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厨病激発ボーイ (TV)
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 11話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Studio DEEN |
転校生の水樹聖は、新しい学校で中二病に悩む少年たちと出会う。ヒーローを目指す野田、2次元の女の子しか好きでないオタク高島、天使か悪魔の生まれ変わりだと主張する中村、そして自称ストリートファイターなど、個性的な少年たちとの関わりを通じて、彼女の高校生活が展開していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
転校生の水樹聖が新たに通うことになった高校には、なぜか「中二病」をこじらせた個性的な少年たちが集まっていた。正義のヒーローを目指す野田、2次元の女の子しか愛せないオタクの高島、自らを天使か悪魔の生まれ変わりと信じる中村、そして自称ストリートファイターなど、クセの強い面々ばかり。彼らの暴走気味な言動に振り回されながらも、聖の新しい高校生活は思わぬ方向へと転がっていく。誰もが一度は通ったかもしれない”痛い”妄想を、テンポのよい掛け合いで描いた、笑って共感できる学園コメディだ。
みどころ・魅力
① 共感必至の”中二病”キャラ図鑑
ヒーロー願望、2次元至上主義、前世の記憶——誰もが一度は夢見た(かもしれない)痛々しくも愛おしい妄想を、極端に振り切ったキャラクターたちが体現します。彼らの言動はツッコミどころ満載ですが、どこか憎めず、思わず自分の過去を重ねて笑ってしまうはず。中二病という普遍的なテーマを愛情たっぷりに描いた点が最大の魅力です。
② テンポ抜群の掛け合いとツッコミ
笑いの中心は、暴走する少年たちと、それに冷静に(時に振り回されながら)ツッコむ水樹聖との掛け合い。ボケとツッコミのリズムが心地よく、次々と繰り出されるネタが息をつかせません。深刻になりすぎず軽快に進むテンポ感は、肩の力を抜いて笑いたいときにぴったりの一本です。
③ サクッと観られる気軽さ
1話完結に近いショートコメディ形式で構成されており、まとまった時間が取れなくても気軽に視聴できるのが嬉しいポイント。日常系×コメディならではの安心感で、疲れた日の息抜きや作業のおともにも最適です。難しい設定を覚える必要がなく、どの回から観ても楽しめる間口の広さも魅力といえます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 市川量也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 後藤みどり |
| キャラクターデザイン | 松浦有紗 |
| 音楽 | TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND |
| 美術監督 | 秋葉みのる |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 水上高校ヒーロー部「厨病激発ボーイ」 |
| OP | 「[Kazuhiro Nakamura (Hideaki Kabumoto), Yamato Noda (Daiki Yamashita), Tomoki Takashima (Shuugo Nakamura), Rei Tsukumo (Junya Enoki), Futaba Mikuriya (Rikuya Yasuda)]」 |
| ED | 中村シュンゴ「Here comes The SUN」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
名前だけは知ってた。中二病もの、というラベルだけ頭にあって、正直そんなに身構えずに再生した。一話目、転校生がドアを開けた途端に「天使か悪魔の生まれ変わり」を名乗る男が出てきて、ああこういう温度ね、と一回画面から目を離しかけた。でも妙に切れない。一周目は笑い飛ばして終わったのに、二周目で気づいたのは、この連中、誰ひとり設定を引っ込めないということだった。普通こういう話は、どこかで「実は普通の子でした」みたいな着地を用意するでしょう。それがない。最初は寒いと思ったノリが、見返すたびに少しずつ愛おしくなっていく。そういう作品だった。中二病という鎧を、最後まで脱がせない話
中二病ものというジャンルには、たいてい「卒業」の影がつきまとう。痛い設定はいつか恥ずかしい思い出になって、大人になるための通過儀礼として処理される——そういう物語の型がある。でもこの作品は、そこに乗らない。ヒーローを目指す野田は最後までヒーローを目指しているし、二次元の女の子しか好きじゃない高島は諦めないし、天使か悪魔かでもめている男はずっと自分の出自を疑っていない。誰も矯正されない。 これは単なる中二病コメディではなく、設定を「鎧」として肯定する話だと思っている。彼らが大げさな名乗りや必殺技めいた仕草を繰り返すのは、現実が怖くないからじゃない。むしろ逆で、教室という閉じた場所でどう振る舞えばいいか分からないから、まず鎧を着る。その鎧が滑稽であればあるほど、内側にいる素の不安が透けて見える。 転校生の彼女が面白いのは、その鎧を剥がそうとしないところだ。普通のヒロインなら「素直になりなよ」と言いそうな場面で、わりと平然と中二設定に付き合う。ツッコミはするけれど、否定はしない。その距離感が、この作品の体温を決めている。笑っていいんだけど、馬鹿にはしていない。痛さを笑いながら、その痛さがその子の必死さの形だと分かっている。だから二周目以降、笑いの後にちょっとだけ寂しさが残る。鎧を脱いだ先に何があるのか、この作品はあえて見せないまま終わる。それでいい、と思った。特に刺さったシーン
序盤の、野田大和が大真面目に「ヒーロー」を名乗って空回りしていく一連の流れ。山下大輝の声が、本気と照れの境目をすごく細かく行き来していて、声だけで「この子、自分でも薄々ダサいと気づいてる」のが伝わってくる。あの寸前で止まる感じ、うまい。思わず画面に向かって「がんばれ」と言いたくなった。 九十九零まわりも好きだ。榎木淳弥が飄々とした掴みどころのなさを乗せてくると、場面の温度が一段すっと下がる。聖瑞姫を演じる赤﨑千夏は、呆れと優しさを同じトーンで言い切るのがよくて、そのフラットさが連中の暴走を受け止める土台になっている。そして地味に効いているのが津田健次郎のおっさん役で、あの低い声がワンカット入るだけで散らかった場面がぴたっと締まる。終盤の展開で増田俊樹の生徒会長が本気を出す瞬間があって、そこで自分の姿勢が思わず正されたのを覚えている。読んで見たくなったら——『厨病激発ボーイ (TV)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 中二病設定を「卒業させる」物語に飽きた人
- 短い尺でテンポよく転がる笑いが好きな人
- 声優の細かい芝居を聴き分けるのが楽しい人
合わない人
- 痛いノリそのものが生理的にきつい人
- 明確なストーリーの起伏・成長譚を求める人
- ギャグの温度が低いと物足りなく感じる人
次に見るなら
中二病でも恋がしたい!——設定を抱えた子たちの可笑しさと切なさを同時に描く手つきが近い。あっちはもう少し恋愛と痛みに踏み込むけれど、鎧の内側を覗く感触は地続きだと思う。 男子高校生の日常——ストーリーより会話のテンポで押していく作りが好きならこっち。中身のないことに全力、という気質がよく似ている。 斉木楠雄のΨ難——濃すぎる設定を背負った連中が、それを抱えたまま日常を回していくバランス感覚。短い呼吸で笑いを差し込んでくるテンポも近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「厨病激発ボーイ」は、dアニメストアおよびHuluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。どちらも見放題の対象なので、プランに加入していれば追加料金なしで一気見も可能です。中二病コメディが気になる方は、お好みの配信サービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「厨病激発ボーイ」は、dアニメストアおよびHuluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。どちらも見放題の対象なので、プランに加入していれば追加料金なしで一気見も可能です。中二病コメディが気になる方は、お好みの配信サービスでチェックしてみてください。

