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トリコ
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 147話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
食の味や食感が極めて重要な世界で、トリコは高級食材を求めるハンターである。凶暴で逃げ足の速い希少動物を捕らえる非人間的な技能を持つ彼は、究極のフルコースを完成させることを目指している。一方、シェフの小松はトリコの偉大さに感銘を受け、彼に同行する気弱で臆病な人物である。二人は共に冒険を進める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
食の味や食感がなによりも重視される「グルメ時代」。その世界で、危険な希少食材を狩る美食屋(グルメハンター)のトリコは、人並み外れた怪力と五感を武器に、未知の食材へと挑み続けていた。彼の目標は、自らの人生を彩る「究極のフルコース」を完成させること。一方、IGOホテルの新米シェフ・小松は、豪快で実直なトリコの生き様に強く惹かれ、相棒として旅へ同行することになる。凶暴な猛獣級の食材、未踏のグルメ世界――二人は数々の試練を越えながら、それぞれの「美食」を追い求めていく。みどころ・魅力
① 食材を「狩る」という唯一無二の世界観
本作最大の特徴は、料理ではなく「食材を捕獲する」ことに重きを置いた発想です。獲物はどれも猛獣顔負けの巨大さと凶暴さを持ち、捕獲そのものが命がけのバトルに。狩りと美食が融合した独自の設定が、最後まで新鮮な驚きを与えてくれます。② 迫力満点のバトルと豪快なアクション
トリコが繰り出す「釘パンチ」などの技は、エフェクトも演出も非常にダイナミック。巨大食材との激突は少年マンガらしい熱量に満ち、見ているだけで爽快感があります。強敵との攻防を通じてトリコが力を増していく成長の過程も見逃せません。③ トリコと小松の名コンビ
豪快で頼れるトリコと、気弱ながら一流の舌と料理の腕を持つ小松。正反対の二人が少しずつ絆を深めていく関係性は、本作の温かい軸になっています。食材を巡る冒険の合間に描かれる人間ドラマが、物語に深みを加えています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 座古明史 |
|---|---|
| 音楽 | 水谷広実 |
| OP | 串田アキラ「ガツガツ!!」 |
| OP | 串田アキラ「豪食マイウェイ!!」 |
| ED | 水樹奈々「Satisfaction」 |
| ED | 山下智久「DELI-DELI☆DELICIOUS」 |
| ED | シーエー 「サブリナ」 |
| ED | 前山田健一「Love Chase」 |
| ED | ヒャダイン「サンバ de トリコ!!!」 |
| ED | 水樹奈々「Lovely Fruit」 |
| ED | ジュンスカイウォーカー「虹」 |
| ED | サリー「赤い靴」 |
| ED | ザ・ドレスコード「トートロジー」 |
| ED | パレット「Believe in Yourself!」 |
| ED | 横山ルリカ「メガラバ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「飯テロのついでにバトルもやるやつ」くらいの軽い気持ちで見始めた。深夜に小腹が空いて、こういうのを流しておけば腹が膨れるか諦めがつくだろう、と。ところが一話目から平然と人の背丈の倍はある獣を素手で殴り倒しはじめて、ああこれは料理番組じゃなく狩猟番組だったかと姿勢を正した。置鮎龍太郎のトリコは、声に妙な余裕がある。強い男が強いことに一切迷っていない、あの感じ。最初の数十話は素直に楽しかった。正直に書くと、私はこの作品を完走できていない。話数が積み上がっていくうちに途中で手が止まった。ただ、止まった理由は「つまらないから」ではなくて、むしろ食材一つひとつの濃さに胃もたれした、というのが近い。
強さの基準が「うまいものを食うため」だけにある世界
この作品が面白いのは、バトル少年漫画の文法をそっくり残したまま、その目的を全部「食欲」に差し替えているところだ。普通この手の話だと、強くなる理由は誰かを守るためだったり、世界を救うためだったりする。トリコにはそれがない。彼が鍛え上げた非人間的な腕力も、傷だらけになって希少種を追う執念も、ぜんぶ「究極のフルコースを完成させて、うまいものを食う」という一点に注がれている。崇高な大義が一切ない。これがいっそ清々しい。
食欲というのは、人間のいちばん古くて、いちばん隠せない欲望だと思う。眠気や性欲は我慢してるふりができるけれど、腹の鳴る音はごまかせない。この作品はその原始的な欲をバトルの動力源にすることで、登場人物全員を妙に正直な存在にしている。トリコも、相棒の小松も、敵側の連中ですら、結局は「いい食材を、いい状態で味わいたい」という同じ欲で動いている。だから世界そのものが食卓の延長みたいに見えてくる。単なるグルメ漫画でも単なるバトル漫画でもなく、「食う」という行為に人間の本能と尊厳を同時に乗せようとした作品なんだと、見返して気づいた。料理が物語の報酬として機能している構造は、思っていたよりずっと丁寧に作られている。
特に刺さったシーン
やっぱり食材を捕らえて、それが一皿になるまでの一連の流れだ。序盤の希少動物を追い詰めるシーンで、獲物の禍々しさをさんざん描いておいて、最後にそれが湯気を立てる料理に変わる。あの落差で毎回ちょっと腹が鳴った。作画もここぞとばかりに密度を上げてくるので、肉の繊維とか汁の照りとか、無駄に解像度が高い。深夜に見るものではなかった、と何度か後悔した。
声の話もしておきたい。トリコの置鮎龍太郎が低く構えている分、味方側の華やかさが効いてくる。櫻井孝宏のココは、優雅で食えない男の喋り方が完璧で、出てくるだけで画面の格が一段上がる。森川智之の次郎、水樹奈々のティナと、脇を固める面子もいちいち豪華だ。そして敵側、石田彰のトミーロッドが厄介で、あの淡々とした冷たさで料理の話をされると本気で食欲が失せる。憎たらしさの演技として正解だと思う。
読んで見たくなったら——『トリコ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 飯テロ込みのバトルが見たい人。肉と汁の作画に弱い自覚がある人
- 大義名分のない、欲望に正直なヒーローが好きな人
- 王道少年バトルの力のインフレを、突っ込まず楽しめる人
- 長尺をのんびり腰を据えて消化していくのが苦じゃない人
合わない人
- 1クールできれいに畳む作品が好きな人。話数の多さで腰が引ける人(私がこれだった)
- バトルより日常寄りの静かな食の描写を求めている人
- 空腹時に冷静でいたい人
次に見るなら
食と冒険が地続きになっているのが好きならダンジョン飯。倒した魔物を律儀に調理して食べるという発想が近くて、しかもこちらは食材の理屈まで楽しめる。狩りと飯の相性のよさを別角度で味わえる。
料理を真っ向勝負のバトルに変える熱量が好きなら食戟のソーマ。一皿に大げさなほどのリアクションを乗せてくる演出は、トリコの「うまいものへの全力」と同じ血が流れている。
ハンターという稼業そのものに惹かれたならハンター×ハンター。獲物を追い、強くなり、未知の場所へ踏み込んでいく構造が重なる。世界の広げ方を比べてみると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
アニメ「トリコ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。複数の大手サービスに対応しているため、ご自身が利用しやすいプラットフォームを選んで楽しめます。これから視聴を始めたい方も、環境に合わせて快適に作品を追いかけられます。
