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デジモンアドベンチャー02
| 放送年 | 2000年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
デジタルワールドでの選ばれた子どもたちの冒険から数年後、新たな選ばれた子どもたちがデジタルワールドを救うため召喚される。デジモン皇帝という悪の支配者がデジタルワールドのデジモンを奴隷化している。新しい選ばれた子どもたちは、自分たちのデジモンの助けを借りて、邪悪なデジモン皇帝を止めるための旅を始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
デジタルワールドを救った選ばれし子どもたちの冒険から、数年の時が流れた。再び危機に瀕したデジタルワールドには「デジモンカイザー(デジモン皇帝)」を名乗る謎の支配者が現れ、ダークタワーを各地に建ててデジモンたちを奴隷のように支配していた。この脅威に立ち向かうべく、本宮大輔をはじめとする新たな選ばれし子どもたちが召喚される。彼らはパートナーデジモンとともに「アーマー進化」の力を手にし、カイザーの野望を打ち砕くための旅へと踏み出す。前作の仲間たちも力を貸し、新旧の絆が交差しながら、デジタルワールドの平和を取り戻す戦いが幕を開ける。みどころ・魅力
① 新世代の主人公たちが背負う物語
本作の中心は、熱血漢の本宮大輔をはじめとする新しい選ばれし子どもたち。前作とは異なる個性と悩みを抱えた彼らが、衝突しながらも仲間として成長していく姿が丁寧に描かれる。世代交代をテーマにした、新たな冒険譚としての魅力が光る。② アーマー進化という新システム
デジヴァイスとデジメンタルを用いた「アーマー進化」は、本作ならではの見どころ。状況に応じて多彩な姿へと進化するパートナーデジモンのバトルは、前作とは違った戦略性と高揚感を生み出し、シリーズに新風を吹き込んでいる。③ 前作キャラとの世代を超えた共演
太一や八神ヒカリら、前作で活躍した選ばれし子どもたちも登場し、新メンバーをサポートする。旧世代と新世代が肩を並べて戦う展開は、シリーズを追ってきたファンにとって胸が熱くなる瞬間。受け継がれる思いが物語に厚みを与えている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 角銅博之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉村元希、前川淳 |
| キャラクターデザイン | 中鶴勝祥 |
| 音楽 | 有澤孝紀 |
| 美術監督 | 飯島由樹子 |
| OP | 和田光司「Target ~Akai Shougeki~」 |
| ED | エイム「明日はあたしの風が吹く」 |
| ED | エイム「Itsumo Itsudemo」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
無印を通っている人間にとって、02は身構える続編だった。あの夏の冒険がきれいに終わったあとに、また選ばれた子どもたちが召喚される——正直、最初は「もう一回やるのか」という気持ちで見始めた。主人公が大輔に変わり、デジヴァイスの仕様も変わり、世界観がアップデートされている。最初の数話は、その変化にどうにも馴染めなかった。慣れ親しんだ顔ぶれが脇に回って、新しい子たちが前に出てくる構図に、当時の自分はうまく乗れなかった記憶がある。ところが中盤、デジモン皇帝という存在が物語の重心になってきたあたりで、画面の温度が変わる。2回目に通して見たとき、自分が引っかかっていたのは「1期の続き」を期待していたからで、02は別の話をしようとしていたんだと気づいた。
デジモン皇帝という名の、ひとりの子どもが背負った罪の話
02を語るとき、避けて通れないのが一乗寺賢という少年だ。彼はデジタルワールドを支配し、デジモンを奴隷化する「デジモン皇帝」として現れる。冒険ものの悪役、と言ってしまえばそれまでなのだが、この作品が描こうとしているのは、悪のボスを倒す爽快感ではない。むしろ「子どもがなぜ、ここまで残酷になれてしまうのか」という、もっと居心地の悪い問いのほうだ。
皇帝として登場したときの賢は、感情を削ぎ落とした冷たい声でデジモンを道具のように扱う。だが物語が進むにつれて、その冷たさの下にある空洞が少しずつ見えてくる。優秀であることを求められ続けた子ども、失ったものを埋めようとして方向を間違えた子ども——彼の支配欲は、強さの表現ではなく、傷の表現だった。02が単なる勧善懲悪の冒険譚ではないのは、ここで「敵を倒す」より「敵を赦す」ことに物語の長い時間を割いているからだ。皇帝を打ち負かしたあとも、賢の物語は終わらない。むしろそこから、自分のやったことと向き合い続ける、長い後半が始まる。
子ども向けアニメで、加害の自覚と贖罪をここまで正面から扱うのは珍しい。倒して終わりにしない。許されたあとも、本人がいちばん自分を許せない。その重さを、賢というキャラクターは最後まで背負い続ける。1期が「冒険を通した成長」の話だったとすれば、02は「やってしまったことと、どう生きていくか」の話だ。テンションの高い冒険を期待して見ると肩透かしを食らうが、この一点に焦点を合わせて見ると、02は無印とはまったく別の鋭さを持っている。
特に刺さったシーン
賢を演じるのは朴璐美。皇帝として君臨しているあいだの、感情を凍らせたような声と、仮面が剥がれていく終盤の崩れ方の落差が、この役のすべてだと思う。支配者として喋っているときは、子どもの声なのにどこか人形めいていて、聞いているこちらが不安になる。それが、自分の罪に気づいてしまった瞬間、急に「ただの少年」の声に戻る。あの切り替えを、説明台詞ではなく声の質感だけでやってのけているのが恐ろしい。
個人的にいちばん効いたのは、賢が初めて自分の手でやったことの意味に直面する終盤の展開だ。勝った側が爽快に笑う場面ではなく、加害者になってしまった子どもが立ち尽くす場面に、いちばん長い沈黙が割り当てられている。BGMを抑えて、声の震えだけで間を持たせるあの作り方は、子ども向けの尺の中ではかなり挑戦的だ。最初に見たときは流してしまったが、2回目でここに引っかかって、しばらく止めてしまった。
読んで見たくなったら——『デジモンアドベンチャー02』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 無印を通ったうえで、「その続き」ではなく「別の角度の話」として続編を楽しめる人
- 悪役の内面・贖罪の物語に弱い人。倒して終わりにしない後半に価値を感じる人
- 朴璐美の演技、特に冷たさと脆さの振れ幅を声だけで味わいたい人
合わない人
- 無印と同じテンションの冒険活劇を期待している人
- 新主人公・新メンバー中心の構図に切り替わるのがどうしても受け入れづらい人
- 勧善懲悪のスカッとした決着がほしい人。後半の重さはむしろ足かせに感じるかもしれない
次に見るなら
まずは順序としてデジモンアドベンチャー。02の前日譚であり、あの夏の冒険を知っているかどうかで02の重さの受け取り方がまるで変わる。先に通っておいて損はない。
賢の物語に心を持っていかれたならデジモンテイマーズ。シリーズの中でもとりわけ子どもの心の暗がりや痛みに踏み込んだ作品で、02の「加害と贖罪」の手触りが好きなら確実に刺さる。
少し離れて、デジタルな世界と子どもの孤独を描くものが好きなら電脳コイル。冒険のワクワクより、もう一つの世界に取り残される感覚のほうに惹かれた人におすすめしたい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「デジモンアドベンチャー02」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめますし、これから選ぶ場合も自分に合ったプランを比較して選べます。前作から続けて一気に観たい方にもおすすめできる環境が整っています。



















