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2020

白猫プロジェクトZERO CHRONICLE
★ 2.6 / 5.0アクション冒険ファンタジーラブコメ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | project No.9 |
光と暗黒の王国の戦争は太古より続いていた。しかし新たな暗黒の王子がそれを変える運命にある。モンスター襲撃後、老貴族は唯一生き残った少年に出会う。彼に感銘を受けた貴族は、少年を暗黒の玉座の後継者に選ぶ。一方、輝く雲の中で光の女王とその軍は怪物と戦っていた。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
「光の王国」と「暗黒の王国」——太古より続く二つの国の戦いは、終わりの見えないまま長い時を重ねてきました。そんな宿命を変えるとされる、新たな暗黒の王子が現れようとしています。モンスターの襲撃によってすべてを失い、ただひとり生き残った少年。彼と出会った老貴族は、その姿に強く心を打たれ、少年を暗黒の玉座を継ぐ者として選びます。一方、輝く雲の彼方では、光の女王が自らの軍を率いて怪物たちと戦い続けていました。やがて光と闇、二つの運命が交差するとき、長きにわたる戦争の物語は新たな局面を迎えます。みどころ・魅力
① 人気スマホRPGが描く壮大なファンタジー
大人気スマートフォンRPG「白猫プロジェクト」を原作に、ゲームの枠を超えた壮大な物語がアニメとして描かれます。光と暗黒、二つの王国がぶつかり合う重厚な世界観は、ファンタジー好きにはたまらない魅力。原作を知らなくても楽しめる独立したストーリーとして構成されており、剣と魔法が彩る冒険の世界へ一気に引き込まれます。② 光と闇、交わる二つの運命
物語の軸となるのは、暗黒の玉座を継ぐ少年と、光の軍を率いる女王。本来交わるはずのない立場にある二人の運命が、戦争という大きなうねりの中で少しずつ近づいていきます。対立する陣営に身を置きながら惹かれ合う関係性は、本作ならではの切なさと熱を生み出し、視聴者の心を掴んで離しません。③ アクションとラブコメが同居する緩急
シリアスな戦いの場面では迫力あるバトルアクションが展開される一方、キャラクター同士の掛け合いではコミカルでほのぼのとしたラブコメ要素も顔をのぞかせます。緊張と緩和のバランスが絶妙で、ジャンルの異なる魅力を一作で味わえるのが嬉しいポイント。重すぎず軽すぎない、ちょうどよいテンポで物語が進みます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 神保昌登 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 奥田陽介 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 美術監督 | 峯田佳実 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 西川貴教「天秤-Libra-」 |
| ED | 堀江由衣「through the dark」 |
| ED | 安田レイ「やさしき闇の詩」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
白猫プロジェクトのアニメ、と聞いて最初によぎったのは「あのスマホゲーの?」ですらなかった。正直に言うと、白猫プロジェクトというタイトルそのものに、ほとんど記憶がない。配信リストをスクロールしていて、堀江由衣と梶裕貴の名前が並んでいたから、それだけの理由で再生ボタンを押した。原作への思い入れはゼロ、前提知識もゼロ。だからかえって、ひとつのファンタジーアニメとしてまっさらに観られた。最初は「ゲーム原作のお祭り作品だろう」と高をくくっていたら、光と闇の王国がもう何百年も殺し合っているという、わりと身も蓋もない設定が冒頭から重く敷かれていて、姿勢を少し正した。2回目に観たとき気づいたのは、1話の戦場の色設計が、後半の展開をもう予告していたということだった。受け継がされた戦争を、降りられるのかという話
この作品は、光と闇のバトルファンタジーの皮をかぶった「相続」の物語だと思っている。闇の王子は、自分で望んで玉座についたわけじゃない。モンスターに故郷を焼かれて生き残った少年が、老貴族に見いだされ、後継者という役割を勝手に着せられる。光の側のアイリスもそうだ。生まれたときから女王であることが決まっていて、戦争の理由を自分で選んだ覚えなんてない。ふたりとも、始めてもいない戦いの最前線に、いきなり立たされている。 太古から続く戦争、という設定はファンタジーでは手垢のついた道具立てだけど、この作品が面白いのは、その「太古から」を呪いとして扱っているところだ。誰も戦争の始まりを覚えていない。覚えていないのに、憎しみだけが代々きっちり引き継がれていく。親の借金みたいに、顔も知らない先祖の敵意を返済させられている。そこに闇の王子という異物が放り込まれて、初めて「そもそもこれ、続ける必要あるのか?」という問いが盤面に乗る。 だからこれは単なる光と闇の善悪二元論ではなく、むしろ「与えられた役割をそのまま生きるか、いったん降りて自分で選び直すか」という、わりと普遍的な話に着地していく。1クールという短い尺で、世界の謎も恋愛もバトルも詰め込んでいるから駆け足にはなるんだけど、その芯だけは最後までブレない。闇の王子とアイリスが惹かれ合うのは、敵だからこそ、相手が同じ「相続人」の顔をしていることに気づいてしまうからだ。特に刺さったシーン
刺さったのは派手な決戦じゃなくて、中盤の、闇の王子とアイリスが本来なら剣を向け合うべき距離で、ただ言葉を交わすだけの場面だった。梶裕貴の芝居がうまいのはここで、王子の声には「敵を前にした緊張」と「この相手とは戦いたくないという困惑」が同じトーンの中に同居している。低く構えた声の奥が、ほんの少しだけ揺れる。あの揺れだけで、彼がもう戦争の駒でいることに耐えられなくなっているのが伝わってくる。 対する堀江由衣のアイリスも、女王としての凛とした発声と、ひとりの女の子としての素の声を、台詞の途中で切り替えてくる。光の王として民の前で話すときの響きと、王子と二人きりのときの響きが、明らかに別人なんだけど同じ人物として地続きになっている。終盤、彼女が女王という鎧を一枚脱ぐ展開で、ここで声色がふっと幼くなったとき、思わず画面に向かって「ああ、そっちが本当のあんたか」と漏らした。作画よりも音楽よりも、まずこの二人の声の芝居が、この作品を保たせている。読んで見たくなったら——『白猫プロジェクトZERO CHRONICLE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 敵対する陣営の二人が惹かれ合う、星のめぐり合わせみたいな関係に弱い人
- 堀江由衣・梶裕貴の声の芝居を、台詞単位で味わいたい人
- 原作ゲームを知らなくても、一本のファンタジーとして観たい人(むしろ知らないほうが先入観なく入れる)
- 1クールでテーマを言い切る、潔い構成を好む人
合わない人
- 原作の膨大な設定やキャラの掘り下げを、アニメに期待している人
- 世界観の説明がやや駆け足になる展開に、置いていかれたと感じやすい人
- 光と闇という構図に、もっと込み入った政治劇や群像劇を求める人
- 恋愛要素が物語の中心に来ることを、戦記ものとして物足りなく感じる人
次に見るなら
敵対する家同士に生まれた二人の恋、という骨格が刺さったならロミオ×ジュリエット。憎しみを受け継いだ者同士が惹かれ合う構造をまっすぐ描いた作品で、ZERO CHRONICLEの王子とアイリスの関係に重なる切なさがある。 ゲーム原作のファンタジーをアニメとして観る心地よさが好きならグランブルーファンタジー The Animation。冒険と仲間と空の世界が王道に組み上がっていて、原作未プレイでも置いていかれない作りになっている。 光と闇、聖と穢れというモチーフをもっと重厚な作画で浴びたいならテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス。同じくゲーム発のファンタジーで、世界を蝕む闇に立ち向かう導きの物語が、見ごたえのある戦闘描写とともに描かれる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『白猫プロジェクトZERO CHRONICLE』は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で全話視聴することができます。光と闇が織りなすファンタジーの世界を、月額制でじっくり楽しめるのは嬉しいポイントです。気になった方は、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。
