デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!

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2000デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!

★ 3.8 / 5.0アクション冒険ファンタジーSF
放送年2000年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Toei Animation

デジモンアドベンチャーシリーズの終了後を舞台とした映画。インターネット上で発見された新しいデジモンの卵が、日本のほぼすべてのコンピュータシステムに侵入する。卵が孵化すると、ウイルス型の新種デジモンが誕生。様々なシステムからデータを食べて生存し、日本中で混乱を引き起こす。データを消費するにつれて、能力を高めていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

インターネット上で見つかった謎のデジタマが、突如として日本中のコンピュータネットワークに侵入する。やがて孵化したのは、あらゆるシステムのデータを食らって進化を続けるウイルス型の新種デジモン・ディアボロモンだった。暴走するデジモンはネットワークを舞台に混乱を巻き起こし、ついにはミサイルの発射カウントダウンまで開始してしまう。夏休みでバラバラの場所にいた選ばれし子どもたちは、太一とヤマトを中心に、ネットの世界でアグモンとガブモンを戦わせ、刻一刻と迫るタイムリミットに立ち向かっていく。

みどころ・魅力

① 細田守監督による疾走感あふれる演出

後に『サマーウォーズ』を手がける細田守が演出を担当。ネットワーク空間をスタイリッシュに描いた映像表現と、刻一刻と迫るカウントダウンが生む緊張感は必見。わずか40分の上映時間に密度の高いドラマが凝縮されています。

② ネットの脅威をリアルに描いた先見性

2000年公開ながら、ウイルスがネットワークを通じて社会インフラを脅かすという設定は今なお色あせません。世界中の人々のメールが事態を左右する展開など、現代に通じるテーマ性が光ります。

③ オメガモンの圧巻の登場シーン

ウォーグレイモンとメタルガルルモンが合体した究極体オメガモンが初登場。ピンチを覆す圧倒的な存在感と、太一・ヤマトの友情が重なる名場面は、シリーズ屈指の盛り上がりを見せます。

キャスト・声優一覧

アグモン
アグモン
メイン
坂本千夏
テントモン
テントモン
メイン
櫻井孝宏
石田ヤマト
石田ヤマト
メイン
風間勇刀
ディアボロモン
ディアボロモン
メイン
ガブモン
ガブモン
メイン
山口眞弓
泉光子郎
泉光子郎
メイン
有海 天神
八神太一
八神太一
メイン
藤田淑子
ゴマモン
ゴマモン
サブ
竹内順子
ゲンナイ
ゲンナイ
サブ
八奈見乗児
高石タケル
高石タケル
サブ
小西寛子
太刀川ミミ
太刀川ミミ
サブ
前田愛
八神裕子
八神裕子
サブ

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スタッフ

監督細田守
キャラクターデザイン山下高明、森久司
音楽有澤孝紀
美術監督田村せいき
OP和田光司「Butterfly」
EDエイム「作品第二番「春」イ長調~僕らのゲーム~」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は「細田守のやつだっけ」くらいの温度で再生した。デジモンの劇場版なんて、テレビシリーズのおまけでしょ、と高をくくっていたところはある。夏休みの抱き合わせ上映の一本、子ども向けの短いやつ。それが40分そこそこで終わったあと、しばらく座ったまま動けなかった。話の密度がおかしい。テレビ版の続きとしての気安さで入ってきた人間を、最後はネットワークの果てまで引きずっていく。何度か見返して気づくのは、これが後の細田守作品の設計図そのものだということ。あの監督はもう、20年以上前にここで全部やっていた。

画面の前で見ているしかない子どもが、世界の勝敗を決めてしまう話

この映画、構造だけ取り出すと妙な作りをしている。物語の中心にいるはずの子どもたちは、ほとんど何もできない。インターネットの底で見つかった卵が孵り、世界中のシステムを食って肥え太っていく。カウントダウンは進む。なのに当の太一たちは、親戚の家のパソコンの前に貼りつくか、電話がつながらないと走り回るくらいしか手がない。戦っているのはデジモンで、人間は基本的に「見ているだけ」だ。

普通ならそれは弱点になる。手も足も出ない主人公の話は退屈になりがちだ。ところがこの映画は、その無力さを終盤でひっくり返す。世界中の子どもが送りつけた応援メールが敵のいる場所に殺到して、回線を詰まらせる。その遅延こそが、決定打を生む隙間になる。見ているだけだった人間の数の多さが、そのまま勝因へ変わる瞬間だ。

単なる怪獣バトルの映画ではなく、これは「届かなさ」と「数」の話だと思っている。メールは遅れる、電話はつながらない、大事なときに限って通信は詰まる。その苛立たしい遅延が、ラストで意味を反転させる。2000年という、まだネットが家庭にやっと入ってきた時期にこの皮肉を組み上げたのは、今振り返るとぞっとするくらい早い。後の細田作品が繰り返し描く「個人の小ささと、つながった世界の大きさ」は、もうここで完成している。

特に刺さったシーン

やっぱり終盤、応援メールが津波のように押し寄せてくるところ。あれだけ手も足も出なかった状況が、世界中の「見ているだけ」の人たちの数で動き出す。理屈で言えば回線が詰まっただけなのに、画面の向こうの無数の声が味方になる感覚があって、最初に見たとき思わず前のめりになった。

声優の話もしておきたい。アグモンの坂本千夏は、進化前のころころした可愛さと、戦うときの腹の据わった声の差が見事で、この一匹だけで物語の温度が決まる。テントモンの櫻井孝宏は、今でこそ重い役のイメージが強いけれど、ここでの軽口の間合いが妙に耳に残る。ゴマモンの竹内順子も、出番は短いのに芯のある声で場をさらっていく。映画館の音響で聞いたら、終盤の進化シーンの音の圧だけで腕に鳥肌が立つはずだ。

読んで見たくなったら——『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • サマーウォーズが好きで、その原型を見てみたい人
  • ネットがまだ「特別な場所」だった2000年前後の空気が懐かしい人
  • 説明より勢いとテンポで押し切る、短い映画が好きな人

合わない人

  • テレビシリーズのキャラ前提がきつい、予習なしで入りたい人
  • 物語の理屈や設定をきっちり説明してほしい人
  • じっくりした人間ドラマや、長尺の余韻を期待している人

次に見るなら

サマーウォーズ——同じ細田守が、この映画の骨格をそのまま一本の長編に育て直したような作品。ネットの中の戦いと、現実の家族のドタバタが同時に進む構造が好きなら、こっちは完成形として効く。

デジモンアドベンチャー(1999年の劇場版第1作)——ウォーゲームの前にあたる20分の短編で、これも細田守。荒削りだけど、あの独特の間と画面づくりの原点が詰まっている。

電脳コイル——ネットと現実が地続きになった世界で子どもたちが駆け回る話。ウォーゲームの「日常のすぐ隣にあるネットの不穏さ」が刺さったなら、この空気もきっと合う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TVに加え、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluでも配信されているため、ご自身が利用しているサービスに合わせて選べます。複数の選択肢があるので、無料体験期間などを活用して気軽に視聴を始められます。

よくある質問

Q. どの配信サービスで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4サービスで視聴できます。アニメ特化のサービスから総合系まで揃っているので、お使いの環境に合わせて選べます。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 約40分の中編作品です。劇場版としてはコンパクトですが、テンポの良い展開と濃密なドラマが詰まっており、短時間でも見応えは十分です。
Q. テレビシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. 単独の事件を描く物語なので、本作だけでも楽しめます。ただしキャラクターの関係性や進化の背景はテレビシリーズを知っているとより深く味わえます。
Q. 『サマーウォーズ』と関係があると聞きました。
A. どちらも細田守監督作品で、ネット空間を舞台にした設定や演出に共通点が見られます。本作は『サマーウォーズ』の原点とも言われており、見比べると面白い一作です。

まとめ

『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TVに加え、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluでも配信されているため、ご自身が利用しているサービスに合わせて選べます。複数の選択肢があるので、無料体験期間などを活用して気軽に視聴を始められます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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