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忘却バッテリー (TV)
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MAPPA |
鉄腕ピッチャーの清峰遥と、策士キャッチャーの狩音圭は、中学野球界で無敵の怪物バッテリーと呼ばれていた。全国の強豪校からスカウトされたが、二人は野球で知られていない東京都立弘定高校に入学する。その上、何か問題が起きるのだが…
作品概要・あらすじ
あらすじ
鉄腕ピッチャーの清峰遥と、頭脳派キャッチャーの狩音圭。中学野球界で「無敵の怪物バッテリー」と恐れられた二人は、全国の強豪校からのスカウトを蹴り、野球無名の東京都立弘定高校へそろって進学する。なぜ名門ではなく弱小校を選んだのか――そこには、ある事情が隠されていた。クセの強い仲間たちと出会いながら、彼らは新たな高校野球の日々へと踏み出していく。笑いと熱さが同居する、ちょっと変わった青春野球ストーリーの幕が上がる。
みどころ・魅力
① ギャグと本格野球が同居する独特のテンポ
シリアスな試合描写の合間に、キャラクターたちのキレッキレなギャグが挟まる緩急が最大の魅力。笑っていたかと思えば一球の緊張感に引き込まれる、感情のジェットコースターのような展開が癖になります。コメディとスポーツ、両方好きな人にこそ刺さる一作です。
② 個性が爆発するキャラクターたち
天才肌だが掴みどころのない清峰、策士でツッコミ役の狩音をはじめ、弘定高校の面々はとにかく濃い。それぞれの過去や本音が試合を通じて見えてくる構成で、回が進むほどキャラ同士の関係性に愛着が湧いてくるのも見逃せないポイントです。
③ 「なぜ弱小校を選んだのか」という謎
怪物バッテリーがあえて無名校を選んだ理由が物語の核に据えられており、その秘密が明かされていく過程が物語をぐっと引き締めます。単なる青春野球モノにとどまらない、ミステリアスな引きの強さがシリーズ全体を貫いています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 中園真登 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 長谷川ひとみ |
| 音楽 | 菊谷知樹、山崎寛子 |
| 美術監督 | 船隠雄貴 |
| 音響監督 | 名倉靖 |
| OP | ミセスグリーンアップル「ライラック」 |
| ED | マカロニえんぴつ「忘レナ唄」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
野球ものか、と思って再生した。それ以上の期待はしていなかった。中学時代に無敵だったバッテリーが、わけあって無名の都立高に進む——筋書きだけ見れば、よくある「天才が一からやり直す」話に見える。ところが要圭が画面に出てきた瞬間、想定していた野球アニメの輪郭がぐにゃりと歪んだ。記憶を失って、あの策士だった面影がどこにもない。最初はこの落差を単純に笑っていたんだけど、2回目に見返すと、笑っていた場面の裏側がぜんぶ違って見える。配信先は方々にあって入口は広い。軽い気持ちで踏み込んで、抜け出せなくなるタイプの作品だった。ギャグの顔をして、ずっと喪失の話をしている
要圭の記憶喪失は、物語を回すための便利な仕掛けに見えて、たぶんこの作品の一番深いところに刺さっている。かつての要圭は、相手打者を丸裸にする冷徹な策士だった。その人格がそっくり抜け落ちて、今いるのは底抜けに明るくて、何も覚えていない別人だ。周りはその落差を笑う。視聴者も笑う。でも、いちばん近くにいた清峰葉流火だけは笑えない。自分が知っている相棒は、もうここにいないからだ。 この作品は単なる「記憶を取り戻す」話ではないと思う。むしろ、失われたものは戻らないかもしれない、という前提の上に立っている。忘れた本人はけろっとしているのに、忘れられた側だけが過去を抱えて立ち尽くす——その非対称さが、コメディの明るいテンポの裏でずっと鳴っている。マウンドの上で交わすサインや、体に染み付いた動きは覚えているのに、二人で積み上げた時間の中身だけが消えている。覚えているのは体で、忘れたのは心だ。この捻れが、野球という「反復で体に刻む」競技の性質とぶつかったとき、ただのギャグでは済まなくなる。笑っていたはずの自分が、気づくと喉の奥が詰まっている。何度か見返して、ようやくこの作品が本当に描こうとしているものに触れた気がした。特に刺さったシーン
序盤、要圭がふざけた調子のまま捕手として座る場面がある。へらへらしているのに、ミットの構え方だけが妙に堂に入っている。ここで背筋がぞわっとした。記憶はなくても、体は全部覚えている——それを台詞ではなく所作だけで見せてくる。宮野真守の芝居がとにかく巧くて、抜けた今の要圭と、ふとよぎる昔の要圭の輪郭を、同じ声の中で切り替えてくる。トーンがほんの少し落ちる瞬間に、別人がいる。 清峰葉流火を演じる増田俊樹のほうも、口数が多いキャラじゃないぶん、声の温度の上げ下げで感情を運んでいて唸った。山田太郎の梶裕貴、千早瞬平の島﨑信長、桐島秋斗の河西健吾と、脇を固める面子も贅沢で、彼らの真っ当なリアクションがあるからこそ要圭の異常さが際立つ。終盤のある対戦で、忘れたはずの何かが一瞬だけ顔を出す——あの間(ま)の取り方で、思わず画面を止めた。読んで見たくなったら——『忘却バッテリー (TV)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スポーツものに、勝ち負け以上の感情の機微を求める人
- コメディの皮をかぶった、喪失や再生の物語に弱い人
- 声優の演じ分けや、所作だけで語る芝居をじっくり味わいたい人
- 一度見て終わりじゃなく、伏線を拾いに2周したくなる人
合わない人
- 最初から最後まで、明るいギャグだけを楽しみたい人
- 緻密でスピード感のある、リアルな野球の試合運びを期待している人
- コメディとシリアスが同居するトーンの落差が苦手な人
次に見るなら
二人の人間の関係性に重心を置いた野球の話が好きなら、まずバッテリー。投手と捕手の、近すぎてこじれる距離感をひりひりと描いていて、忘却バッテリーの裏にある感情の手触りと地続きだ。 バッテリー間の心理戦や、捕手目線の駆け引きにぞくっとしたならおおきく振りかぶって。気弱なエースと、それを操る女房役の組み立てを、これでもかと丁寧に見せてくれる。 スポーツを通して人が立ち直っていく話に弱いなら風が強く吹いているもいい。競技は違うけれど、抱えたものを背負ったまま走り出す群像劇として、見終わったあとに残るものがよく似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『忘却バッテリー』は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+の各サービスで視聴できます。主要な配信プラットフォームを幅広くカバーしているため、すでに加入しているサービスがあれば追加契約なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を多く観る方ならdアニメストア、映画やドラマもまとめて楽しみたい方ならNetflixやDisney+など、ご自身の視聴スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
『忘却バッテリー』は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+の各サービスで視聴できます。主要な配信プラットフォームを幅広くカバーしているため、すでに加入しているサービスがあれば追加契約なしで楽しめる可能性が高いです。アニメ作品を多く観る方ならdアニメストア、映画やドラマもまとめて楽しみたい方ならNetflixやDisney+など、ご自身の視聴スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
