※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2003

R.O.D -THE TV-
★ 4.0 / 5.0アクションドラマミステリーSF
| 放送年 | 2003年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
「人類滅殺作戦」と呼ばれる事件から5年が経過した。日本では、友人の失踪により執筆活動が停滞している小説家がいる。香港では、紙を操る術に長けた3姉妹が書籍に関連する事件を解決する探偵事務所を営んでいる。これらの人物たちが一堂に集うとき、血縁を超えた絆が生まれるのだ。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
「人類滅殺作戦」と呼ばれる事件から5年。日本では、親友の失踪をきっかけに筆が止まってしまった人気小説家・菫川ねねねが、スランプの日々を過ごしていた。一方、香港では紙を自在に操る能力「紙使い(ペーパーマスター)」の力を持つ三姉妹――ミシェール、マギー、アニタが、書物にまつわる事件を扱う探偵事務所「三姉妹探偵社」を営んでいる。ある依頼を機に三姉妹はねねねの護衛として日本へ渡り、やがて世界を揺るがす大きな陰謀へと巻き込まれていく。本と紙を巡る物語の中で、血縁を超えた絆が静かに育まれていく。みどころ・魅力
① 紙を操る「ペーパーマスター」の独創的アクション
一枚の紙を刃にも盾にも変える紙使いのバトルは、本作最大の見どころ。重力や物理を逆手に取ったケレン味あふれる演出と、三姉妹それぞれ異なる戦闘スタイルが画面を彩ります。静と動のメリハリが効いた作画は必見です。② 個性豊かな三姉妹と「本」への愛
おっとり長女ミシェール、しっかり者の次女マギー、クールな三女アニタ。三人三様のキャラクターが織りなす日常の掛け合いが温かく楽しい一方、本と読書への深い愛着が物語全体を貫きます。ビブリオマニア心をくすぐる作品です。③ 重厚に展開する群像ミステリー
コミカルな日常から一転、物語後半は世界規模の陰謀を巡るシリアスな展開へ。伏線が緻密に絡み合い、登場人物たちの過去と思惑が明かされていく構成が秀逸。絆と裏切りが交差するドラマは見応え十分です。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| 監督 | 舛成孝二 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 羽音たらく |
| キャラクターデザイン | 石浜真史 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 音響監督 | 菊田浩巳 |
| OP | Y K Z, arranged and composed by Hideki Tanaka「R.O.D.」 |
| ED | 風見ウィズホームグロウン「Moments in the Sun」 |
| ED | 三浦 理恵子「Confidence」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「OVAの続きでしょ」くらいの軽い気持ちで見始めた。正直に言うと、R.O.Dでちゃんと通して見ていたのはOVAのほう——紙を操る一族の女が本のために戦う、あの数話だけだった。だからTVシリーズも、あの路線の延長だろうと高をくくっていた。ところが主役は香港の3姉妹で、見慣れた顔はなかなか出てこない。最初の数話は「これ誰の話だっけ」と画面に問いかけながら見ていた。流れが変わったのは中盤だ。姉妹の末っ子と、筆が止まった小説家の距離が少しずつ縮まっていくあたりで、気づいたら姿勢が前のめりになっていた。2回目に見たときは、序盤の何気ない会話がぜんぶ後半への伏線だったことに気づいて、軽く呻いた。OVAしか知らないまま語らなくてよかった、と思っている。本を読めない末っ子と、本が書けなくなった小説家
紙を操る3姉妹のうち、末っ子のアニタ・キングは本が嫌いだ。紙で戦う一族に生まれておきながら、活字をひらくことを露骨に面倒くさがる。一方で、菫川ねねねは小説家でありながら、ある人物がいなくなってから一行も書けなくなっている。本を読めない子と、本を書けなくなった人。この二人が並ぶ構図に、この作品の芯がある。R.O.D -THE TV-は、紙を武器にしたアクションの皮をかぶっているけれど、やっていることはもっと地味で、もっと厄介だ。本というものが、人にとって救いにも凶器にもなる、という話を手を変え品を変えずっと続けている。誰かにとっての宝物が、別の誰かにとっては消したい過去で、また別の誰かにとっては世界ごと動かす道具になる。同じ「本」を挟んで、立っている場所がこれだけ違う。斎藤千和が演じるアニタの、本への態度がだんだん変わっていく芝居が効いている。最初のとげとげしい声が、終盤には別の感情を帯びてくる。ゆきのさつきのねねねも、強がりの奥にある脆さを声だけで出してくる。血のつながらない人間同士が、本を間に挟んで家族になっていく——と書くと途端に安っぽくなる話を、この作品は安っぽくしないまま着地させる。そこがいちばん信用できる。特に刺さったシーン
いちばん刺さったのは、三木眞一郎が演じるリー・リンホが、穏やかな仮面の下をのぞかせる終盤の一連のやり取りだ。声を荒げるわけじゃない。同じトーンのまま、温度だけがすっと下がる瞬間がある。あそこで、この人は本気で何を考えているのかと背筋が寒くなった。三木眞一郎の「静かなのに怖い」芝居は、ここでひとつの完成形を見た気がする。もうひとつ挙げるなら、序盤では本に見向きもしなかったアニタが、ある終盤の展開で見せる表情だ。斎藤千和の声が、いつものとげを失って震えるところで、こっちまで喉が詰まった。斎賀みつきが演じるジュニアの、感情の出し方をまだ知らない子どもっぽさも、見返すたびに刺さる箇所が増えていく。派手な紙のアクションより、こういう声の温度が変わる瞬間のほうを、自分はずっと覚えている。読んで見たくなったら——『R.O.D -THE TV-』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手なバトルより、人と人の距離が少しずつ変わっていく話を腰を据えて見たい人
- Production I.Gらしい、画面の密度が高いアニメが好きな人
- 本・図書館・活字そのものに思い入れがある人
- 群像劇で、主役が回り持ちになる構成を楽しめる人
合わない人
- 1話完結のわかりやすいバトルを期待している人
- 序盤のスローな立ち上がりを待てない人
- 主役の視点がころころ移る作りが苦手な人
次に見るなら
R.O.D -READ OR DIE-(OVA):紙を操る女を主役にした数話の物語。TVを見てから戻ると、根谷美智子が演じるナンシー・幕張まわりの因縁が別の重さで効いてくる。自分の入り口もここだった。図書館戦争:本を物理で守るために銃を取る世界の話。「本にそこまでやるのか」というテンションが好きなら、R.O.Dと地続きで楽しめるはず。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX:同じProduction I.G制作で、画面の情報量と会話の密度が近い。考えながら見るアクションが好きな人に。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「R.O.D -THE TV-」は、現在U-NEXTとHuluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。紙使いのアクションと群像ミステリーをじっくり楽しみたい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。お好みのサービスで、本と紙を巡る三姉妹の物語をぜひご覧ください。


