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牙狼<GARO>-VANISHING LINE-
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | MAPPA |
ラッセルシティという繁栄した都市が舞台。成功を謳歌する一方で、世界を揺るがす陰謀が動き始める。男・ソードがいち早く陰謀の兆しを知り、それを暴くため影の戦いに身を投じる。唯一の手がかりは「エルドラド」というキーワード。彼は自分の失った何かを探す女性ソフィーと出会う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
繁栄を極めた巨大都市ラッセルシティ。きらびやかな成功の裏側で、世界そのものを揺るがす陰謀が静かに動き出していた。圧倒的な力を持つ魔戒騎士・ソードは、その不穏な兆しをいち早く嗅ぎ取り、闇に蠢くホラーと陰謀の正体を暴くため、たった一人で影の戦いへと身を投じていく。唯一の手がかりは「エルドラド」という謎めいた言葉だけ。やがてソードは、失われた大切な何かを探し求める少女ソフィーと出会う。立場も目的も異なる二人は、同じキーワードに導かれるように行動を共にし、都市の深部へと足を踏み入れていく。
みどころ・魅力
① MAPPA制作による圧巻のアクション作画
本作最大の魅力は、黄金の鎧をまとった魔戒騎士ソードが繰り広げる迫力満点のバトルシーンです。スピード感あふれるカメラワークと滑らかな作画でホラーとの死闘が描かれ、シリーズ屈指のアクション性を誇ります。重厚な質感の鎧の輝きも見逃せません。
② ハードボイルドな男・ソードと少女ソフィーの旅路
寡黙でストイック、けれどどこか人間味のある主人公ソードと、記憶や大切なものを探す少女ソフィー。タイプの異なる二人が「エルドラド」という言葉を軸に距離を縮めていく道中のドラマが、物語に温かみと深みを与えています。
③ 「牙狼」シリーズらしいダークで重厚な世界観
繁栄する都市の光と、その裏で人を喰らうホラーが潜む闇。華やかさと退廃が同居するラッセルシティの世界観は、特撮発祥の「牙狼」シリーズが培ってきたダークファンタジーの魅力を色濃く受け継いでいます。謎が謎を呼ぶミステリー要素も魅力です。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | バクソンフ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉村清子 |
| 原作 | 雨宮慶太 |
| 原案キャラデザ | 岡崎能士 |
| キャラクターデザイン | 岸友洋 |
| 音楽 | 高田龍一、広川恵一 |
| 美術監督 | 峯田佳実 |
| 音響監督 | 久保宗一郎 |
| OP | ジャム・プロジェクト「EMG」 |
| OP | 北修平「HOWLING SWORD」 |
| ED | 奥井雅美「ソフィア」 |
| ED | 米倉千尋「Promise」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
牙狼シリーズって、名前だけはずっと知ってた。記憶にあるのは実写の方——深夜にやってた、黄金の鎧がCGでぐるぐる回るあれ。アニメ版があるのは把握してたけど、なんとなく後回しにしたまま何年も経ってた。で、ある晩べつに理由もなく一話を再生したら、開幕からソードっていう筋肉の塊みたいな男がバイクで突っ込んでくる。あ、思ってたのと違うわ、と最初は本気で戸惑った。勝手に荘厳な和風ダークファンタジーを想像してたら、出てきたのはアメコミとハードボイルドを鍋で煮込んだような画面だったから。でも2話、3話と進むうちに、この振り切り方こそ正解なんだと飲み込めてくる。2回目に頭から見直したとき、初見であの違和感を持ったこと自体がもう懐かしかった。
失くしたものを探す話、ではなく「探し続ける覚悟」の話
この作品、表面だけなぞると「何かを探す物語」だ。ソードはエルドラドという言葉の正体を追い、ソフィは失った兄を探している。手がかりは断片しかなくて、二人はそれを拾い集めながら街から街へ流れていく。構造としてはロードムービーで、王道のクエストものに見える。
でも見ているうちに気づくのは、この話の重心が「探す対象」の方にはないということ。エルドラドが何なのか、その答えに近づくほど、登場人物たちは自分が見たくなかったものに直面させられる。探し当てた先に幸福が待っている保証なんてどこにもない。それでも歩みを止めない——むしろ、答えが自分を壊すかもしれないと薄々わかった上でなお探し続ける、その覚悟の方にカメラが向いている。
ソフィの「兄を探す」という動機がいい例で、もし兄が望んだ形で見つからなかったら、彼女のここまでの旅は何だったことになるのか。その問いを抱えたまま進む姿に、ソードという男は余計な慰めを口にしない。代わりに、ただ隣で戦う。エルドラド=黄金郷というモチーフ自体が、人間が永遠に追いかけてしまう「あるはずの理想郷」の比喩として効いていて、たどり着けるかどうかではなく、追いかけずにいられない業の話として読める。単なる魔戒騎士のアクションものとして消費するには、芯がやけに苦い。だからこそ筋肉と爆発の派手な絵面の裏で、妙に長く残る。
特に刺さったシーン
戦闘の絵そのものが豪快で、ソードが鎧をまとって暴れる場面は毎回ちゃんと気持ちいい。重量級の体がバイクごと突っ込んでいく序盤のアクションで、思わず前のめりになった。けど個人的に効いたのは、戦いの合間の静かなやり取りの方だった。関智一のソードは、声を張るときの凄みより、ぼそっと低く落とす一言の方が刺さる。強面の大男が、ソフィにだけ妙にぶっきらぼうな優しさを見せる温度差を、声だけで成立させてくる。
そのソフィを演じる釘宮理恵が、これまた良くて。きつい役のイメージが先に来る人だけど、ここでは芯はあるのに危なっかしい少女を、無理に幼くもせず凛々しくもしすぎず、ちょうどいい不安定さで置いてくる。終盤、彼女が探し求めたものの答えに触れる展開で声が一段揺れる瞬間、ああこの人やっぱりうまいな、と画面の前で唸った。島﨑信長のルーク、小清水亜美のジーナも、それぞれ立ち位置の違う「探す者」として絡んできて、群像としての厚みを足している。
読んで見たくなったら——『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手なアクションの裏に、苦みのあるテーマが流れている作品が好きな人
- 強面の大男と少女のバディもの、その距離感の変化を見守りたい人
- 和風よりアメコミ寄りのダークファンタジーの画面にワクワクする人
- 声の芝居の細かい温度差まで味わいたい人
合わない人
- 牙狼に荘厳で様式美の効いた和テイストを期待している人
- 謎の答えがきれいに全部回収されないと落ち着かない人
- 筋肉とバイクとノリの良さに、最初のハードルを感じてしまう人
次に見るなら
同じ牙狼でも作風がまるで違う牙狼〈GARO〉-炎の刻印-は、こちらが王道の和風ダークファンタジー寄り。VANISHING LINEの振り切りが気に入ったなら、対になる方向性として一度見比べてほしい。
怪異と人間がごちゃ混ぜに暮らす街の空気が好きなら血界戦線。異形だらけの都市を舞台にした、テンポの良いアクションとちょっとした人情が同居する画面が近い。
男二人の腐れ縁と、失ったものを巡る重たい因果に惹かれたならGUNGRAVE。派手さより情念で殴ってくるタイプで、VANISHING LINEの苦い後味と通じるものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「牙狼<GARO>-VANISHING LINE-」は、U-NEXTとDMM TVで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、ご自身が普段使っている環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。迫力のアクションをじっくり楽しみたい方は、ぜひこれらのサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「牙狼<GARO>-VANISHING LINE-」は、U-NEXTとDMM TVで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、ご自身が普段使っている環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。迫力のアクションをじっくり楽しみたい方は、ぜひこれらのサービスでチェックしてみてください。