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戦翼のシグルドリーヴァ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | A-1 Pictures |
地球に突如現れた柱状の脅威から人類を救うため、神オーディンは地球にワルキューレを与えた。超自然的な力と霊的な戦闘機を持つ若い女性パイロットである彼女たちは、長年の戦争で命を懸けて戦ってきた。そして今、最終決戦が近づいている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
地球に突如出現した謎の柱状の脅威「ピラー」。人類存亡の危機に際し、主神オーディンは戦乙女(ワルキューレ)たちを地上へ遣わした。霊的な戦闘機を駆り、超常の力を宿す彼女たちは、長きにわたる戦いの最前線で命を懸けてきた。日本の立山基地に、「死神」と恐れられる凄腕パイロット、クラウディア・ブラフォードが着任する。仲間との出会い、託された想い、そして避けられない別れ——。戦乙女たちはそれぞれの覚悟を胸に、人類の運命を分ける最終決戦へと挑んでいく。
みどころ・魅力
① 実在の戦闘機が舞う本格空戦アクション
零戦をはじめとする実在の戦闘機をモチーフにした「英霊機」が、大空を縦横無尽に駆け巡る。緻密に描き込まれた空中戦の迫力とスピード感あふれる演出は、本作最大の見どころ。ミリタリー要素と幻想的な世界観が融合した、独特のスケール感を堪能できる。
② 戦乙女たちが紡ぐ絆と人間ドラマ
過酷な戦場に身を置きながらも、立山基地で日常を共にする戦乙女たち。彼女たちの友情や葛藤、互いに支え合う姿が丁寧に描かれていく。明るい掛け合いの裏にある覚悟と切なさが、物語に深い余韻を残す。
③ 王道を貫くストーリーと胸を打つ結末
人類の存亡を懸けた戦いという王道の設定を、骨太なストーリーテリングで描き切る。終盤に向けて加速する展開と、キャラクターたちが下す選択が見る者の心を揺さぶる。アクションとドラマ、その両輪で見応えのある一作に仕上がっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 徳田大貴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 長月達平 |
| 原案キャラデザ | 藤真拓哉 |
| キャラクターデザイン | 横田拓己 |
| 美術監督 | 若林里紗、渡辺幸浩 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | ななもり。あかり「Higher’s High」 |
| ED | スピラ・スピカ「サヨナラナミダ」 |
| ED | 睦車都「Fly high」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
まず、タイトルが読めない。シグルドリーヴァ。何度打ち込んでも一発で変換できないし、口に出すと毎回つっかえる。配信一覧をスクロールしていて指が止まったのも、半分は「これ何て読むんだ」という引っかかりだった。最初は北欧神話の難しいやつかと身構えて見始めたら、出てくるのは旧式のレシプロ戦闘機にまたがって柱と戦う女の子たちで、拍子抜けと同時に妙に気になってしまった。1話の時点では正直、設定の固有名詞に脳の容量を持っていかれて話が頭に入ってこない。ところが2回目に見ると、固有名詞のノイズが抜けたぶん、登場人物たちの「明日も生き残れる保証がない日常」のほうが先に目に入ってくる。そこでようやく、この作品が何をやろうとしているのかが少し見えた気がした。
明るく笑う食卓の隣に、いつも戦死者の席が空いている話
この作品は単なるミリタリー×美少女の組み合わせもの——ではある。でも何度か見返してわかるのは、軸にあるのが「戦果」でも「兵器」でもなく、消耗していく人間がどうやって日常を保つかという一点だということだ。神オーディンに力を与えられ、霊的な戦闘機で柱に挑むワルキューレたちは、画面の上では基地でじゃれ合い、飯を食い、くだらない言い争いをしている。けれどその明るさは、いつ欠けてもおかしくない椅子の周りで成立している明るさだ。長い戦争を生き延びてきた者ほど、笑い方が用心深い。
面白いのは、作品がそこを声高に「戦争は悲惨だ」と説教しないところだ。むしろ徹底して日常側に寄せてくる。基地のゆるい空気、整備や訓練の段取り、誰かの好物の話。だからこそ、終盤の展開で空席が現実になったとき、観ているこちらが「ああ、ずっとこれが怖かったんだ」と後から気づかされる。最終決戦が近づくという物語の構造そのものが、登場人物の頭上にずっと吊られていた重しで、彼女たちが必死に守っていたのは地球というより、明日も同じ食卓を囲める権利のほうだったんじゃないか。一見ちぐはぐに思えるコメディと戦死の同居は、欠点ではなく、この作品が選んだ生き残り方の描き方なのだと思う。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な空戦よりも、出撃前後の何でもないやり取りだった。井上麻里奈が演じる天塚弥生の、芯を一本通したような落ち着いた声。あれが基地全体の体温を決めている。普段は飄々としているのに、ここぞという場面でわずかに硬くなる声色の変化で、この人がどれだけのものを背負ってきたかが伝わってくる。上坂すみれの御厨・小町や、市道真央の駒込アズズが軽口を叩いて空気をかき混ぜるたび、その隣で弥生の表情が一瞬だけ大人のものに戻る。あの落差で泣きそうになった。
あと、堀江由衣の本庄・美智と、茅野愛衣のルサルカ・エヴァレス。明るい声と翳のある声、というベタな対比なんだけど、二人が同じ画面に並んだときの音の質感が良くて、序盤の何気ない会話のシーンを2回戻して聞いた。声優の芝居だけで「この二人は背景が違う」と納得させられる作品は、それだけで信用していい。
読んで見たくなったら——『戦翼のシグルドリーヴァ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 美少女×ミリタリーものの「日常パートこそ本体」だと思っている人
- レシプロ機やプロペラの作画・音にときめける人
- コメディと戦死が地続きになっている空気を、矛盾ではなく味として飲み込める人
- 堀江由衣・茅野愛衣・井上麻里奈あたりの声で芝居を聴き分けるのが好きな人
合わない人
- 固有名詞や独自設定の説明をきっちり積み上げてほしい人(序盤は情報量で振り落とされる)
- シリアス一貫か日常コメディか、トーンをどちらかに振り切ってほしい人
- 空戦アクションの密度と整合性を最優先で観たい人
次に見るなら
少女たちが旧式の翼で異形と戦う、という枠組みが好きならストライクウィッチーズ。ネウロイという脅威に対して飛ぶ構図はもちろん、基地の日常と出撃の緊張を行き来する呼吸がいちばん近い。本作の「食卓の明るさ」が好きならこちらも合うはず。
プロペラ機そのものに惹かれたなら荒野のコトブキ飛行隊。空戦の運動と音への執着が濃く、飛行機を撮ることへの本気度で殴ってくる作品。物語の温度は違うけれど、翼への愛で繋がっている。
戦う少女たちの群像と、その裏で進む消耗の物語を腰を据えて観たいならガールズ&パンツァー。ジャンルは戦車だが、チームで生き延びる感覚と、競技めいた緊張の奥にある真剣さは響き合うものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『戦翼のシグルドリーヴァ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。アニメ作品を幅広く取り扱う各サービスに対応しているため、ご自身の利用環境に合わせて選べます。気になった方は、これらの配信サービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『戦翼のシグルドリーヴァ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。アニメ作品を幅広く取り扱う各サービスに対応しているため、ご自身の利用環境に合わせて選べます。気になった方は、これらの配信サービスでチェックしてみてください。
