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ハイスコアガールEXTRA STAGE
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
高い実力を持つゲーマー・小春は、大会で優勝を目指して練習を続けている。一方、主人公・勇介と小春の関係は深まっていく。ライバルたちとの激しい対戦を通じて、勇介は自分の実力の限界に直面する。やがて勇介は新たな決意を胸に秘め、小春との絆を深めながら、ゲームの世界で成長していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
1990年代、ゲームセンターに入り浸る少年・矢口春雄(ハルオ)を中心に描かれる青春ラブコメ。本作「EXTRA STAGE」は、テレビアニメ本編で語りきれなかったエピソードを補完するOVAです。格闘ゲームに明け暮れるハルオと、寡黙なゲームの天才・大野晶、そしてハルオに密かに想いを寄せる日高小春。3人の距離は、白熱した対戦と何気ない日常を重ねるなかで少しずつ変化していきます。懐かしのアーケードゲームを背景に、不器用な恋心とゲームへの純粋な情熱が交差する、ノスタルジックな物語が展開します。
みどころ・魅力
① よみがえる90年代ゲームセンターの空気
薄暗い店内に響く対戦の喧騒、筐体に並ぶプレイヤーたち——本作最大の魅力は、80〜90年代アーケード文化の徹底した再現にあります。当時を知る世代には強烈なノスタルジーを、知らない世代には新鮮な異世界の景色を届けてくれます。
② ハルオ・晶・小春、三者三様の距離感
言葉ではなくゲームの対戦を通じて心を通わせるハルオと晶、そして真っ直ぐに想いを募らせる小春。セリフの少ない晶の表情や仕草に宿る感情の機微こそ、本シリーズが愛される理由。本編の隙間を埋めるEXTRA STAGEならではの掘り下げが光ります。
③ ゲームへの愛とリスペクトに満ちた演出
登場するゲームの数々は、当時のプレイヤーが思わず膝を打つほど丁寧に描かれています。勝負にかける真剣な眼差しと、ゲームを純粋に楽しむ少年少女の姿が、コメディとドラマを絶妙なバランスで結びつけています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 山川吉樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| キャラクターデザイン | 桑波田満 |
| 音楽 | 下村陽子 |
| 美術監督 | 鈴木朗 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | sora tob sakana「New Stranger」 |
| ED | やくしまるえつこ「放課後ディストラクション」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編が好きだったから、という以上の理由はなかった。EXTRA STAGEは「番外編」と銘打たれているわりに、外伝のつもりで再生するとちょっと面食らう。TVシリーズの第1期と第2期のあいだに落ちていた時間を、丁寧に拾い直すような3本だからだ。位置づけとしては外伝より補完で、本編を見ていないと半分も入ってこない。最初は「どうせおまけだろ」と高をくくっていたら、感情の比重が思っていたより重くて、結局もう一度本編を頭から流してから見直すことになった。2回目で気づいたのは、ここで描かれているのが主役カップルの進展というより、その横で置いていかれていく側の時間だということ。レトロゲーの懐かしさで釣っておいて、刺してくるのはそこじゃない。
言葉にできる想いほど、なぜか遠くまで届かない
この作品の恋愛は、ほとんどがゲーム筐体の前で進む。片方は気持ちを口にしない。苛立てば殴るし、嬉しければ画面の向こうで勝つ。台詞でやらないことを、レバーとボタンで全部やってしまう。対戦が会話で、勝敗が返事だ。90年代のゲーセンという、無口な人間でもなんとか他人とつながれた場所が、そのまま二人の言語になっている。
EXTRA STAGEがいやらしいのは、その横にもう一人、ちゃんと言葉で「好き」と言える子を立たせていることだ。声に出せる、伝えられる、行動もできる。普通に考えたらそっちが強い。なのに作品は、はっきり言える側のほうがじわじわ後退していく構図を、責めるでもなく淡々と映す。ことばにできる想いほど、相手のなかでは順位が動かない。この理不尽を、誰も悪役にせずに描くのがしんどい。
だからこれは、単なるレトロゲー懐古ラブコメではなくて、「自分の気持ちをどの言語で伝えるか」という話なんだと思う。殴ることでしか喋れない人間と、ちゃんと喋れてしまう人間。どっちが幸せかなんて誰にも言えない。本編の続きとしてこの3本を見ると、勝ち負けの裏でずっと一人分の時間が静かに削られていたことに、遅れて気づかされる。EXTRA STAGEはその一人分を、本編が拾いきれなかった分まで拾いにきている。
特に刺さったシーン
序盤、なんてことない対戦のシーンで手が止まった。台詞はほとんどない。なのに、レバーの入れ方ひとつで「今この子が何を考えているか」が伝わってくる作りになっていて、ああこれは会話なんだと改めて思い知らされる。沼田を演じる中村悠一が、ここでくだらないことを真顔で言うのがいい。バカなことを言っているのに、結果として核心を素通りで突いてくる。あの軽さがないと、この作品の湿度は重すぎて見ていられない。
もう一つは終盤、高田馬場サガットが絡む対戦まわり。鈴村健一の声が乗ると、ただのライバルキャラがちゃんと「越えなきゃいけない壁」の手触りになる。勝ち負けそのものより、勝った後・負けた後に誰がどんな顔をするかでこっちの心臓を掴んでくる。派手な見せ場ではないのに、2回目で泣きそうになったのはこっちだった。
読んで見たくなったら——『ハイスコアガールEXTRA STAGE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズの第1期を見終えて、あの空気をもう少し浴びたい人
- 90年代のゲーセンの匂いに、勝手に記憶を引きずり出される世代
- 言葉にしない感情のやりとりを、行間ごと読むのが好きな人
- 報われるとは限らない三角関係の切なさに、ちゃんと耐えられる人
合わない人
- 本編未見でいきなりここから入る人(確実に置いていかれる)
- テンポの速い、わかりやすく甘いラブコメを求めている人
- レトロゲーのネタや当時の固有名詞にまったく引っかからない人
次に見るなら
からかい上手の高木さんが好きなら、こっちもいける。勝った負けたのやりとりがそのまま「好き」の言い換えになっている関係性で、口に出さない分だけ距離が縮まっていく感じが近い。じれったさの質が似ている。
三角関係の痛みのほうに反応したならとらドラ!。誰も悪くないのに誰かが必ず割を食う、あの青春ラブコメ特有の理不尽を、コメディの皮で包みながら最後まで描き切る。置いていかれる側の時間に弱い人ほど効く。
ひとつの「好き」に人生まるごと張る熱量に惹かれたならげんしけんもおすすめ。サブカルチャーへの偏愛を、笑いながらも本気で肯定してくれる。ゲームが他人とつながる言語になっていたあの感覚と、地続きの話だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ハイスコアガールEXTRA STAGE」は、dアニメストア、Netflix、Huluの3つのサービスで視聴できます。アニメ作品を豊富に揃えるdアニメストアはもちろん、NetflixやHuluでも配信されているため、普段お使いのサービスでそのまま楽しめます。本編とあわせて視聴すると、より深く物語の世界に浸れます。
よくある質問
まとめ
「ハイスコアガールEXTRA STAGE」は、dアニメストア、Netflix、Huluの3つのサービスで視聴できます。アニメ作品を豊富に揃えるdアニメストアはもちろん、NetflixやHuluでも配信されているため、普段お使いのサービスでそのまま楽しめます。本編とあわせて視聴すると、より深く物語の世界に浸れます。


