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FAIRY TAIL OVA
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 5話 |
| 原作 | 漫画 |
ルーシーは謎の依頼を受ける。依頼人はフェアリーテイルの女性寮「フェアリーヒルズ」にある物を探しており、寮長ヒルダだった。ヒルダは「輝く宝物」を探していた。一方、ナツと仲間たちも同じ寮で奇妙な現象に遭遇し、皆で協力して謎を解く冒険が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ルーシーのもとに、ある依頼が舞い込みます。依頼人はフェアリーテイルの女性専用寮「フェアリーヒルズ」の寮長・ヒルダ。彼女は寮のどこかに眠るという「輝く宝物」を探してほしいと頼みます。同じころ、ナツやハッピーたちも寮内で起こる奇妙な現象に巻き込まれ、思わぬ形で全員が顔をそろえることに。普段は立ち入れない女子寮を舞台に、隠された謎をめぐる賑やかな宝探しが始まります。ギルドの仲間たちの意外な素顔と日常が垣間見える、本編とはひと味違ったショートエピソードです。みどころ・魅力
① 普段見られない女子寮「フェアリーヒルズ」が舞台
本編ではほとんど描かれない女性陣の生活空間が中心になるのが最大の特徴です。エルザやウェンディ、ジュビアたちの寮での何気ない日常やリラックスした表情が描かれ、キャラクターのファンにはたまらないサービス精神あふれる内容になっています。② コメディ全開のゆるい宝探し冒険
シリアスな戦いよりも、寮で起きるドタバタや勘違いを楽しむコメディ寄りの構成です。ナツたちのテンポの良い掛け合いと、宝物をめぐって右往左往する展開が軽快に進み、肩の力を抜いて笑いながら見られる一本に仕上がっています。③ OVAならではのファン向けの遊び心
TVシリーズの本筋から離れた番外編だからこそ、各キャラの意外な一面やお遊び要素がふんだんに盛り込まれています。原作・アニメを追ってきたファンほどニヤリとできる小ネタが多く、世界観をより深く味わえるご褒美的なエピソードです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 石平信司 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 山本碧 |
| OP | 柿原徹也「Eternal Fellows」 |
| OP | なつ「BLOW AWAY」 |
| ED | 平野綾「Nichijou Sanka: This Place」 |
| ED | 大原さやか「Happy Tale」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、本編すら追いきれていないのにOVAに手を出すのはどうなんだ、と思っていた。先に言っておくと、このFAIRY TAIL OVAは本編のストーリーを補完するものではなく、コミックスに付いてきた番外編——いわば外伝だ。本筋を知らなくても置いていかれない代わりに、本筋に効いてくる伏線もない。フェアリーテイルは長い。長すぎて、社会人をやりながら追うには気力の総量が足りなくて、録画フォルダで本編が渋滞している。なのに、なぜか先にこのOVAを再生していた。理由は単純で、尺が短かったから。ところが見始めると、身構えていた「前提知識がないと迷子になる」感じがほとんどなくて拍子抜けした。女子寮で宝探し、それだけ。2回目に見たときは、本編を知らないまま気楽に見たほうが正解だったかもしれない、とすら思った。
バトルの見せ場じゃなく、寮の廊下でわかる「家族」の話
フェアリーテイルという作品の芯は、魔法でも必殺技でもなくて、ギルドが疑似家族だという一点にある。本編だと、その家族っぷりはたいてい誰かがボロボロになる大きな戦いの中で証明される。仲間がやられて激昂する、無茶をして庇う、勝って抱き合う。感動はするけど、毎回そのテンションだと少し胃もたれもする。このOVAが面白いのは、戦いという非常事態を取り払った状態で、同じ「家族」を描こうとしているところだ。やっていることは女子寮での宝探しと、ちょっとした騒動。命がけの要素はほぼない。なのに、誰が誰にどう接するか、その距離感だけで関係性が全部わかる。エルザが場を締め、ルーシーが振り回され、ハッピーが茶々を入れる。この役割分担は、戦場じゃなくて寮の廊下でこそ素の形で出る。単なるおまけ映像、ファンサービス回として処理することもできるんだけど、自分は逆だと思っている。大きな物語が要求する「強さ」を一旦下ろしたとき、このギルドに残るものは何か——その答えが、宝探しなんてどうでもいい口実の裏側にちゃんと置いてある。家族って、事件がない日の振る舞いのほうに正体が出る。本編の派手な戦いの記憶があるからこそ、その「下ろした」状態がやけに沁みる、という順番なのかもしれない。
特に刺さったシーン
宝探しそのものより、各キャラが「戦っていない時間」をどう過ごすかにいちいち反応してしまった。釘宮理恵のハッピーは、シリアスになりかけた空気を一撃で台無しにする間の取り方がうまくて、ここで茶々が入るとわかっていても笑ってしまう。大原さやかのエルザは、声のトーンを一段下げるだけで「この人が来たらもう大丈夫」という安心感を場に置いていく。普段は頼れる剣士なのに、寮という日常の場だと、その威厳がほんの少し可笑しみに転ぶのがいい。柿原徹也のナツが相変わらず何も考えずに突っ込んでいく一方で、喜多村英梨のグレイが冷静に呆れる、あの温度差の掛け合いも健在だった。OVAは複数話あって、別の話では名塚佳織のジェニー・リアライトみたいに本編だと脇に回りがちな面々にも光が当たる。そういう寄り道ができるのも番外編の特権だ。終盤、騒ぎが一段落して全員が同じ部屋でぐだぐだしている画——あれを見たくてこのOVAを再生したんだな、と2回目で腑に落ちた。事件が解決した後の、誰も気を張っていない数十秒。あそこがいちばん刺さる。
読んで見たくなったら——『FAIRY TAIL OVA』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編でフェアリーテイルというギルドの空気を好きになって、その続きの体温を浴びたい人
- バトルそのものより、キャラ同士の掛け合いや関係性を眺めるのが目的になっているタイプ
- 真島ヒロ作品の、ノリと勢いと人情のバランスが肌に合う人
合わない人
- 物語が前に進む手応えや、本筋への伏線を求めて見る人
- ファンサービス多めの番外編コメディに乗り切れない人
- 本編を一切知らないまま、ここから入ろうとしている人
次に見るなら
FAIRY TAIL(TVシリーズ本編)が好きなら、というか、このOVAでギルドの空気が気に入ったなら結局は本編に戻るのが筋だ。長いけど、宝探しの裏にあった「家族」が大きな戦いの中でどう証明されるかは本編でしか見られない。
同じ作者の原型を浴びたいならRAVE。真島ヒロの初期長編で、あのノリと熱量、人情のさばき方の素地がここにある。フェアリーテイルの掛け合いが好きなら系譜として面白い。
疑似家族で旅をする王道バトルファンタジーが好きなら七つの大罪。仲間同士の距離感を眺める楽しさと、ふざけてるのに芯は熱い温度が近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『FAIRY TAIL OVA』は、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。大手サービスに幅広く対応しているため、いずれかに加入していればすぐに楽しめます。ご自身が普段使っているサービスに合わせて、お好きな環境で視聴してみてください。