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デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
タイキ・クドウが新世界で新たなキャラクターたちと共に活動するデジモンクロスウォーズシリーズの続編。実世界とデジタルワールドの隙間に隠された秘密を巡る物語で、アカシ・タギルがストーリーの鍵を握っている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
デジモンクロスウォーズシリーズの続編。デジタルワールドとの戦いを終えたタイキ・クドウは、現実世界での日常を送っていた。ある日、現実世界とデジタルワールドの狭間に存在する「時の狭間」からデジモンが現れる事件が発生。謎の少年・アカシ・タギルとともに、新たなデジモンハンターたちが集結し、隠された真実と世界の秘密に迫っていく。みどころ・魅力
① 現実世界を舞台にしたデジモンバトル
デジタルワールドではなく、現実の街中にデジモンが出現するという新設定が本作の大きな特徴です。馴染みのある日常空間でデジモンと戦うシチュエーションが新鮮な緊張感を生み出しており、シリーズに新たな魅力をもたらしています。② 歴代シリーズキャラクターの競演
デジモンシリーズの歴代主人公たちがゲスト出演するファンサービスが充実しています。過去シリーズへの愛着があるファンにとっては、懐かしいキャラクターとの再会という形で特別な楽しみ方ができる作品です。③ 謎めいたアカシ・タギルの存在と物語の核心
物語の鍵を握る謎多き少年・アカシ・タギルの正体と目的が、作品全体のミステリーを牽引します。「時を駆ける」というタイトルが示す時間軸に絡んだ秘密が少しずつ明かされていく構成が、視聴者を引きつけます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 貝澤幸男 |
|---|---|
| 音楽 | 山下康介 |
| OP | トウィル「Stand Up」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
デジモンが2011年にまだ新作を作っていたという事実に、ちょっと間があった。クロスウォーズの続編で、今度は「ハンター」というサブタイトルがついている。何を狩るんだ、という疑問を抱えたまま第1話を再生した。
見始めてわかったのは、タイキたちの物語は一旦置かれて、新キャラクターの明石タギルが実質的な主軸になるという構造だ。最初は「前作の主人公を脇に追いやるのか」とやや構えたが、2周目で見ると、この配置の意図が少し見えてくる。タイキが「すでに何かを成し遂げた人」として背景に退いていることで、タギルの未熟さと成長がより際立つ仕組みになっている。高山みなみの演じるタイキが、前作とは異なる落ち着きを持っているのも、繰り返し見るとじわじわくる。
「狩る」という名の、承認されるための戦い
「ハンター」というワードに最初は首をかしげた。デジモンを「狩る」のか、それとも何かを「追う」のか。見ていくうちに、このシリーズが描いているのはデジモンとの戦いというより、若者が居場所を探す話なのだと気づく。
タギルというキャラクターは、前作の工藤タイキという完成された主人公のそばで、明らかに自分のアイデンティティを模索している。実世界とデジタルワールドの「隙間」という設定が、このテーマと噛み合っている。どちらでもない場所に引き寄せられる若者、という図式は、子ども向けアニメにしてはやや露骨なくらい現代的だ。
井上麻里奈が演じるタギルは、ちょっと突っかかり気味な声色で序盤を乗り越えていく。この「突っかかり」が、キャラクターの内面的な不安定さとシンクロしていて、単なる元気な少年主人公とは一線を画す。朴璐美の一乗寺賢は対照的に落ち着いていて、この対比が物語の軸として機能している。
「ハンター」という行為は、表向きはゲームのようなデジモン収集だが、実質的には「自分より強いものを制することで、自分の存在意義を証明する」プロセスだ。それは子ども向けアニメの文法に収まっているが、その根っこにある動機は、どの年代で見ても多少刺さる。竹内順子が声を当てる神原拓也のような、少し歪んだ動機を持つキャラクターがいることで、この「承認欲求の話」という読みはより強固になる。
特に刺さったシーン
序盤、タギルとタイキが初めて並ぶシーンで、タイキがほとんど「答えを知っている顔」をしているのが地味に効いていた。高山みなみの演技が、前作と同じキャラクターを演じているのに明らかに「歳を取った」声になっていて、2回目に見たとき思わず巻き戻した。声優の仕事ってこういうところで出る。
潘めぐみの洲崎アイルは、登場した瞬間から「このキャラ、この作品で一番ちゃんとしてるな」という空気を持っている。セリフの端々に確かな重量があって、周囲のキャラクターとの密度の差がはっきりわかる。
終盤の「隙間」が解決に向かうくだりは、子ども向けの着地点としては及第点だが、そこに至るまでのタギルの葛藤に意外と時間をかけているのが好みだった。解決が早すぎると「あ、子ども向けだな」と醒める瞬間が来るが、このシリーズはギリギリそこを踏み外さなかった。
読んで見たくなったら——『デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- デジモンクロスウォーズ本編を見て、続きが気になっていた人
- 子ども向けアニメに「居場所探し」「承認欲求」という裏テーマを読むのが好きな人
- 井上麻里奈・高山みなみの演技を追っているファン
- 2011年前後のキッズアニメの空気感が好きな人
合わない人
- デジモンクロスウォーズ本編未見(前提知識なしには入りにくい)
- 初代・02・tamers世代で「新しいデジモン」への抵抗がある人
- デジモン合体・進化の迫力を求めている(このシリーズはその点は控えめ)
- シリアスな展開を期待している(子ども向けの着地は変わらない)
次に見るなら
デジモンクロスウォーズは当然の前提として、未見ならこちらから。タイキが「完成された顔」をしている理由がわかるし、本作の理解度がかなり変わる。dアニメストア・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中。
「居場所のない若者がデジタル空間に引き寄せられる」という構造が好きなら、デジモンアドベンチャー tri.も合う。大人になったキャラクターたちを追いながら、「成長後の居場所」問題を違う解像度で描いていて、見比べると面白い。
子ども向けながらキャラクターの内面に踏み込む姿勢が気に入ったなら、デジモンユニバース アプリモンスターズも選択肢に入る。時代はさらに進んでスマートフォン世代の話になるが、「現実とデジタルの隙間」というテーマは地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信サービスに対応しているため、加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。デジモンシリーズのファンはもちろん、シリーズ初見の方にも入りやすいエピソードが揃っています。