※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

PERSONA -trinity soul-
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | A-1 Pictures |
舞台は日本海沿いの綾凪市。十年前の「無気力症候群」による災害からの復興を目指して建設された未来都市である。高校生・神里真は、妹ジュンと共に、綾凪市警察の長である兄・凌と十年ぶりに再会する。その時、一連の奇妙な事件が発生し始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
舞台は日本海沿いの未来都市・綾凪市。十年前に発生した「無気力症候群」による災害からの復興を目指して建設されたこの街で、高校生・神里真は妹のジュンとともに、綾凪市警察を率いる兄・凌と十年ぶりの再会を果たす。穏やかな日常が戻るかに思われた矢先、人間が無気力状態に陥り命を落とす謎の連続事件が街を襲い始める。事件の背後には、心の力を具現化する「ペルソナ」と、そこに秘められた人々の記憶や絆が深く関わっていた。離れて暮らしてきた神里三兄妹は、それぞれの想いと向き合いながら、街を覆う事件の真相へと近づいていく。みどころ・魅力
① ゲーム『ペルソナ』を原案とした重厚な群像ドラマ
人気RPG『ペルソナ』シリーズの世界観を下敷きに、アニメオリジナルのストーリーが展開する。心の力「ペルソナ」を軸にしながらも、ミステリーとヒューマンドラマを丁寧に積み重ねる構成で、原作ファンも初見の視聴者も入り込みやすい作りになっている。② 神里三兄妹それぞれの心の物語
真・ジュン・凌の三兄妹が、離れて過ごした空白の十年と向き合いながら事件に巻き込まれていく。家族の絆と過去の傷を軸にした人間ドラマが物語の核となっており、キャラクターの内面描写に重きを置いた展開が見どころとなっている。③ 未来都市・綾凪市の幻想的な世界観
復興都市として描かれる綾凪市の近未来的な街並みと、ペルソナがもたらす超自然的な現象が織りなす映像美が印象的。SF・超自然・ミステリーの要素が混ざり合い、静かで物悲しい独特の空気感が作品全体を包んでいる。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 松本淳 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 武藤泰之 |
| 原案キャラデザ | 副島成記 |
| キャラクターデザイン | 石井百合子 |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 美術監督 | 鈴木路恵 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 北修平「Breakin’ Through」 |
| OP | フロー「Word of the Voice」 |
| ED | 北出菜奈「SUICIDES LOVE STORY」 |
| ED | 川村ゆみ「Found Me」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ペルソナといえばゲームしか触ってこなかった。深夜のベルベットルーム、コーヒーの湯気みたいな青、夜通しダンジョンを潜るあのテンポ。アニメ版があると聞いて、しかも「別物らしい」と耳に挟んで、正直うさんくさいと思いながら再生ボタンを押した。出てきたのは日本海沿いの綾凪市。十年前の災害から建て直された、雪の匂いがしそうな灰色の街だった。ゲームのあの祝祭感はどこにもない。あるのは湿った静けさだけ。最初に見たときは、はっきり言って地味だと感じた。事件は起きているのに、どこか遠い。手触りがない。2回目に見て気づいたのは、その「遠さ」こそが最初から狙われていたということだった。近づけないように作ってある。
ペルソナという力ではなく、「心を手放すことの値段」の話
この作品を「超能力で戦うミステリー」だと思って見ると、たぶん途中で置いていかれる。事件の謎解きとして見ると、テンポは遅いし、説明も親切ではない。でも軸をひとつずらすと急に像を結ぶ。trinity soulが延々と扱っているのは、十年前に街を襲った「無気力症候群」と、登場人物たちが振るうペルソナの力が、実は同じものの表と裏だということだ。どちらも「心を切り離す」現象なのだ。
感情を感じなくなる病と、感情を力に変える能力。一見正反対に見えるこの二つが、作中では地続きに描かれる。痛みを感じないために心を麻痺させるのか、痛みを抱えたまま力に変えるのか。その選択の差でしかない、と言わんばかりに。だから戦闘が派手に盛り上がるたびに、後味として残るのは爽快感ではなく、「これ、何かを支払っているな」という感触だ。
神郷三兄弟がそれぞれ違う形でその請求書を抱えているのが、この物語の背骨だと思う。警察組織のトップとして街を背負い、自分の柔らかい部分を早々に凍らせた長兄・諒。子安武人の、底に冷たい板を一枚敷いたような芝居が、この「凍らせた人」をぞっとするほど成立させている。優しさと拒絶を同じ声で出せる人だ。十年前を取り返そうとする弟、何も知らずに巻き込まれていく弟。家族というのは、いちばん近くで他人の心を見てしまう関係だから、心を手放す病の話と相性が悪いはずがない。単なる超常バトルではなく、感情を持ち続けることのコストを延々と計算している作品なのだ。
特に刺さったシーン
いちばん覚えているのは、戦いの最中ではなく、その後の沈黙のほうだ。終盤、ある人物が自分の選択の重さに気づいてしまう展開があって、画面が動かない時間が長い。BGMも引いていく。その静けさのなかで、沢城みゆきが演じる末弟・洵の声がふっと細くなる瞬間がある。子どもの無邪気さと、その下にある底知れない不穏さを、同じ一言で出してくる。最初に見たときは聞き流していたのに、2回目で背筋が冷えた。
岡本信彦の主人公・慎も良かった。十年ぶりに兄と再会した居心地の悪さ、踏み込みたいのに踏み込めない距離感を、声の力みと抜けで描き分けてくる。あと地味に効いているのが緑川光の真田明彦で、出てくると場の温度がきちんと変わる。派手な見せ場で泣かせにくる作品ではない。むしろ、戦いが終わった後に誰も何も言えなくなる、あの間の取り方にこそ作り手の本気がある。思わずもう一度巻き戻した。
読んで見たくなったら——『PERSONA -trinity soul-』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テンポより空気で語る、湿度の高いアニメが好きな人
- ゲームのペルソナとは違う顔を、別作品として受け入れられる人
- 派手なバトルの裏にある喪失や代償を読み取るのが好きな人
- 兄弟・家族の距離感をじっくり描く物語に弱い人
合わない人
- 毎話きれいに謎が解けて前に進む、爽快な展開を求める人
- ゲーム版そのままのキャラやノリを期待している人
- 説明を待たされる序盤の遅さに耐えられない人
次に見るなら
同じシリーズの別の顔を見たいならペルソナ4 the ANIMATION。trinity soulの湿った静けさとは正反対の、明るくて速いお祭り感で、ゲームのテンションに近いのはこっち。落差を味わうと両方の良さが立ってくる。
街そのものが事件の主役になる空気が好きなら東のエデン。社会の不安と個人の記憶を絡めた都市ミステリーで、謎をすぐ解かずに不穏さを引っぱる呼吸が近い。
心や記憶の境界が揺らぐ感覚に惹かれたならブギーポップは笑わない。超常と思春期の危うさを抑えたトーンで描く点で、trinity soulの後味とよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『PERSONA -trinity soul-』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Huluの4つの配信サービスで視聴することができます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがある方はそのまま楽しめます。これから視聴を始める方は、月額料金や無料体験の有無など、ご自身に合ったサービスを選んで視聴するのがおすすめです。