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2001

R.O.D -READ OR DIE-
★ 3.8 / 5.0アクションドラマミステリーSF
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio DEEN |
与茂木読子は日本の高校で代用教員として働く、近視で本好きな女性だが、実は英国図書館特務部の諜報員である。コード名は「ザ・ペーパー」。彼女は紙を自由に操り、想像した任意の物体に変形させる超能力を持ち、それを武器として戦う。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
与茂木読子(よもぎ よみこ)は、日本の高校で代用教員を務める近視で内気な女性。本をこよなく愛する彼女には、もう一つの顔がありました。実は英国図書館特務部に所属する諜報員「ザ・ペーパー」。読子は紙を自在に操り、想像したあらゆる形へと変える超能力の持ち主です。ある日、歴史上の偉人を複製した「人造人間」たちが世界の貴重な書物を狙って暗躍し始め、その野望は人類を脅かす規模へと拡大していきます。読子は相棒のエージェントたちとともに、世界を揺るがす陰謀の核心へと挑んでいきます。みどころ・魅力
① 「紙」を武器にする唯一無二の超能力アクション
本のページや一枚の紙を刃や盾、巨大な構造物へと変えて戦う読子のバトルは、他に類を見ない発想です。日常的な素材が縦横無尽に舞うアクション演出は視覚的なインパクトが強く、本作最大の見どころとなっています。② 内気な本好き女性という主人公像の魅力
普段は引っ込み思案で本さえあれば幸せという読子のキャラクターは、超人的なエージェントとのギャップが絶妙です。戦闘時の凛々しさと素顔のおっとりした愛らしさの落差が、彼女を忘れがたい存在にしています。③ 重厚な世界観とスタイリッシュな映像美
歴史上の偉人を蘇らせる人造人間という壮大な設定に、緊張感あふれるスパイアクションが融合。OVAならではの作画クオリティと洗練された演出が、SF・ミステリーの空気を見事に描き出しています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 舛成孝二 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 羽音たらく |
| キャラクターデザイン | 石浜真史 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 音響監督 | 平光琢也 |
| OP | 岩崎琢「R.O.Dのテーマ」 |
| ED | 岩崎琢「書を愛して狂う者曰く、”紙は常に我らと共に”」 |
| ED | 岩崎琢「すべての叡知を英国へ!」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
紙使い、という単語だけは昔から知っていた。古いけど評判はいい、というその評判だけが先に耳に入っていて、なんとなく後回しにしていた作品だ。最初に見たときは、正直、超能力アクションのつもりで再生ボタンを押した。紙を操る女スパイ、くらいの雑な認識で。ところが冒頭からひたすら本の話ばかりしていて、面食らった。アクションを待っていたら、主人公が新刊のために徹夜で並ぶような女だったので。2001年の全3話のOVAで、もとは小説が出発点。数年後のTVシリーズはこの世界の続きにあたるから、まずこのOVAから入って問題ない。2回目に見て腑に落ちたのは、これはアクションの皮をかぶった、本好きの話だということだった。「本が好き」を、誰よりも本気でやってしまった女の話
与茂木読子という主人公は、給料のほとんどを本に注ぎ込み、部屋が紙の地層で埋まっているような女だ。最初はそれを「キャラ付けの偏屈さ」として見ていた。近視で、ぼんやりしていて、本のことになると周りが見えなくなる。でも見返すうちに、この偏愛こそが作品の背骨なんだと気づく。彼女の超能力——紙を任意の形に変える力は、設定として後付けされた武器ではなくて、「本がそれだけ好きな人間だから紙を操れる」という理屈の上に立っている。好きであることが、そのまま強さの源になっている。ここがこの作品の妙なところだ。普通、能力バトルものでは「強さ」と「人格」は別々に用意される。読子の場合は、本への執着と戦闘力が地続きで、切り離せない。だからクライマックスで彼女が紙を振るうとき、それは単なる必殺技ではなく、「自分が一番大事にしているもので戦っている」という切実さを帯びる。タイトルの『READ OR DIE』——読むか、死ぬか。大げさな煽りに見えて、これは読子の生き方そのものを言い当てている。本を読まずに生きるくらいなら、という人間の話なんだと思う。偉人たちが甦って世界を巻き込む荒唐無稽な筋立ての裏で、ずっと描かれているのは、何かを偏執的に愛することの肯定だ。積読に罪悪感と愛着を同時に抱えたことがある人間ほど、この女の生き方が他人事に見えなくなる。特に刺さったシーン
やはり、読子が追い詰められた局面で、それまでの頼りなさが嘘のように紙を操りはじめる瞬間だ。一枚の紙が刃になり、壁になり、翼になる。00年代OVAらしい密度の高い作画で、紙が空間を支配していく動きには見ていて素直に唸った。敵側の偉人たちもいい。竹内順子が演じるジャン・ヘンリー=ファーブルが昆虫を従えて立ちはだかる場面の、淡々とした不気味さ。高橋広樹の玄奘三蔵が放つ妙な威圧感。彼らが荒唐無稽な存在のはずなのに、声の芝居だけで「本当にいる」と思わせてくる。そして個人的に一番引っ張られたのは、根谷美智子が演じるナンシー・幕張だった。終盤、彼女の抱えているものが見えてくるあたりで、ただのアクションだと思って見ていた自分の足元が、ふっと崩れる。読子の隣に立つこの女の影が、作品全体の温度を一段下げていく。そこで思わず姿勢を正した。読んで見たくなったら——『R.O.D -READ OR DIE-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本そのものが好きで、積読に罪悪感と愛着を同時に抱えている人
- 00年代OVAの、手描きの密度とケレン味のあるアクションが好きな人
- 派手な能力バトルに、少し湿った情緒が乗っているのを好む人
- 主人公の「偏愛」に体温を感じ取れるタイプの人
合わない人
- 設定(偉人、組織、陰謀)を勢いで押し切られるのが苦手な人
- 全3話で一気に畳むので、じっくりした世界観構築を求める人
- 主人公の本への執着に乗れないと、置いていかれてしまう人
- 最新の作画のなめらかさを基準に観てしまう人
次に見るなら
まず素直に続きを観たくなったらR.O.D the TV。このOVAの世界をそのまま受け継いだTVシリーズで、読子たちのその後と、新しい三姉妹の物語が交わっていく。本への偏愛のスケールが一段大きくなる。本を守るために戦うという筋が刺さったなら図書館戦争。検閲と本の自由をめぐる、もっと直球の「本を守る話」で、こちらは恋愛の温度も高い。女スパイの乾いた手触りが好きならノワール。同じ00年代の、女二人が静かに引き金を引いていく暗いアクションで、R.O.Dの夜の質感と地続きの空気がある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「R.O.D -READ OR DIE-」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴できます。紙を操るアクションとスパイ要素が詰まった本作を、どちらのサービスでも快適に楽しめます。気になった方は、まずこの2つの配信サービスをチェックしてみてください。

