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エリスの聖杯
| 放送年 | 2026年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Ashi Productions |
婚約者の愛人に裏切られ、公開処刑を宣告された正直で地味な伯爵令嬢コンスタンスの前に、謎の声が現れる。長く死んだと思われていた貴族女性スカーレット・キャスティエルが彼女を救う可能性を秘めていた。二人の unlikely な同盟により、上流社会に潜む陰謀が明かされていく。裏切り、秘密、権力が渦巻く中での冒険が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
正直者ゆえに「地味」と評され、社交界では目立たない伯爵令嬢コンスタンス。婚約者とその愛人の裏切りによって無実の罪を着せられ、ついには公開処刑を宣告されてしまう。絶望の淵に立たされた彼女の耳に、ある日ひとつの「声」が響く。それは、かつて悪女と呼ばれ処刑されたはずの貴族令嬢スカーレット・キャスティエルだった。死してなお気高く聡明な彼女との奇妙な同盟を結んだコンスタンスは、華やかな上流社会の裏側に渦巻く陰謀へと足を踏み入れていく。裏切り、秘密、そして権力——運命に抗う二人の令嬢の物語が、いま静かに幕を開ける。
みどころ・魅力
① 死者と生者、ふたりの令嬢が織りなす異色のバディ
地味で控えめなコンスタンスと、誇り高く頭脳明晰な亡霊スカーレット。生き方も性格も正反対の二人が「声」だけで繋がり、互いの弱さを補い合っていく。立場を超えた奇妙な同盟関係が、物語の何よりの魅力です。掛け合いの妙にも注目したい一作です。
② 社交界の華やかさの裏に潜む陰謀と謎解き
きらびやかな貴族社会を舞台に、裏切り・秘密・権力争いが幾重にも絡み合う。スカーレットの過去とコンスタンスの冤罪、その二つの謎が少しずつ繋がっていく構成は見事。ミステリーとしての緊張感が、物語を最後まで牽引します。
③ ファンタジーとラブコメが同居する懐の深さ
超自然的な設定を軸にしながら、重厚なドラマとほどよいラブコメ要素が共存しているのも本作の持ち味。シリアスな展開の合間に挟まれる軽妙なやり取りが、心地よい緩急を生み出す。多彩なジャンルを一度に味わえる欲張りな作品です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 森田と純平 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 山下憲一 |
| 原作 | 常磐くじら |
| 原案キャラデザ | 夕薙 |
| キャラクターデザイン | 河口千恵 |
| 美術監督 | 須江信人 |
| 音響監督 | 森田祐一 |
| OP | 由薫「由薫」 |
| ED | 田村ゆかり「由薫」 |
| ED | 田村 ゆかり「カメリア」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
知らない作品だった。配信の新着に並んでいて、引っかかったのはタイトルのほうだ。エリスって誰だ。主人公はコンスタンスで、相棒の名前はスカーレット。どっちでもない名前が表に立っている。その違和感だけで再生ボタンを押した。婚約者の愛人に嵌められて公開処刑、という出だしを見た時点では「ああ、断罪もの系ね」と分かった気になっていた。ところが処刑台のうえで謎の声が割り込んでくるあたりから、想定していた話と少しずつずれていく。2回目に見返すと、第一話で地味な令嬢がうつむいているだけのカットが、ぜんぶ後の伏線になっていて、ちょっと背筋が伸びた。エリスが誰なのかは見ているうちにどうでもよくなって、終盤でまた効いてくる。最初の引っかかりが、最後にちゃんと回収される作りだった。断罪されて消えた女たちが、もう一度声を取り戻す話
悪役令嬢ものの皮をかぶっているけれど、この作品が立っている場所はそこじゃない。よくあるのは「断罪される側を救う」話だが、ここでは断罪する側もされる側も、両方が一度ちゃんと潰されている。コンスタンスは正直で地味というだけで価値がないものとして扱われ、公開処刑まで追い込まれる。スカーレットはとっくに処刑されて、声だけの存在になっている。生きている被害者と、もう殺された被害者。この二人が手を組むという構図が、まず妙に切実なのだ。上流社会という場所は、女が口を開いた瞬間に「面倒な女」「身の程知らず」というラベルを貼って黙らせてくる。コンスタンスが地味で正直なのは美徳ではなく、この世界では沈黙させられる理由として機能している。だから物語の駆動力が「真実を暴く」ことそのものより、「黙らされた人間がもう一度しゃべる」ことに置かれているのが面白い。スカーレットの声が聞こえる、という超自然の設定も、ただのギミックじゃない。消されたはずの女の声が、消されかけている女にだけ届く——その一点に、この作品のテーマがぜんぶ詰まっている気がする。陰謀の謎解き自体は王道だけれど、解いていく過程で「誰がどう黙らされてきたか」が一枚ずつ剥がれていく。単なる名誉回復劇ではなく、社会から消去された人間の輪郭を取り戻していく話として見ると、地味な序盤の表情の積み重ねがぜんぶ意味を持ってくる。タイトルのエリスが最後に効いてくるのも、この「誰の物語だったのか」という問いと地続きだった。特に刺さったシーン
序盤、処刑台のうえでコンスタンスが初めてスカーレットの声に応える場面。ここで川澄綾子の演技が一気に空気を変える。声だけの存在なのに、生きている誰よりも体温があるように聞こえてしまうのが反則だった。皮肉と保護欲がまざった独特のトーンで、思わず画面に向かって「この人を信じていいのか」と身構えた。対照的に効いてくるのが、上流社会側のキャラを担う内田真礼のセシリアで、社交の場の柔らかい声と、ふと素が漏れる瞬間の温度差がいちいち怖い。中盤のある対話シーンで声色がほんの少し落ちるところがあって、2回目に見てやっと「ああ、ここで嘘をついていたのか」と気づいた。あと地味に好きなのが杉田智和のルーファスで、軽口の裏に何を抱えているのか読ませない芝居が、この陰謀劇の足場をいい具合に不安定にしている。声優の演技に物語の情報量を預けている作品で、表情の少ない作画パートほど声が雄弁になる設計になっている。だから2回目以降のほうが刺さる。読んで見たくなったら——『エリスの聖杯』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 悪役令嬢ものを一周して、その先のひねりが見たくなっている人
- 派手なバトルより、会話と表情と声の温度差で進む話が好きな人
- 上流社会の腹の探り合い・ゴシックな空気にときめく人
- 一度目より二度目が面白いタイプの構成を歓迎できる人
合わない人
- 毎話わかりやすい爽快感やスカッとする逆転を求めている人
- 序盤の地味さに耐えられず、テンポの速い展開を望む人
- 謎が小出しにされる作りより、一話完結で解決してほしい人
次に見るなら
シャドーハウス——洋館と上流社会の不気味さ、正体を巡って一枚ずつ謎が剥がれていく感触が近い。表情と所作で語る静かな緊張感が好きならこちらも。 ヴァニタスの手記——ゴシックな世界観で、立場の違う二人が組んで謎を追う相棒もの。会話の駆け引きと、軽口の裏にある重さを楽しめる作品だ。 私の推しは悪役令嬢。——断罪される令嬢を救うという入口を共有しつつ、そこから別方向に踏み込む。悪役令嬢ものの王道とひねりを両方味わいたい人に。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「エリスの聖杯」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluの6サービスで視聴できます。主要な配信プラットフォームを幅広くカバーしているため、すでに加入しているサービスがあれば追加契約なしで楽しめます。自分の使いやすい環境を選んで視聴できるのは嬉しいポイントです。
