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2019

ハイスコアガール II
★ 3.9 / 5.0コメディドラマラブコメ
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 9話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
90年代のゲームセンターを舞台に、格闘ゲーム好きの矢口春雄と、無口なお嬢様・大野晶、そして日高小春との間で揺れる恋模様を描くラブコメディです。ゲームを通して成長していく少年少女たちの友情と恋が、懐かしのゲームと共に繊細に描かれます。春雄と晶、小春の三角関係の行方が物語の核心となります。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
1991年、ゲームセンターで出会った矢口春雄と大野晶。格闘ゲームを通じて少しずつ距離を縮めてきた二人だが、晶はアメリカ留学のため日本を離れてしまう。前作から続く物語の後半戦となる本作では、成長した春雄が晶の帰りを待ちながら、自分の気持ちと向き合っていく。一方、春雄に想いを寄せる日高小春の存在も加わり、三人の関係は新たな局面へ。懐かしのアーケードゲームを背景に、不器用な少年少女たちの恋と友情のゆくえが、ひとつの結末へと描かれていく。みどころ・魅力
① 完結編としての三角関係の決着
前作で揺れ動いていた春雄・晶・小春の関係が、ついに結末を迎えます。言葉数の少ない晶、まっすぐな小春、そして鈍感ながらも成長する春雄。それぞれの想いが交差し、もどかしくも温かい青春のクライマックスへと収束していく展開は必見です。② 90年代ゲーセン文化の徹底再現
ストリートファイターII をはじめとする実在の格闘ゲームが多数登場し、当時のゲームセンターの熱気を細部までリアルに描き出します。ゲームを通じて心を通わせる演出は本作ならではの魅力で、当時を知る世代には強い郷愁を呼び起こします。③ セリフに頼らない感情表現
無口な晶の心情を、表情やゲームのプレイスタイル、わずかな仕草だけで伝える繊細な演出が光ります。言葉にできない想いをアクションで表現する手法は本作の真骨頂で、観る者の想像力を刺激し深い余韻を残します。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山川吉樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| キャラクターデザイン | 桑波田満 |
| 音楽 | 下村陽子 |
| 美術監督 | 鈴木朗 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | sora tob sakana「flash」 |
| ED | やくしまるえつこ「アンノウン・ワールドマップ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見たのがいつだったか、正直もう思い出せない。配信で流れてきて、なんとなく1話を点けたら止まらなくなったクチだ。だから続きのこれも「まあ続きだし見るか」くらいの軽さで再生ボタンを押した。で、序盤の数話でぜんぶ戻ってきた。あの90年代のゲーセンの、湿った熱気みたいなものが。2回目に見返して気づいたのは、最初に見たとき自分が物語より先に、背景に並んだアーケード筐体のほうに目を吸い寄せられていたことだった。話がどう転ぶかより先に「この台あったわ」が来る。そういう作品の見方をさせてくる時点で、もう負けている。1期がよかったのは覚えている。覚えているのに細部はあいまいで、その「あいまいなまま懐かしい」感じごと、この続きはちゃんと拾い直してくれた。言葉を持たない子が、レバーとボタンで喋る話
これをラブコメだと思って見ると、たぶん半分しか入ってこない。三角関係はもちろん物語の幹なんだけど、この作品がずっとやっているのは「言葉でうまく喋れない人間が、別の回路で意思を通わせる」ことの観察だと思う。大野晶は喋らない。喋らないけど、彼女の言いたいことはコントローラーを握った瞬間に過剰なくらい伝わってくる。怒り、執着、好意、ぜんぶが入力として出てくる。逆に矢口春雄のほうは口数だけは多いのに、肝心なところは一手も出せない。喋れる側が黙り込み、喋れない側がボタンで叫ぶ。この非対称がこの作品の背骨だ。 格ゲーって、本来は相手を倒すための装置でしかない。それをこの物語は「言葉の代わり」に作り替えてしまう。台を挟んで向かい合うことが、そのまま向き合うことになる。だから晶が春雄に何かを伝えたいとき、彼女はセリフではなく一本の昇龍拳で語る。そしてそれが、下手な告白よりよっぽど雄弁に響く。続きであるこの作品では、その「通じてしまう」距離が逆に二人を苦しめ始める。通じるからこそ、通じない部分の輪郭がはっきりしてくる。単なる懐ゲー礼賛でも、ノスタルジーの切り売りでもなくて、コミュニケーションが下手な人間の不器用な誠実さを、90年代のゲーセンという閉じた箱の中で煮詰めて見せている。だから刺さる。喋るのが下手な人間には、特に。特に刺さったシーン
この作品のいいところは、春雄の脳内で対戦相手のキャラクターがいちいち喋り出すところだ。彼が追い詰められると、画面の向こうのガイルやザンギエフが当然のような顔で説教してくる。安元洋貴のガイルが妙に渋い声で正論を吐き、三宅健太のザンギエフが図体に見合った低音でずしりと釘を刺す。あの「ゲームの中の存在に怒られている」という馬鹿馬鹿しさが、春雄の追い詰められ具合を笑えるのに切実に伝えてくる。脳内会議のキャスティングが本気すぎるのだ。 人間側だと、伊藤静が演じる業田萌美の、距離感をわざと崩してくる喋り方が好きだった。植田佳奈の遠野麗子も、ツンとした芯の通し方が場面を締める。興津和幸の宮尾光太郎が出てくると空気が一段大人になる。終盤、晶が言葉ではどうしても言えなかったものを、ボタン一つに込めて出してくる展開で、思わず画面に近づいてしまった。喋らない子の沈黙に、これだけ音と間で意味を持たせられるのかと唸った。読んで見たくなったら——『ハイスコアガール II』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 90年代のゲーセン・アーケード筐体に少しでも触れた記憶がある人
- 言葉で気持ちを伝えるのが下手で、それでも誰かと通じたいと思ったことがある人
- ラブコメの皮をかぶった、不器用なコミュニケーションの物語が好きな人
- 1期を見て「続きどうなった?」と心のどこかに引っかかっている人
合わない人
- 恋の進展がスパッと早く進むテンポを求めている人
- 格ゲーやレトロゲームの固有名詞にまったく興味が湧かない人
- ヒロインが終始無口なことに物足りなさを感じてしまう人
次に見るなら
不器用な三角関係の引きずり合いにやられたなら、とらドラ!。距離が近すぎて素直になれない人間たちの話で、刺さる場所がかなり近い。共通の趣味が言葉の代わりになる感じが好きなら、ヲタクに恋は難しい。好きなものを挟んでしか向き合えない大人たちの、面倒で愛おしい恋を描いている。喋るのが下手な少年少女の、もどかしいほど誠実な初恋を見たいなら月がきれい。言葉にならない感情を間と表情で持たせる作りが、この作品と地続きだ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ハイスコアガール II」は、dアニメストア、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。複数の主要な配信サービスで取り扱いがあるため、ご自身が利用中のサービスで気軽に楽しめます。前作から続けて一気に視聴したい方にもおすすめできる充実した配信環境です。