気みたいな細部にこそ反応してしまう人
- 声優五人の掛け合いの温度差を、台詞の隙間で味わいたい人
合わない人
- けいおん!本編を見ていない、ここから入ろうとしている人
- 明確な起承転結や派手な展開を求めている人
- 日常系の「何も起きないけど何かは動いている」感覚が苦手な人
次に見るなら
まずは順当に映画 けいおん!。このOVAで一歩外に出た彼女たちが、今度は海を越える。部室の外へ踏み出す感覚が好きなら、地続きで観るのがいい。部活と音楽の手触りが恋しいならTARI TARI。声を出すこと、仲間と何かを鳴らすことの気恥ずかしさと高揚を、もう少し青くさい角度から描いている。
女の子たちの閉じた箱の心地よさそのものを浴びたいならゆるキャン△。やっていることは違うけれど、「好きなことを、好きな人たちと、ただ続ける」あの温度はけいおん!と同じ場所から来ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では「けいおん!『ライブハウス!』」を配信している確定済みのサービスは確認できていません。視聴を希望される場合は、ブルーレイやDVDなどのソフトを探すのが確実な方法です。配信状況は今後変わる可能性もありますので、最新の情報は各サービスや公式の案内をあわせてチェックすることをおすすめします。
